省エネ既存住宅

最近、既存住宅(中古住宅)を買おうとしているお客さんの為に「住宅省エネルギー性能証明書」を発行できるかを検討しました。

その前に。

既存住宅(中古住宅)で省エネ性能基準適合住宅を取得している件数を調べると、新築が年々増えてきているのに対し既存住宅での取得はなんと年々減っています(※住宅性能評価の交付件数を基礎とする)。全国でも数百件なんです。空家の流通活性化や省エネ推進が謳われている中ではありますが、既存住宅の部分においては厳しい状況です。

では、国交省の表にあるように上限2千万円の一般住宅と、上限3千万円の省エネ性能基準適合住宅でローン控除金額を比較した場合の差はいくらかと言うと、金利1.0%の35年ローンを前提でいくと10年間で約42万円ほどです。

2千万以上の既存住宅を買う人にとっては、少しでも控除が大きい方が良いに決まってます。まだ検討ですが証明書が発行できると良いですね。

共有:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?