畏怖の念

毎月10日前後に献血することにしているので、今月は今日行ってきました。
今回も血小板献血の要請を受けて承諾し、問診と血液検査をして特に問題がなかったのでそのまま採血になりました。今日担当の看護師さんは15年以上も前に自分が献血していたのを覚えていたお方で、去年12月以来になりました(3月に行ったときは一つ隣の採血ベッドを担当しており、挨拶はした)。
https://note.mu/f_yoshihiro/n/nc4e208ba8903

そんなわけで、自分はその看護師さんにすっかり顔と名前を覚えられ(というか、覚えていてくださったことが驚きだが)、今日も“お得意様”のような扱いで名前を再確認され、血漿の量も自動的に90ml増やされ、さらに血小板も通常の倍の20単位を取られる展開になりましたとさ。ついでに、針を刺すときの痛みもほとんどなかったのですが、それもひょっとして自分の腕を覚えているからなのでしょうか(笑)。だとしたら、すごい技術を持っているともいえますが。

こうして遠心分離機にスイッチが入って自分の採血が始まると、看護師さんはすぐ隣の採血ベッドに移り、そこに座っていた男性への採血作業に取り掛かりました。すると・・・
看護師さんから「ご無沙汰してました」男性が「あ、お久しぶりです」
そんな会話が聞こえてきました。自分以外にも顔と名前を憶えている人がいるようで、看護師さんが地味に記憶力に長けていることを何気ない会話から知ったのでした。
ここが病院で、自分が入院中なら、看護師さんも顔と名前は一致するでしょうが、病院ではなく献血ルームで、しかもどんなに長くても2時間程度しかいないのに、自分以外にも顔と名前を憶えている人が多数いることに畏怖の念を持ちました。

来月も、この看護師さんにお世話になれるかしらん。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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