インドで気づいた「うま味」のすごさ。

さっきテレビで平成教育委員会がやってた。小学生の頃、よく見てたなー。

「食育」の項目がすごく面白くて、五味のうち甘味、酸味、塩味、苦味は先に見つけられてて、1908年になって池田菊苗さんが「うま味」であるグルタミン酸を見つけたという。味の素のアレね。

今日は「そう言われてみればそうだな」と思ったのが、辛味は味覚ではなく、痛さと暑さという刺激なのだという。スパイスはまんま刺激物ってわけだ。

でね、思い出したのがインドでの生活ですね。会ったことがある人は知ってる人も多いけど、ソニー時代に3ヶ月ほど出張で滞在してたんです。で、俺は海外で現地の食事をわりと楽しめる方で、胃腸もそれなりに強いから、カレーも楽しんでバックバク食べてたんです。それこそビリヤニの味はインドで知りました。サモサも大好き。

でもね、本当に辛かったのが不定期に襲われる「無性になにかが足りない」と感じる飢餓感だったんです。カレー、肉、魚、米、パスタ…それらじゃ埋められないもの。それは「うま味」だったんです。

インドの滞在した場所にはまともな日本食がなくて(あるにはあるがひどいw)、あるとき韓国料理屋に行ったんです。舌が本気で喜んでいるのがわかるほどに多幸感に満たされました。その理由は、「出汁」だったんです。身体がうま味を欲していたのです。

たぶん日本で韓国料理を食べて、うま味に有り難み(ありがた味!)を感じる人はいないじゃないですか。それくらい、うま味に飢えていたんだと思います。以後、日本に帰国してからもうま味を、自覚的にかみしめるようになりました。

よく言ってるのですが、インドはスパイス文化です。それは日本における「出汁」の概念をすべてスパイス(特にガラムマサラ!)に置き換えるということです。彼らにとってはソウルフードであることは間違いないのですが、日本人には埋められないベースのちがいを感じざるをえなかったです。

イタリアンのブロードとフレンチのブイヨンはどうなんだろうか?あれは肉とか野菜の出汁だけど、グルタミン酸なんだろうか……。

最近は親友の影響で腸内細菌が気になっているので、発酵食品をどんどんひもといていきたいです。腸にアプローチするには、プレバイオティクスという「細菌の餌」と、プロバイオティクスという「細菌自体」を整備していく必要があるみたいですね。

多くの現代人は腸内環境がガタガタだと思うので、健康へのアプローチとしてここ5年でかなり広まっていく考え方になると思います。ちなみに親友は「今年は花粉症が出なくなった」そうです。サプリ飲みすぎだけどな。笑

インドでチャイはどこでも飲めるんだけど、どこで買ってもだいたい陶器に入れて出してくれる。飲み終わった陶器は、割ってそのへんに捨てる。土に還るまでどれくらいかかるのか不安だったが、郷に入れば郷に従えだ。深く考えずにガシガシとそのへんに捨てるようになったものだった。なつかしい。

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たまにサポートをもらえると筆不精なので、書くモチベーションが出ます。妻となにか美味しいもの食べに行かせてもらいます。

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