見出し画像

今からお前に何話そうかな どうやってこの感じ伝えようかな

俺のコラムはすべて実体験から来ている。

自分が何かを経験したときに感じた「嬉しさ」や「悲しさ」や些細な「違和感」が発露になって、それがなるべく多くの人に共有されるように大仰に一般化して語っている。

ときに演説のように力強く、ときに説教のように暑苦しく、ときに独り言のようにひっそりと届けたい人だけに向けた文章を。

書籍を書きながら「誰かにとっての幸せな恋愛」を考えるとき、自分がなぜ彼女のことを好きなのだろう?ということをぼんやりと考えていた。案外答えは出ない。いや、好きなところはいくらでも語れるけれども、好きな理由を考えてみるとどれも芯を食っていないように思う。最近の俺の持論は「本当に好きな人/モノに理由なんてない」だ。ただただなんか分からないけれど好き、それが本物なんじゃないかと。「理由」は世間の尺度を基準に用いている。

若い女の子、可愛い女の子、性格が良い女の子、収入がある女の子。そう言った子たちに出会う機会はまだ多々あるけれども、彼女と同棲している生活を止めることに関しては想像力がまったく働かない。

いや、好き放題飲み歩いてエロノリではしゃいでいる俺がいるので誠実ぶる気はまったくないのだけど、「特別な人」として不動の地位No1に彼女がいるのは間違いないのである。

誰かにとって特別な人になりうる存在をチェックするひとつに、今は"その人の寝顔を愛せるか?"がある気がしている。隣にいるその人の寝顔が可愛くてしょうがない、いつまで見ていても飽きない。そんな人は「理由なく好き」に該当するような存在なんじゃないかな。

無償の愛を注ぎ込んでも惜しくない人、無償の愛を返してくれる人。それも大事なことだけど、実はもっと些細なところに愛情の手ざわりは内包されている気がするのだ。自分の心の温度にさえ敏感でいることができれば。

…締め切りまでに初稿終わるか不安。。

筆不精なので、書くモチベーションが出ます😎妻となにか美味しいワイン買わせていただきます🍷