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大人を生きる


現在、僕は25歳
成人式を終え型式的に言えば大人になって5年が経ち、今年はもう大人歴6年目を迎えようとしている。
しかし、20歳になるまでは子供として生活をしていた訳だから、6年目を迎える今でも子供としての感覚が根強く残っており、過去の自分では想像をすることができなかった行動をすると自分自身に驚いてしまう。

誰かを思いやる時間の方が増えたり、頑張った自分自身にご褒美をあげれるようになった時、気付けば責任感が強くなったり、変わっていく環境に上手く対応できるようになった時などと数え始めたらキリがありませんが、あれ、自分って今大人っぽいことした?これが大人なのか?とかふと思っちゃう時ありません?

僕はよくあります。

その中で最近「これはもう大人だ…..」と身も心も自分を大人として認められる機会がありました。
というよりかは、あるものを購入したら僕はもう大人になれると昔から決めていた物を先日購入したのです。

それは眼鏡です。
良い眼鏡をいつか自分のお金で買う日を僕はずっと子供の頃から楽しみにしていました。

バンドとして活動をしている僕の顔を想像する人からすれば、あまりピンと来ないかもしれませんが、僕は1年の9割以上は眼鏡をかける裸眼視力0.1以下人間なのです。

ボーカルのYouがいわばうちの眼鏡担当なので公の場で出すことはほぼありませんが、たまに質問として謎に出てくる無人島に一つだけ持参できるなら何がいい?シリーズの質問をしてくる人がいるじゃないですか。
その際は必ず眼鏡と答えるくらい僕自身にとって欠かせないアイテムです。理由としてはまず目が見えないと無人島で何も出来ないからです。

コンタクトレンズはあまり好きではないです。
バンドの活動(主にライブや撮影)がある時だけ使用するので、去年はコロナの影響や制作がメインで表舞台に顔を出す機会もなかったので一度もコンタクトをつけていません。あれって使用期限とかあるんですかね?
最後に買ったのがいつか思い出せないくらい前なので次に使う時がちょっと怖いです。

昔から眼鏡に何かしらこだわりを持っている僕は、家族旅行で海外に行った時も可愛いフレームの眼鏡があれば自分のお土産に買ってもらったり、
遊び要素なんていらない小さくて眼球を覆うくらいの丸眼鏡が欲しかった時は18歳だったのにシニアゾーンで気に入る物を探し、トレンドの商品を無視しておじいちゃんが使用しているような眼鏡を愛用していた頃もあります。

おかげさまで、次の日からの学校はみんなが僕の姿に慣れるまでジョン・レノンか海軍大将青キジと呼ばれていました。



ではでは、今回自分が買った眼鏡の話をしたいので紹介します。

GLCO
Garrett Leight California Optical(ギャレット・ライト・カリフォルニア・オプティカル)


2011年に創設、アメリカ・カリフォルニア州発のアイウェアブランド
立ち上げたのはOLIVER PEOPLESの創設者であったラーリー・ライトの息子であるギャレット・ライトが立ち上げたブランド。

めちゃめちゃサラブレッド。
ブランドを立ち上げたきっかけも父親の影響で常に眼鏡が身近にあったから始めたとのこと。
他にも彼が創作するにあたって、どんなカルチャーにインスパイアされているか、デザインにどういう意図、隠し要素があるのか話したいけれど、長くなるんで気になる方はこの記事を読んでみてください。
https://www.continuer.jp/topic/interview-mr-garrett-leight/

ちなみに、僕が買ったモデルはこれ
GLCO WINWARD Color:MWHT (左のイケラッパーみたいな人のです)


自分のお金で最初に買う眼鏡は永く愛用できる、ボストンタイプと決めていたからこれを見つけた時は一目惚れをして即購入。
ちなみにめっちゃ高かった….レンズの度を測るために検査している時も買うと決まっているのに、子供としての感覚が残っているリトルレオが「やめとけよ、そのお金でゲーム買おうぜ」と頭の中で囁いてきていたが、ずっと楽しみにしていたことなのでなんとか跳ね除け打ち勝ちます。

レンズ調整をしてもらい後日、品物を受け取り退店
小さな紙袋に自分がずっと憧れていた物が入っていると分かったこの時に自分は大人になったんだと確証しました。
なんなら次の眼鏡は何を買おうかと帰路では考えていたので、過去の自分では思いもしない思考になっているから驚く。
財布事情を考えつつほどほどにしておきます。

今回は、約25年もかかりましたが僕が大人になれた話をさせて頂きました。
人それぞれ、大人になるきっかけってのはバラバラだと思うので皆さんが大人になった時の話も聞きたいですね。

でも「大人になったあとは子供時代を取り戻して本来の自分に戻っていく事、子供時代に体験したことの価値や自分が持っている物の重要さは大人になってからじゃないと意味をなさない」と小説家の吉本ばななさんは仰っていたので、バランスよく、子供時代の自分があっての今なので、むげにせずしっかりと抱えてあげながら大人を生きていきましょうね!

では、また。

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