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え? 私もロケテからの春香Pを名乗っていいんですか? ~ツアマスロケテレポ~

1.はじめに

 ミリシタにLegend Girls!!が来ますね。
 どうも、春香・エレナPのそにっぴーです。春香Pです。はい。そういうことです。頑張りましょう。はい……。

 それはさておき。

 開発中のアーケードゲーム「アイドルマスターツアーズ」(以下ツアマス)のロケテストに当選しました。周囲の反応を見る限りはけっこうなラッキーだったみたいです。ありがたい話ですね。
 既に詳細なレポートやアドバイスが数々アップされていますが、レポなんてなんぼあってもいいですからね。私なりに感じたこと、そしてロケテ後のアンケートに書いたことをまとめていきたいと思います。
 あまりレポートを意識して写真を残したわけではないので、あまり詳細なレポは期待しないでくださいますと幸いです。なんなら楽曲プレイ中の写真・動画ぜんぜん無いです。私のパッションマシマシにしておきますので許してください。

2.レポート

2-1.プレイ前

 2023年5月26日、金曜日。ちょうどよく有休を使って休めるタイミングだったので、ゴーゴーカレー(金沢カレー。電波感傷のイベントお疲れ様でした)を食べつつロケテ会場であるnamco秋葉原店へと向かいました。

チキンカレー小(脂身苦手なので)

 ロケテの会場は3階の音ゲーコーナーです。

「ファースト」ということは、今後も改善版でロケテができるかもしれませんね

 私は13時~の回だったのですが、受付が12:30~50とのことだったので早めに受付を済ませました。事前にスタッフの方が丁寧に説明してくださるので安心です。プレイ方法が載っているインターネットページのQRコードリンクも提示してくださいます。
 時間になると席に通され、しばらく待機になりました。namco秋葉原で用意された筐体は3つでした。1人につき20分枠をとっているとのことなので、1時間で9人、実施時間は10時間なので1日90人です。実施日は4日あるので、秋葉原で計360人です。リリイベとかと同じくらいの競争率だったのでしょうかね。改めて当選のありがたみに感謝します。
(参考:ロケテスト情報 | アイドルマスター ツアーズ 公式サイト【ツアマス】【アケマス】 (bandainamco-am.co.jp)

 これが肝心の筐体です。あまりゲーセンの音ゲーをやらないので、見たことのないスライダーにビビっていました。グルコスしか分からない。

 ツアマスの"TOURS"は、"TO YOU RADIANT SMILE"の略という扱いみたいです。「あなたに、輝く笑顔を」的な?(英弱)このタイトルも今後ストーリー等が実装されたらいい感じに回収してほしいですね。

 カードを集めて遊ぶ系のゲームも大昔にムシキングをやったくらいでほとんどなかったのですが、ちゃんとカードポケットがありました。ただ、プレイ中カードの準備でわたわたしたので、ロケテでもスムーズにプレイしたい方はカードフォルダとかを持ってきたほうがいいかもしれません
 スキャンはカードイラストを表にするよう指示がありました。逆だと読み込みませんでした。人の言う事はききましょう。
 また、写真左下に”@”を模したロゴがあります。筆跡の先に飛行機が描かれておりオシャレです。

2-2.プレイ開始!

ぶっちゃけあまり写真撮ってない……

 メニューで「通常プレイ(だったかなあ)」を選択し、1プレイ200円を投入するとカードが1枚排出されてゲームが始まります。選択できないメニューの中に店内協力プレイ的なものが見えたので、遊び方はまだ色々ありそうです。
 次に楽曲を選択します。ロケテで遊べるのは『THE IDOLM@STER』『なんどでも笑おう』の2曲です。曲を選んだら難易度選択。「ルーキー」「ベテラン」「エキスパート」の他に、音ゲーをしない「フリー」がありました。
 私が今回選んだのは下記のとおりです。

  •  1回目:歌マス(ルーキー)

  •  2回目:歌マス(エキスパート)

  •  3回目:なんどでも笑おう(フリー)

 次にステージを選択します。ロケテでは次の3つが選べました。

会館ステージ
CLUBスクエア
カレイドパビリオン

 そしてアイドルを選択し(写真なし)、衣装やアクセサリーを選択します(写真なし)。いやどんだけ写真撮れてないのよ。
 衣装・アクセはスキャンした後に全員に同じものを付けるボタンが出てきますので、1枚持っていればお揃いにできます。

 また、「サポートカード」や「SPアピールカード」を読み込むこともできます。ぶっちゃけSPアピールのやり方はわかりませんでした。左のスイッチ押さなきゃいけなかったのかな、とこれを書いている今気づきましたが……。

 何回目かのプレイでこのようにカードが揃ってきます。SPアピールカードは3人のスキルのうち1つを置き換える形ですね。センターの春香さんがどっかいっちゃった? と一瞬焦りました。

かわいい

 Twitterにたくさん動画も上がっていますが、このあとにハイタッチが待っています。違うプレイの画像なので衣装が急に物々しくなります。

手のマークが出たので
ハイ、ターッチ! そこはおでこだけど。
後から春香も、イエイ!

2-3.ライブ開演

 肝心のプレイ中の写真ですが……。動画を回してると思ったら、写真でした……。あほ。
 (たぶん)スタマス譲りの美麗なグラフィックは、目の前の大きな画面も相まってなかなかの迫力があります。もっとも、慣れない形式の音ゲーをプレイしてる私にそれを楽しむのは難しかったわけですが……。

 これは1回目に選んだ最も優しい「ルーキー」レベルのリザルトです。それでも慣れないスライダーに苦戦し、そこそこのミスをしています。

 これは2回目に選んだ最難関「エキスパート」のリザルトです。ボロボロです。でも慣れてる人には密度が物足りないかもしれません。

 ロケテ時点での音ゲー部分の感想なのですが、右手のボタンが降ってくるタイミングと左手でスライダーを動かすタイミングがある程度まとまっているので、過度に混乱することはありませんでした。慣れだと思います。
 ただ、スライダーを上下に動かしたあとに他の指で少し動かしてしまい、真ん中らへんに来てしまって「あれ? これは次『上→下』だっけ? それとも『下→上』だっけ?」と混乱することが多かったです。これでかなりのノーツを落としました。スライダーはもう少し抵抗が大きくてもいいかもしれませんが、どうなんでしょう。

虚無

 3回目のプレイは「フリー」にしたので映像やボタンでの演出を楽しむことができました。前述のとおり何も撮れていませんでしたが……
 カメラワークは各アイドルにフォーカス可能なうえ、アイコンを再度タッチすることでズームもできます。そこそこ直感的で分かりやすいと思います。

 この写真はプレイ前のデモ映像ですが、このようにボタンでエフェクトを出せます。バラード寄りの『なんどでも笑おう』で業火のごとく炎を上げることもできます。照明のオン・オフなんかは、ステージそのものを操っている感があってめっちゃ楽しかったです。
 ボタン自体にエフェクトを印字してくれると親切だなあと思いましたが、そうせずにエフェクト自体も今後変えられるようになってもいいかもしれませんね。

 写真撮影ボタンを押すと、このように6枚まで写真を残すことができます。アケマスみたいですね。
 ただしこの仕様、6枚目以降は撮影無効になってしまいます。あとから優先したいショットが出てくるかもしれませんし、6枚目以降は古い写真を上書きする仕様の方が正直ありがたいです。

こういう作業で性格が出る

 選択した写真はQRコードでダウンロードできます……が、私のスマホ(Xperia1Ⅲ)ではなぜかページが開けませんでした。ちょっとこのあたりの仕様は詳しくないのですが、成功している方もいらっしゃるので、機能自体は生きていると思います。

2-4.ライブ後

 さて、ライブの後はやっぱり労いのコミュニケーションですよね。

 それにしてもガーリーなツアマス春香の私服。本当にかわいいです。かわいすぎてこれを見れただけでツアマスに合格印を押しました。
 襟付きのジャケットは、色は違えど無印の春香を思い起こさせます。

のヮの

 やり取りはアイドルごとに用意されているのですが、つい3プレイとも春香を選んでしまいました。あほ。
 一言二言で終わり、ではないので、皆さん機会があれば他のアイドルとのやり取りも楽しんでみてください。
 ただ、現状だとボイス無しで立ち絵が動くだけなので、今後どのようにしてこのあたりの深みを増していくのかは注目です。

 ここだけ切り取るとクッソ怪しい発言である。
 全貌はネタバレになると思うので、ブログ末尾におまけとして掲載します。

 最後に追加カード購入ができます。ロケテ時は100円/枚で、コイン投入ごとにカードが排出されます。排出中は次のコインを投入するのは待ったほうがよさそうです。排出カード自体は複数枚まとめて取り出しても大丈夫です。「○枚投入でRカード(だったかな?)確定」的な表示がありました。ガシャガシャ貢ぎましょう。

2-5.獲得カード

 さて、今回私が獲得したカードはこのようになりました。全て事前に公開されていたカードでした

撮影:自宅

【内訳】
衣装×1(R×1)
アクセサリー×6(うちN×2、R×4)
サポート×7(うちN×4、R×2、SR×1)
SPアピール×1(SR×1)

眼帯(黒)

 なんとか最後の最後で春香のカードが出ました。かっこいいよ春香。

お腹ぺこぺこ~!(左)・パーティータイム(右)

 今回私が入手できた最高レアリティはSRでした。R以上になるとキラキラに光り、SRになると印字が少々立体的になります。なかなか収集欲をそそられます。

二人だけのプライベートレッスン

 このサポートカード「二人だけのプライベートレッスン」のように、カード間に繋がりがあるものもあるようです。アライブがファクターしてきました。せっかく5ブランド参加がするのですから、今まであまり見られなかった絡みとかも見たいですね。今後の展開に期待です。

おまけ:ツアマスからアケマス

 そんなこんなで、スムーズにロケテを終えることができました。

 そしてその足で……

 またゲーセンのアイマスをやってきました。嘘はついてないです。
 私はアキバに来るたびにちょこちょこアケマスをプレイしています。アケマス、正直今やっても楽しいです。コミュが膨大で、オーディションも戦略性があり、音ゲーとは違ったドキドキを味わうことができます。アピールをリズムに合わせて打たなきゃいけないから実質音ゲーとか言わない。
 ツアマスが稼働してもアケマスのことをよろしくお願いします。

オーディションに記者が来たのに荒れに荒れて1位を逃した人(そにーP)の図
雪歩ってこういうとこある


3.ツアマスへの要望

 実はロケテのプレイ後に、アンケートページに飛ぶQRコードをスタッフが提示してくれました。帰りの電車でポチポチ入力したのですが、ここで簡単にその内容を紹介したいと思います。ロケテストですからね。このアンケートが我々の本業ってわけです。がっつり要望書けるので、ロケテに参加した方は思ったことを遠慮なく全部伝えましょう。

3-1.ゲーム部分について

・スライダーの抵抗について
 前述しましたが、つい指が隣のスライダーを動かしてしまい、真ん中に来てしまって、次に上・下のどちらに動かせばいいのかわからなくなりがちでした。それを克服するのが醍醐味なのかもしれませんが、抵抗大き目で簡単に動かないようにしてくれた方が個人的には嬉しいです。
 これは人によるかもしれませんね。

・ステージ演出のボタンについて
 これも前述しました。どのボタンを押したら花火が出るのか、炎が上がるのか……それをボタン自体に表示できたら親切だなあと思います。
 ただし、演出自体を入れ替えられるようになるとすると、印字は難しいのかもしれません。

・写真撮影の仕様について
 これも前述。6枚撮ったら終わり! という仕様なので、その後からもっと残したいショットが出てきても、心のフィルムに残すことしかできません。7枚目以降は古い写真を消していく、の方がまだ諦めがつくのになあと思います。
 また、今何枚目かを分かりやすく表示してくれると嬉しいです。特に私のように「今何枚目?」と聞かれた瞬間混乱するような脳キャパ極小Pには必要です。

・コミュについて
 正式稼働するときはフルボイスになってほしいです。
 また、基本的に立ち絵の表情差分でコミュが進むのですが、3Dグラフィックを活かしたタイプのコミュも今後追加していただけると嬉しいです。
 ここらへんはアケマスの頃でもフルボイスでぐりぐり3Dで動いてたりするので、是非そこを越えていってほしいですね。

 その他、致命的な欠陥やイライラポイントは無かったです。もちろんあくまで私の感想ですので、多くのプロデューサーさんの意見を寄せ集めてツアマスはさらに進化することでしょう。
 今後に期待です。

3-2.ツアマスの存在意義について

 正直、いちばん長文で書いたのはこれについてです。

 敢えて問いますが、スマホゲームで盛り上がっているこのご時世に、ゲームセンターでアイマスをやる意義とは何でしょうか

 もちろん、「アイマスもアーケードゲームも好き」「アイマスのゲームならなんでもやる」という人にとっては願ったり叶ったりのゲームでしょう。また、ゲーセンにはよく行くけどアイマスはあまり知らない、という人を引き込むことができるかもしれません。
 しかし、「アイマスは好きだけど、スマホゲーがあれば十分だしなあ」「わざわざゲーセンに足しげく通うのもなあ」という人も多数いることと思われます。かくいう私も足しげくゲーセンに通う余裕があるかと言われると、すぐに首を縦に振ることはできません。
 そんな中、ツアマスはどのような存在になっていくのが良いのでしょうか。

 私はアンケートにこう書きました。

「ツアマスを、ただのゲームではなく、Pが集う”場”にしてほしい」

 ゲーセンって(色んな楽しみ方があるとは思いますが)限られた筐体に人が何人も集まるのが面白いと思うんです。
 たとえば先程触れたアケマス。私がアケマスをやり始めたのはだいたい2018年以降で、もちろんオンラインサービスは終了していて盛り上がりは下火になっていました。それでも、アケマス筐体にたどり着くとしばしば何かが起こります
 たとえば、前にプレイしている人のオーディションを自分事のように固唾をのんで見守ったり。たまたま知り合いと会って、ワイワイとプレイしたり。凄い人と出会って、面白い話をたくさん聞いたり。コミュニケーションノートをめくって色んな人の言葉に触れたり。
 こういったワクワクは、筐体に集まることではじめて経験できるものです。全盛期のアケマスはきっともっと盛んなコミュニケーションが行われていたことでしょう(あくまで想像ですが)。

 そして私がツアマスに求める"場"とは、まさにこれなのです。
 ここでいう"場"とは、「そこに行けば何かが起きる場所」という意味です。わざわざゲーセンに足を運んでアイマスをやる意義はそこにあるのではないでしょうか。
 具体的にどうしてほしい、というのが思いつかないので無責任な意見かもしれませんが……この辺は私も長期的な視点で色々考えて、適宜提案したりしてみたいです。

 ツアマスがただの移植ゲームに終わるのか、アイマスにとって大事な役割を果たすのか。
 そこに注目して、今後のツアマス動向を見守ってみたいと思います。

4.終わりに

 以上、ツアマスのレポートと要望を記録しました。タイトルにもしましたが、これで「ロケテストからの春香P」を名乗れるわけですよね。いや特にイキれる要素は無いのですが……。それでも開発にこのような形で関われるのはとても思い出深いですね。
 ロケテで触れられた初めましての春香もそうですし、今後実装されるであろうエレナも含めて、私の担当がさらにまぶしく輝ける場になっていったら嬉しいです。

おまけ:ネタバレ注意

ライブ後の春香とのやり取りです。
ネタバレ注意でご覧ください。





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