まこつ

沖縄生まれ沖縄育ち. 修士は東京. 今は沖縄で働いてます. 経営学学士→国際関係学修…

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沖縄生まれ沖縄育ち. 修士は東京. 今は沖縄で働いてます. 経営学学士→国際関係学修士→Webエンジニア “常にベータ”

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ギバー&テイカー&マッチャーについて思うこと〜『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』を読んで。

先日、アダム・グラントさんの『GIVE&TAKE』を読みました。 もともと、TED Talkで「Are you giver or taker」を見て、考え方やマインドに惹かれた研究者の方でした。 そして、最近ついに本も買いました。読むのに3時間くらいかかったので、 簡単に内容を知りたい方は、ぜひTED Talkの方もみて見てください。 本書では、ギバーはテイカーに搾取され、短期的にはテイカーが最も得をする、中期的にはマッチャーが良いなど、ペイフォワードの生き方を志す人に

    • 分かち合いの中で相手を内に感じ続ける

       友人と定期的な分かち合いの時間を持っている。なんでもない話をするだけの時間だけど、相手を内に感じ、日々を形作ってくれている。  仕事でもそうした、ただ相手を感じるだけのなんでもない時間があればいいのにと思いつつ、目的に沿って人が集まっているのが組織なのだとしたら、その目的を忘れた関係性というのもなかなか難しいのかなと思ったりもする。 ------  前置きはそのくらいで、久しぶりにnoteを書いたのは友人に触発されたからだ。  記事の中でも書かれているのだけど、日々

      • 弱くて何もできない時間が続いても10年かけて形にする

         今週、尊敬する恩師からいくつかの言葉をいただいた。  社会人一年目で、エンジニアの世界に圧倒されて、全然形にならない日々に焦燥感を抱いていた。  それでも努力量を増やすことで早く一人前になって、できることを増やさなきゃと思っているとき、これらの言葉をもらった。  一年かけて実現できることなんて大したことないし、そのほとんどが失敗する。それよりも心から実現したいことに10年かけなさい。本当に重要なことはそんなに多くないけど、そのほとんどがうまくいく。  誰もあなたに失

        • 与えられたギフトと共に天命を生きる

           「ギフト」について半年以上考えてきて、何度か言葉にしようとして、最近やっとこれなのかなっていうのが分かってきた。  ギフトについて考え始めたのは、スペシャルな人たちは、それぞれが自分に与えられたギフトを自覚し、誠実にそのギフトを活かそうとしていることに実感を持って気づかされたからだ。  ギフトについて定義するのは難しいけど、自分が自然とできることや、そのことに触れることで心が満たされる何かなのだろうと思う。生まれつきの才能や関心をまとめたものなのかなと思っている。個人的

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        ギバー&テイカー&マッチャーについて思うこと〜『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』を読んで。

          見えなくても、聞こえなくても、感じられなくても、それでも信じますか

          自分の思考を言葉にするとすごく陳腐に感じるし、説明できなさは窮屈さを感じさせる。 最近は、深く考えることが減ってきた。何かを突破するためにどうすればいいかよりも、身を委ねて何をそこから自分は何を感じるかにシフトしてきた。 その意味で、トヨタ式の5whyや、『七つの習慣』の「緊急度」と「重要度」で優先順位を決めるような思考法はあるのだけど、なんとなく今はやりたくない。いつやるのという話ではあるけれど。 そんな感じだけど、それでも優先順位が大事だよねという考えには、真っ直ぐ

          見えなくても、聞こえなくても、感じられなくても、それでも信じますか

          「成功とは他者との関係性だ」という言葉をもらって心が軽くなった話

          「成功とは他者との関係性である」 この言葉は、尊敬するメンターの方からいただいた言葉だ。 正確には、"Success is not a result. Success is a relationship"という言葉で伝えてくれた。 僕は、これまでも、今も、早く結果を出さなければと焦ってきた。 例えば、出せる成果の質と量、自分の影響力、使える資金の量など目に見える意味での結果だ。 周りの優秀な友人やインターネット越しの華やかなストーリーをみては、何も形にできていない自分

          「成功とは他者との関係性だ」という言葉をもらって心が軽くなった話

          タネまき

          新しい場所(帰郷だけど)、人、仕事、時間の流れなど、一つ一つが新鮮で今だけに関していうなら、すごく楽しい日々を過ごさせてもらってる。 さらに、新しい出来事の中で、これまで播いてきたタネがちょっと育ってきて嬉しい。直接自分に関係があるタネじゃなくてもいい。 例えば、大学時代の友人同士が一緒に仕事を始めようとしていて、それを横目で見ながら、時間の流れを感じる。 昔も一緒にプロジェクトをやったりしたけども、その時は学生だったのでお金のやり取りはなかった。でも、今は、しっかりお

          タネまき

          このごろ、何を書いてもエモくなってしまう

          まぁ、タイトルの通りなのだけど最近はそんな感じだ。 理由としては、ゆっくりと思考を深める時間が増え、かつ自分の身の回りを整理する時間が増えたからかもしれない。あまり生産性を考えなくなった。 自分語りの感傷に浸りながら書く文章が最近多い。それは独善的で、啓蒙的であり、見る人によってはあまり心地よくないのかもしれない。一番見て欲しいのは数年後の自分だからだろう。 多分、この感情や想いは今の不安定な状況の今だからこそ持つことのできる贅沢なものだと思う。 こうした状況だからこ

          このごろ、何を書いてもエモくなってしまう

          愛のために砕かれる

          ちょっと強めのタイトルで、それだけで嫌な人は嫌なのかもしれない。 ただ、暴力的な意味はないので安心してください。 「愛のために砕かれる」ということは、あなたは運命に用いられる存在であり、その運命があなたに与える役割を全うするために、一度壊されて再生する必要があるというニュアンスである(人によっては運命=神様でも)。 前提として、僕は運命を信じているし、自分に与えられた使命を全うしたい。 それは一つに、そう思わないと人生は味気なく、生きている意味に対する答えが「ない」状態

          愛のために砕かれる

          道筋を整え、美味しさを届ける

          今週から、研修に参加している(今後中止になる可能性もあります)。 技術研修であり、年齢層も会社もバラバラな集団が同じ内容を学ぶので、その意味ではすごいゆっくりとしか進まないのだけど、それはそれでじっくり一つのことに向き合えるから楽しい。 修士の時は、先生の専門と自分の研究したい内容が違ったため、学問領域における全体像と、研究する上での考え方を指導していただいたけど、内容についてはほとんど自分で勉強した。学部は経営学で、修士は国際関係学に専攻を変えているため、正直、研究分野に

          道筋を整え、美味しさを届ける

          希望と共に穏やかに過ごす

          尊敬する友人の昨日のnoteで、「いま、ここを丁寧に生きる」という記事があって、その内容に触発されて、このテーマで書いている。 大学時代、大学院時代、そして現在の社会人時代でも、僕の一日の始まりは大体決まってる。 朝イチでシャワーを浴びて目を覚ました後、僕は大体20分くらい散歩をする。場所はどこでもいいのだけど、基本的に自然があって静かなところを散歩している。誰もいない時間のゆっくりとした空気感が好きだ。 その時間は、なぜか感謝の気持ちに満ち易い。神様や地球、自然、周り

          希望と共に穏やかに過ごす

          社会人1年目第1週を終えて。

          昨日、2020年4月3日に社会人としての最初の一週間が終わった。 社会人という言葉自体には不完全さを感じるものの、会社のエコシステムの中での新しい自分としてはこの言葉が暫定的に適切なのかもしれない。 一週間が終わったと言っても、僕は東京から帰ってきたばかりで、経路不明の感染者が増加しつつあるタイミングだったので、急遽オンラインで対応していただいた。その時点での沖縄の感染者数が6名ほどだったが、東京での1日の陽性者が40人を超えたタイミングだったため、自分は大丈夫だとは思えな

          社会人1年目第1週を終えて。

          月に一度会う関係性を一生続けたいと思うこと

          昨日、月一か二ヶ月に一度の「今月どうだった会」があった。 2018年下旬くらいから集まり始めて、人が入れ替わりながら最終的にいつもの3人に落ち着いた。会えなかった月もあるけども、大体10回近くは集まったと思う。 人事、デザイナー、大学院生などのそれぞれのバックグランドを持って本当に関心のあることだけを話す時間は、すごく豊かな時間だったなと改めて思う。 そのご飯会では、自分たちが大事にしている価値観や生き方、働き方を安心できる関係性を通して言語化している。 その時間は、

          月に一度会う関係性を一生続けたいと思うこと

          嫌いな人を好きになること

          最初の段階で、この人嫌いだと思うことがある。 年齢を重ねるにつれて、嫌いと決めつけることは少なくなったけど、それでも合わない人はいるし、なぜか距離を起きたくなる人もいる。 嫌いな人は嫌い、距離をおいた方がいい人もいるかもしれないという前提のもとで、僕が長く付き合っている人たちは最初嫌いだと思った人たちが意外と多いことに気づいた。 そして、大体は何かしらのきっかけがあって、自分の嫌いという感情が一気に好きに変わっている(単純なんだと思う)。 距離をおけない状況でこの人に嫌

          嫌いな人を好きになること

          良心の声に従う

          良心の声に従う時、多くの制約を受け入れることになる。 完全に良的な存在になることは、人間には無理だし、間違いを犯すことによって進化してきた部分もある。 僕の中の良心の声は、僕のありたい姿からきているのかもしれない。それらの声は、「誠実であれ」「素直であれ」「思いやりを持て」「正直であれ」というようなことを僕自身に課す。酔っている時や、自暴自棄な時は、この声を無視することの罪悪感から逃れることができるのだけど、自分がニュートラルな状態に戻った時に再度罪悪感を感じる。 この声

          良心の声に従う

          『道は開ける』を読んで。

          デール・カーネギーさんの本は、『人を動かす』が一番有名だと思うのだけど、個人的には『道は開ける』が一番好きである。 この本で一貫して述べられているメッセージは、「悩むより考えろ」であり、そのための方法論を悩みの生じる原因と結果を紐解きながら提示してくれる。精神的にきつい時にこの本で何度も救われた。 どんな内容が書かれているかは、多くのブログが紹介してくれているのと、本を買うのが一番だと思うので割愛するが、この本の中で特に印象に残った詩を紹介したいと思う。 「今日だけは」

          『道は開ける』を読んで。