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FOOTBALLが上手くなる歩き方『Switch』

サッカーやフットサルが大好きなfootballerの皆さんへ。

もっともっとfootballが上手くなりたいと願う全ての方にお伝えしたい!!
「歩くだけでサッカーが上手くなる!?」
そんな夢のような話を知りたくありませんか??


⚽️はじめに

ー f-style とはー

 さて、 我々f-style は「もっとfootballが上手くなりたい」と願う全ての方々に技術的なサポートをしているfootballアドバイザーです。
“高度なグランドムーブメント”や“リフティング”や“複雑なフェイント”など[出来たらカッコいい技術]を伝えているのではなく、“姿勢”や“身体の使い方”、“ボール扱いの原理”など動きやプレーの向上に必要な[根本的な要素]をお伝えしています。

footballの上手い下手は、サッカーセンスではありません。
自身とボール、さらに味方/相手やスペース/環境など様々な要素を以下に思い通りに扱えるかだと考えています。
全ての人に【上手くなる可能性】は秘めています。
f-style は皆さんの可能性を引き出すサポートをさせていただきます。

そして、このnoteでは、“知る” だけであなたのfootballが生まれ変わる⁉ かもしれない可能性を秘めた情報をお伝え致します。
それでは「f-style science」の世界へようこそ⚽️


⚽️はじめに
 ー f-style とはー
⚽️footballとは
ーfootballとは足でボールを扱うスポーツー
 ー夢物語の様な技術『Switch』ー
⚽️ 歩く技術『Switch』
 ーSwitchとはー
 ーポイントー
⚽️なぜ歩くだけで上手くなるのか?
 ーSwitchの利点ー
 ー“歩く”延長線ー
⚽️日本人に多い歩き方と海外の一流footballerの歩き方の違い
 ー日本のウォーキングブームー
 ーSwitchと高速ドリブルー
⚽️正しい『Switch』の歩き方と注意点
 ー歩き方ー
 ー注意点ー
⚽️まとめ


 ⚽️footballとは

まずはじめに、ここでは f-style が考えるfootballが上手くなる“歩き方”についてフォーカスしていきます。
上記の「歩くだけでfootballが上手くなる⁉︎」という夢物語の様な話の答えに至る考え方をお伝えしょう。

ーfootballは足でボールを扱うスポーツー

サッカーやフットサル(=以後「football」)は足でボールを扱うスポーツです。
“フィールドプレーヤーは手/腕ではボールを扱ってはいけない”というルールが定められており、そのルールの下で“ボールを扱う”には、必ずボールを蹴ったり転がしたり触ったりする為の「ボールを扱う足」が必要になります。
これは全てのfootballerにとって逃れられない【真理】だと言えます。
さらにプレー中では走ったり、切り返したりなど様々な動作、移動をしながらボールを扱う事が求められます。

バスケットボール/バレーボール/野球/テニス/ラグビーなどのfootball以外の球技では、手でボールや道具を扱い、足で身体を支えながら飛んだり跳ねたり走ったり自由に体を運べます。
しかし、footballでは足で身体を支え、運びながら、ボールも扱わなければなりません。

「足が足りない!!?」
「足がもう一本欲しい!!」
「走りながらボールを自在に扱うなんて俺には無理だっ!!」

そう思った事はありませんか???

ー夢物語の様な技術『Switch』ー

それを解決する夢物語の様な技術が歩く技術『Switch』です。
この『Switch』という歩き方を理解し身につければ、誰でもプレー中にいつでもボールを自在に扱える様になると考えています。

それでは、「歩くだけでfootballが上手くなる⁉︎」という夢物語の様なホントの話をしましょう。


⚽️  歩く技術「Switch」⚽️

ーSwitchとはー

『Switch』という名前には「切り替える」という意味が込められています。
いったい何を切り替えるのか?

それは“身体を支える脚”と“ボールを扱う脚”です。
『Switch』において最も重要な要素は、片脚で身体を支える事反対の脚を自由にする事です。
そして、自由になった脚でボールを扱う事です。

この“身体を支える脚”を「軸脚」、“ボールを扱う脚”を「蹴脚」と呼んでいます。
この「軸脚」と「蹴脚」を意図的に使い分け、『Switch』=瞬時に切り替える事で、プレー中の様々な動きの中でも左右どちらかの脚でいつでもしっかりと身体を支えながらボールを扱う事ができ、さらにより正確にボールを扱う事が出来る様になると考えています。

ーポイントー

Switchを身に付けるのに気をつけるべきポイントは以下の通りです。

*綺麗な姿勢で立つ。
*軸脚(片脚)で身体を支える。
*蹴脚(反対の脚)を自由にしてボールを扱う。 
*蹴脚だった脚が着地する瞬間、蹴脚と軸脚を切り替える。→『Switch』
*Switchを繰り返し、常に軸脚で体を支えながら蹴脚でボールを扱えるようにする。
*そしてより良い身体の使い方をする。

大まかなポイントはこの6つになります。
この歩き方は、ボールがある/なし に関係なくいつでも軸脚/蹴脚/Switchを意識して歩く事が重要です。
日頃の歩き方が変わればプレー中の動きも良い方向に変化すると考えています。


⚽️何故、歩くだけで上手くなるのか?

では、なぜ「歩くだけでfootballが上手くなる⁉︎」と言えるのか?その理由についてお伝えします。
まずは、この『Switch』を身に付ける事で得られる利点についてまとめてみました。

ー『Switch』の利点ー

*Switchを素早く行う事により両脚でボールタッチを細かく速く行える
*常にボールの近くに蹴脚がある事で、パス・ドリブル・シュート・ターンなど「いつでも何でも出来る」様になり、プレーの幅が広がる
*綺麗な姿勢を保つ事で視野が広がる
*アクセル筋が使えるようになり、速く走るフォームにもリンクしている
*正しい姿勢と身体の使い方を行う事で身体の故障のリスクを軽減させられる

などなど。
この様に『Switch』には多くの利点と良い変化への可能性があります。

でも、本当に‘歩くだけ’でfootballが上手くなるのか??というのが一番気になるでしょう。

ー“歩く”延長線ー

「歩くだけでfootballが上手くなる⁉︎」その根拠は、“歩く”延長線に“走る”があるからです。

多くの方は“歩く”と“走る”の動作は全く違うと考えているのではないでしょうか?
“歩く”は“歩く”、“走る”は“走る”。
“歩く”延長線?なんて「???」

その方は、「歩くフォーム」と「走るフォーム」が全く違うのです。
フォームを変えないと“歩く”から“走る”へ切り替える事が出来ないので、全く違う動作だと感じるのだと思います。

この『Switch』という歩き方には、“歩く”その延長線に“走る”があります。
“歩く”と“走る”では何が違うかと言うと、簡潔に言うと「ピッチ」と「ストライド」です。
「ピッチ」とは、足の回転数
「ストライド」とは、一歩の歩幅
(ちなみに、この2つは陸上界では如何に速く走るのか?においてとても重要な要素だと考えられています。)
“歩く”から“走る”に変化するにつれ「ピッチ」が速くなり、「ストライド」が伸びてきます。

「ピッチ」と「ストライド」についての考え方は下記の記事をご参照下さい☟

さらに“走る”にも複数の種類があります。
細かく分けると、
“歩く”→“ジョギング”→“ランニング”→“スプリント”
となり、“スプリント”に近づくにつれ「ピッチ」が速く「ストライド」が広く変化していきます。

つまり、“歩く”フォームを正す事でその延長線上の“スプリント”にも良い影響が出ると考えています。

海外の一流footballerの歩き方を見ると日本人の歩き方との違いが良くわかります。


⚽️日本人に多い歩き方と海外の一流footballerの歩き方の違い

ー日本のウォーキングブームー

日本にもウォーキングブームがありました。
日本でのウォーキングブームでは沢山の情報が飛び交い、その中には誤った情報も含まれています。

その中の一つが【踵着地】での「大股歩き」の歩法エクササイズです。

大きく一歩を踏み出す事でより多くのエネルギーを消費させると言われていましたが、結果的に踵からの着地が膝や腰などに負荷が掛かり過ぎ、体の故障に繋がるケースが増えていました。

それでも未だにこの歩き方の名残が残っているのは、正しい身体の使い方、歩き方を知らないという方が多いのが要因の一つだと思っています。

またfootballerが踵着地での大股歩きをすると、両脚が地面に接地している時間が長くなり、ボールを扱う蹴脚が無くなってしまう「人文字歩き」にも繋がってしまいます。

つまり、多くの日本人の歩き方では、どれだけ歩いてもfootballは上手くなりにくいと言えます。

ーSwitchと高速ドリブル ー

海外の一流footballerの歩き方を観ると、両脚が地面に接地している時間は短く、軸脚と蹴脚が瞬時に切り替えられ、『Switch』しているのが良くわかります。

この『Switch』こそが海外選手の【高速ドリブルでもボールが足元から離れない秘密】であると考えています。

“歩く”フォームと“走る”フォームが同じであると、“歩きながらのドリブル”がそのまま“走りながらのドリブル”へと変わります。
歩きながらの『Switchドリブル』から『高速Switchドリブル』へ切り替える事で【ボールが足元から離れない高速Switchドリブル】に昇華する可能性があります。

この『Switch』での高速ドリブルは海外選手だけでなく日本人でも身につけられる技術です。
日常生活でもSwitchを意識して歩いていれば、誰にでも【高速ドリブラー】になれる可能性があると考えています。


⚽️正しい「Switch」の歩き方と注意点⚽️

最後に正しい「Switch」での歩き方とその注意点をお伝えします。

ー歩き方ー

☆ポイントは5つ☆
①綺麗な姿勢
②目線
③接地
④骨盤と脚
⑤CYCLE/サイクル

※この動画はCYCLE(旧式)のドリル・トレーニングとなっています。


綺麗な姿勢
まずはじめに大切なのは「綺麗な姿勢」です。
姿勢が崩れるとパフォーマンスが落ちたり、視野が狭くなったり、怪我に繋がる場合もあります。

日頃から正しい姿勢で生活する事が大切です。
正しい姿勢をイメージするには、身長を測る時の姿勢が一番わかりやすいと思います。

さらに綺麗な姿勢を作るには骨盤の向きがとても重要です。

骨盤の向きによって、そこから伸びている背骨や脚の付け根の位置が変わり「猫背」や「反り腰」などの姿勢の乱れに繋がります。
骨盤の向きを常に正す事で綺麗な姿勢を保つ事ができるので日頃から気をつけてください。


骨盤の向きを正すには、バレエの『プリエ』がオススメです。

footballが上手くなる『理想的な姿勢』についての考え方は下記の記事をご参照下さい☟



目線

そして「目線」
目線が下がると姿勢も崩れやすくなります。
綺麗な姿勢で真っ直ぐ遠くを見るような目線を意識すれば自然と周辺視野も広がり、綺麗な姿勢で多くの情報を得ることができます。

目線を落とさずボールを扱える『パーソナルエリア/オープンエリア』でのプレーが出来る様になれば、判断力や幅が広がるので是非身に付けて欲しいと思います。


『パーソナルエリア』の詳細については下記の記事をご覧ください☟


接地

次に大切なのは、「接地」つまり足の置き方と置く位置です。
足の置き方(着地)としては、先にもお伝えしましたが、踵着地をすれば故障に繋がる可能性が高くなり、footballとしてのパフォーマンスも下がります。
逆につま先だけの着地をすると ふくらはぎ に負荷がかかり過ぎてしまいます。
Switchでの正しい着地は「足裏の中心部」です。

そして足裏の中心部で着地をする為には大きく一歩を踏み出してはいけません。
素早くSwitchする為には体の真下に軸脚があるのが理想的です。
足の置く位置は、出来るだけ体に近い所に置いてください。

正しい接地を行う事で、地面からの力「反力」を得る事ができます。
そして「反力」を上手く利用する事で身体を弾ませる事ができ、走る力にも良い影響を与えてくれると考えています。


骨盤と脚

実はこれまで、「あし」の事を「足」と「脚」の2つの漢字を使っていました。
漢字で「脚」というのは、アシの付け根(骨盤)から足首または足先まで全体の事を指します。一方「足」とは、くるぶしから先の部分や足裏全体の事を指します。

【 “足”で歩くのではなく、“脚”で歩く 】

これが重要なキーワードとなります。

“足”で歩いてしまうと、踵での着地で人文字歩きになりやすかったり、正しい着地でも膝が曲がってしまい姿勢が崩れたり脚に負荷がかかりやすくなります。
大切なのは、綺麗な姿勢膝はできるだけ曲げずに、正しい接地からスムーズな離地Switchする事です。
その為には脚の付け根である骨盤から歩き出しましょう。

〜骨盤の動き〜
 「骨盤の上下運動」+「骨盤の回旋運動」 
=『骨盤のクランク運動』

骨盤の動きにはいくつか種類があります。
その内の一つが 「骨盤の上下運動」で、骨盤の拳上下制と呼ばれる動きです。
片側の脚を骨盤から引き上げる(拳上)と、反対側の骨盤は下がる(下制)という動作です。逆も同じで、どちらかが下がれ(下制)ば反対側は上がり(拳上)ます。
拳上側=蹴脚、下制側=軸脚となり、引き上げている脚を自由にしてボールを扱える様にし、骨盤を素早く下げる事でSwitchが速くなります。
※骨盤を下ろす事を意識すればSwitchが早くなり、さらに歩く、走る、切り返し等にも安定感が生まれます。

二つ目の骨盤の運動は「骨盤の回旋運動」。いわゆる腰を捻る動きです。
‘片側の骨盤’を前に出す動きを前方回旋、‘反対側の骨盤’を後ろに下げる動きを後方回旋と言います。
これも上下運動と同じく、どちらかの骨盤が前に出れば反対側は後ろに下がります。

この二つの骨盤運動を上手く使う事で、脚の筋力を使わずとも軽々と脚を一歩踏み出せるようになります。
これを左右繰り返し、骨盤で円を描きながら進む動きが『骨盤のクランク運動』と呼んでいます。

この骨盤のクランク運動によって“脚”で歩く事ができるようになります。

骨盤のクランク運動を使いながら、綺麗な姿勢と正しい接地で、軸脚と蹴脚をスムーズにSwitchさせて歩きましょう。

正しい歩き方を身につければ、故障のリスクも減り、動きにも良い変化が生まれるでしょう!

骨盤運動とトレーニング方法に関しては、下記の記事をご参照ください☟



⑤CYCLE/サイクル

footballに不可欠な歩く、走る、蹴るなどの動作には4つの要素から成る『CYCLE/サイクル』があります。

『CYCLE』
[1]put down/足を降す、着地
[2]slide/身体をずらす
[3]take off/足を上げる、離地
[4]swing/脚を振る

※『CYCLE』の詳細については別の記事をご覧ください。

この様に[1]から順に[4]まで動くと[1]へと戻り循環していきます。
これを『CYCLE』と呼んでいます。

正しい『CYCLE』を繰り返す事でよりスムーズに動く事ができると考えています。
特に『Switch』では[1]put downと[3]take offの関係が大切だと考えています。

ー注意点ー

以上の5つのポイントをまずは意識的に修正し、最終的に無意識に出来る様になるのが理想です。

ただし、注意点としては、意識している時はまだまだ身についていません。
試合中に姿勢やフォームをチェックしている暇はほとんどないので、日々の日常生活で繰り返しトレーニングし、無意識に正しい姿勢、『Switch』で歩ける様にして欲しいと思います。

また、間違った姿勢や歩き方で生活してしまうとパフォーマンスがうまく向上しなかったり故障に繋がる可能性もあります。
正しい姿勢、フォームを身に付ける様にして下さい。


⚽️まとめ

以上の様に『Switch』には「歩くだけでfootballが上手くなる⁉︎」という夢物語の様な可能性を秘めています!
あなたの日常の何気ない「歩き」をSwitchしてみませんか??
あなたの夢物語が少し現実に近づくかもしれませんよ。


~綺麗な姿勢があなたを変える⚽ f-style 〜

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