季節感のずれ

今朝、札幌は雪が降り積もったことで久しぶりに白くなりました。白くなった歩道で滑らないように歩いて駅へ向かい、地下鉄に乗っていつもどおりに出社。そしていつもどおりにかかってきた電話に対応しました。ま、それが仕事ですから別にどうってことはありません。
そんな中、午前中に年配の男性からかかってきた電話に応対していると、

いきなり受話器の向こうで「ハーーックション!」そして鼻水をすする音。

自分が「だ、大丈夫ですか?」と尋ねれば、

返ってきた言葉は「花粉症なので」でした。

そのあともたしか3回はクシャミと鼻をすする音が聞こえてきたと記憶しています。
応対が終わって記録を残し、画面から個人情報のデータを閉じる前に住所をふと確認すると、そこには関東地方の某県とありました。なので、自分は東京に住んでいたときのことを思い出し

「2月下旬から花粉症のことがニュースで流れていたよなあ・・・」

10秒間だけ感慨にふけったのでした。
それよりもなによりも、春特有の現象を耳で直接聞いたのが冬の延長のような地域だったという点で、自分は季節感のずれを感じずにはいられませんでした。本州と北海道では一ケ月くらい季節の進行にずれがあるし、今の時期がいちばんずれているのもわかっているけれど、それを仕事上のこんな形で気づくとはね・・・。苦笑いじゃないけれど、いろいろ考えさせられました。
ちなみに、自分は幸いなことに花粉症ではありません。東京に住んでいたときにもアレルギーを起こすことはなく、今の時期でも何の問題なく過ごせていました。けど、どうやら寒暖差アレルギーらしく、5月のGWが終わるとクシャミが連続して出ることがあります。だから、

自分は5月が怖いのでした。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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