見出し画像

【プランナー・アキさんに訊く!】新規ゲームタイトルってどう作ってるの?

f4samurai、プランナーのアキです。
僕はゲームや新規事業のプランナーとして働いているのですが、新卒研修にも関わっています。
今日は新卒向けの会社説明会でよく質問を頂く「新規タイトルってどういう体制で作っているの?」という疑問にお答えしていきたいと思います。
ゲーム会社への就職に興味のある学生さんにとってゲーム開発現場は未知の領域ですよね。
この記事を通じて、ゲーム開発現場のイメージができれば非常に幸いです。

あわせてよろしければ僕のインタビューもご覧ください。

f4samuraiでは現在4タイトルのスマートフォンアプリを運営していますが、同時に2本の新規タイトルも始動しています。開発中につき具体的な内容は控えつつも、実際の新規開発タイトルの状況も添えながら、「f4samuraiがどのように新規プロジェクトを生み出そうとしているのか」をお伝えします。

新規プロジェクト始動は社員旅行でお披露目されました

f4samuraiでは珍しく立ち上げ時から多くのスタッフが参画している新規タイトルチーム。
各セクションがそれぞれの役割で動き出しています。
いまは大きく5つのチームに分かれて開発を行っています。
5つのチームが情報共有をして、それぞれの視点で意見を出しあい、改善しながら開発を進めていきます。

■プランナーインゲーム設計チーム
インゲームとは実際にプレイするゲーム部分の事。バトルなどですね。
お客様が最初に触れるゲームの顔ともよべる部分なので、殆どのプロジェクトがインゲームのプロトタイプ制作から始まります。私たちも同じ手法ですが今回はゲームの面白さの他、描画負荷や量産体制等も意識しながら制作が進んでいます。
プランナーが考案した企画をエンジニアメンバーと協力して開発し、実際に手元でプレイできる状態にしてから、チーム全員でプレイし、意見を出し合いながらアップデートを繰り返していきます。

皆で意見を出し合いながらプロトタイプ開発が進みます

■プランナーアウトゲーム設計チーム
キャラの育成やストーリー、イベントや課金要素等を構成する部分をアウトゲームといい、お客様がより深くゲームにハマっていただく要素です。我々f4samuraiが最も大切に考えている部分で、ずっと遊び続けてもらえるようにリリース後の数年先をイメージした楽しみ方についても話し合いを重ねています。

日々議論!議論!議論! どうしたら長く楽しんでもらえるか・・・

■UIチーム
企画内容から画面を洗い出し、各画面のイメージを作成しています。本作のイメージに合うデザインパターンを作成したり、ストーリーシーンなどの見せ方やバトル時のボタンデザインなども検討中。figmaを使いながら様々な提案をしてくれています。弊社UIチームリーダーのOさんがnoteで発信していますので、良ければこちらもご覧ください。

デザイナーの提案をもとにイメージを固めていきます

■シナリオチーム
ストーリーの方向性や独自要素などを原作側と綿密に相談しています。
私たちf4samuraiは作品をお借りする立場です。誰にも負けない原作愛をもって真剣に向き合っています。私たちの強みともいえるシナリオチームの心構えはこちらでも語らせてもらっています。

世界観の構築はf4samuraiの強みの一つです

■開発基盤チーム
新規の大規模開発に備えサーバーや開発基盤周りも準備中です。新規開発スタイル相談会が頻繁に行われていまして、新たな開発スタイルにも積極的に挑戦しています。詳しくは弊社のエンジニアブログもご覧ください。

試行錯誤の毎日ですが、出来上がっていく様は楽しいですね!

これらのチームが分業をしているわけではなく、協力しながら開発を進めています。
例えば、「プランナーインゲーム設計チーム」が仕様を作成し、その仕様を基にして「プランナーアウトゲーム設計チーム」がゲームサイクルを考案します。また、「プランナーインゲーム設計チーム」と「プランナーアウトゲーム設計チーム」が立案した企画を基にして、「UIチーム」は作品のデザインコンセプトを考え、デザインに反映させていきます。「開発基盤チーム」では、各チームが作品を表現する中で技術的に実現するための仮説を立て、検証を重ねて進めています。

開発はまだまだ初期段階です。
ユーザーさんに”ワクワク”を届けられるように開発を頑張っていきます。

この記事を通じて、少しでもゲーム開発現場について知っていただければ幸いです。
お読み頂き有難うございました。
今後もf4samuraiで日々取り組んでいることをお伝えできればと思います。


▼ f4samurai Recruitサイト
f4samuraiでは、一緒に働くメンバーを積極採用中です!
「まずはちょっと話を聞いてみたい」というご相談も歓迎いたします。

▼おすすめ記事


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?