何も言わないからといって、その人が何も感じていないわけじゃない。

これはたくさんの人とおしゃべりするなかで気づいていたことなんですが。

人には4種類いるなーと思うわけです。

①言いたいことがあり、言葉にすることができる人
②言いたいことがあるけど、言葉にできない人
③言いたいことが特になく、言葉にすることができる人
④言いたいことが特になく、言葉にしない人

たとえば自分の伝えたいことを明快に表現できる人は①、

テキトーなことをその場のノリでポンポンしゃべれる人は③

みたいなイメージです。


この分類の肝は当然、「言いたいことの有無」と「言いたいことを表現できるか」の2軸になります。

で、人は概して自分のレベル感で他人のそれを認識しがちなわけですね。

言いたいことがボコボコ出てくる人は、出てこない人に対して想像力が欠如しがちです。

言いたいことを表現できる人は、なかなか言葉にできないもどかしさに対して共感性が薄かったりします。


たとえばなんですが、僕は①のタイプに思われがちですが、③なんですね。

本当に言いたいことはペラペラと人前で喋らずに、じっくりとひとりで考えたり、本当に好きな人の前でしか語りたくないタチなんですね。大体はその場の話題に合わせてどうでもいいことを語っています。そこに自分の熱はあんまりないです。

なので、僕に語らせて「俺、聞き上手やろー」と気取る人はニガテなんです。いや、俺の喋るターンが増えて負担が上がってるだけなんやって、と本音では思ってたりします。

ちょっと話がそれました。


で、対人関係において

「言いたいことが強い人か」と「言いたいことをたやすく表現できる人か」というのは常に見ておくと、

コミュニケーションがスムーズにいくことが多いです。

特に語りたいことがない人には、語りたくなる何かを一緒に探っていく視点が必要になります。

たやすく表現できない人には、その人のテンポ感で言葉をじっくり待つというスタンスが必要になります。


こうすれば上手くいく、というのはないですが、これは気をつけた方が良い

という視点で言うと、

①言いたいことがあり、言葉にすることができる人
→言いたいことが競合して、おたがい消化不良にならないようにする

②言いたいことがあるけど、言葉にできない人
→言葉として語られるまで、発散されていない感情があると思うようにする

③言いたいことが特になく、言葉にすることができる人
→楽しんでいるように見えても、本当に楽しんでいることは少ない

④言いたいことが特になく、言葉にしない人
→空間を一緒に過ごすだけで、本当に満足してくれているのか気にしておく

あたりが、パッと思いつくところ。

特にペラペラ喋れる人は、喋れない人への配慮が欠けがちなんですよね。


いま振り返ると自分は10代のときはアスペ気質が強かったなーと思うのですが、これらの作法を意識するようになった20代以降は、徐々に対人面においてそういった気質の発露が減りました。

他人に対する共感性が薄い…と自覚症状がある人は、これをガイドラインにすると少し、改善されるかもしれません。


「その人が何も言わないからといって、その人が何も感じていないわけじゃない」

というのは対人面における数少ない真実のひとつだと思うのです。

言いたいことが特になくとも、その人は何らかの感情を動かしている。動かせなかったとしたら一緒にいた人が揺り動かせなかった、そういうことだと思うのです。

まぁ、どんなに頑張ってもかみ合う・かみ合わない…はあるんですけどね。

書きたいことがまだまだあるのですが、執筆リミット時間の15分が来たので今日はこれくらいで。また気が向いたら、続き書きます。

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