新しい電話帳が届いて

夜に帰宅したら玄関前に電話帳が置かれていました。昼間のうちに置いていったようです。あとそれから、電話帳はマンションのすべての玄関に置かれていたので、固定電話の利用がある・ないは関係なかったようです。

で、自分はこういうのを使う・使わないに関係なく“とりあえず保管する”ことが多いのです。紙袋や包装紙は“いつか使う”と思っても“いつかがわからないなら捨てる”という考えでさっさと捨てることにしているものの、電話帳はそういうものと違うので“とりあえず保管”なのです。でも、結局は使うことがないまま新しい電話帳が届くということを過去数回繰り返しています。

上が今年の電話帳、下が二年前に受け取った電話帳です。
二年前に届いた電話帳を保管していたものの、ビニール袋を破いて使うことなく交替の憂き目を見ることになりました。今日届いた電話帳も使うことなく再来年には交替することになるかもしれませんが、そんな予測が立っても“とりあえず保管”で捨てずに置いておくつもりです。

それにしても、電話帳はだいぶ薄くなった感じがしています。
十年ほど前までは黄色い表紙で中身も黄色かったのを覚えていますし、その分厚さと重量感といったら片手で持つのが大変なほどだったのに、今や2cmあるかどうかというほどにまで薄くなり、片手でも簡単に持てるほど軽くなりました。それに加えて、二年前と今年を比べたら今年はさらに薄くなっちゃって、隔世の感というか淋しさというかで、

「いろいろと思うところがあるなあ」

と、今年の電話帳をしまい込みながら思ってしまいました。黄色くて分厚い電話帳をめくって「こんな業種・こんな会社があるんだ」と新たな発見をすることがちょっとだけ楽しかった思い出も重なったためか、いろんな感情が今も交錯しています。
たかだか電話帳なのに、感情を込めすぎでしょうか(苦笑)。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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