新参者をバカにしちゃいけない。

仕事でも、趣味の集まりでも、"新参者"っていますよね。

それで俺が「この人やだなー」と思うのは、新参者をバカにしている人を見てしまったときです。

たとえば新人の知識が足りなかったり、経験が足りないときに、単に長いこと勤めている人がバカにするようなときですね。

おいおい、単に「知ってる」ことや「やったことがある」ってことが、そんなにエライの? と思ってしまいます。


俺は人を<器に水が溜まっていく>みたいなメタファーで見つめているところがあります。

その人が持っている瓶に、ちゃんと水が溜まっているのかは一見、分からないんです。けど、徐々に知識や経験が溜まっていて、あるタイミングでその器から溢れ出る瞬間がくる。

それが才能や能力の開花、という風に思っています。

そして、他人に対して「この人がどんな力(個性)を発揮するんだろう?」とワクワクするタイミングは、そのあとなんですよね。

往々にして人は、それを待たずに人をジャッジしようとしてしまう傾向がある。そして、それが俺はあまり好きじゃない。


これは俺自身が何かを学ぼうとするとき、最初期にほとんどの人が恥ずかしがるド素人な質問を、恥ずかしげもなく執拗にすることから来ている考えです。

今はバカにされても仕方がない(被害妄想ではなく、けっこうバカにされるもんなんですよ)、自分の器が飽和するまでは、とにかく溜めていけ。

機が熟するまではやるな、待て、と。

溢れ出る頃には、誰よりも本質に近いものを掴んでみせる…そういう自信もあるのです。


それでは、新参者を「ないな」と思ってしまうのはどういうときか?

それはその人の態度がなっていないときです。誰かに協力してもらおうとする態度じゃない。何かを学ぼうとする態度じゃない。ただなんとなくいるだけの態度。

これらは穴が空いた瓶のようなもので、自分に入ってくる知識や経験が、素通りしていくんですよね。漫然とした態度ならば、物事に挑むべきではない…そう思います。


そして人生とは。

自分というひとつの器のなかに、いくつもの小さい瓶を所有して、それらの水を溢れさせていく(人生経験を重ねる)行為のことを言うんじゃないだろうか、と思う。

生まれて30年以上経ったけれど、この先あとどれくらいの瓶から水を溢れかえさせることができるだろうか。

そんなことをふと思うようになった。人生は短いようでそれなりに長く、長いようでそれなりに短いから。

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