オウンドメディアの作り方とイベントを運営する面白さや大変さを教えてもらった話

先日、UX MILKを運営されている三瓶さんが「外で誰かとランチ食べる週間」みたいなことをFacebookでおっしゃっていて、タイミングよくランチをご一緒することができたので、最近同僚が発掘した1000円で肉食べ放題ランチのお店で、オウンドメディアのことやイベントの裏話、そして英語のことなど、たくさん質問させていただいた。

UX JAMはすでに25回も開催!!?

UX MILKといえば、だいたい月に1度イベントをやっているなーというイメージだったのだが、最近は企業とのコラボが多いらしく、すでに25回を越えたとのことで、もはや大御所感漂うイベントと化していた。
実はまだ一度も参加できた試しがないのだが、行ったことのある人の話を聞くだに、飲みながらやるのでゆるーくLTを聞けて楽しめると言っていたので、そういうライトな空気感が長く続く秘訣なのだろう。

ファシリテーターとしてのイベントの作り方

ライトなイベントとはいえ、やはり長く続けるには運営上の苦労があるだろうと思い、コツや心構えや工夫なんかを質問してみたところ、驚くべきことに三瓶さんの答えは「準備しない」ことだと言う。これには結構ビックリしたが、ハコだけ作ってやりたい人がやりたいことを発言し、「質問タイムを設けても誰も質問しないから」と割り切って、常にフリータイム形式にすることで登壇者や近くにいる人たちと自由にゆるく繋がる空間を作れる、三瓶さんのファシリテーション力の高さを垣間見れた。

それだけではなく、最近力を入れているという企業とのコラボイベント運営では、緻密な計画や時間割を立てて、いかに発言させるか、いかに意見を引き出すかに腐心しているところもたくさんお聞きすることができた。

私自身、最近はイベント運営よりも自分がしゃべる方に立つことのが多いが、現在、社内外にアクセシビリティについて発信する勉強会やワークショップを企画していることもあり、課題出しの時点で、やはり参加者から質問や課題を引き出すのはかなり大変だという印象が強い。どのようにしたら参加者の方々に「自分ごと」にしてもらえるか、という視点でのファシリテーションの話は学びばかりだった。

UXの英語でのニュアンスとユーモア

UX MILKのペルソナ設定やアーティクルの編集についても、詳しく伺うことができた。

おそらく私のようなUIデザイナーが検索などからUX MILKの記事にたどり着くほとんどは、海外のデザイン関連の翻訳記事なのではないかと思う。読みやすく翻訳されていることはもちろん、キチンと一次情報が掲載されていて、元になった英語のアーティクルも合わせて読むことができるというメリットもある。自分自身が誰かにシェアするというよりは、上司やデザインを知らないような方へのエビデンスとして共有するのにとても扱いやすいメディアとして、早い段階から重用させていただいていた。

編集長でもある三瓶さんにその話を振ったところ、そういった使い方が1番多いだろうと想定されてメディアを設計されていることや、英語の翻訳記事でのちょっとしたニュアンス表現やウィットに富んだ独特のユーモアを記事に落とし込むのが、なかなかネイティブの英語に慣れていない人間には難しいとのことで、毎日の投稿される記事のチェックが大変だという話も印象に残っている。

英語だけのUX JAM

わかってはいるものの、やはり英語が読める、しゃべれる、使える、ということはデザインをやる上でメリットしかない。三瓶さんの言葉の端々から、それが熱く伝わってくる。それは、言語としてのことではなく、国民性というかそういったものも含めてで、日本人の発言力や意見を言う態度やディベートそのものに慣れていない、というような全てをひっくるめた形のものに本気で憂いているのだろう。
「もしかしたら仕事としてのメリットはないかもしれないけど」と前置きして話された、英語だけしか使っちゃいけないUX JAMを開催したいという話には大変共感した。私が手助けできることはほとんどないのだろうけれども、開催されるあかつきにはぜひ一参加者として、遊びに行きたいと思っている。

おわりに

いつも思うことだが、業界のトップランナーの方とお話させていただくと、ほんとうに学びしかない。そして、貴重なお時間を割いていただいているのに、どんどん新たな提案やアドバイスを惜しみなくくださる姿勢にはいつも頭が下がる。

それはそれとして、やはり同業他社の方としゃべれる機会があると、純粋に楽しいことも多いので、せっかく五反田にオフィスがあるのだから、これからもどんどんランチ会など開催したいなぁと思っている。


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Fenrir Designers

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