ファインモールドのシートベルト、Nano Aviation 72 WWⅡ、イギリス空軍機用シートベルト（スピットファイア・ハリケーン）を使ってみたので紹介します。

1/72スケールのスピットファイアを何機か作ってきましたが、シートベルトがデカール、またはエッチングパーツで用意されているキットが意外に多く、このファインモールドのシートベルト、随分前に購入したものの使う機会があまりなかったのでした。

スピットファイア、ハリケーン用となっています。

成形色は薄いグレー、軟らかく容易に曲げることができます。
取り付ける前に塗装する必要があります。ただし、プライマーは必要ないでしょう。直接塗装しても大丈夫です。

全体をカーキ色で塗装、金具はシルバー、ゴールドで塗り分けます。細かいのでゴールドの部分は省略してもいいかもしれません。

この製品、気になるのは厚みです。
1/72の操縦席に取りつけてみるとかなり厚く、実測で約0.2mmあります。スケール換算すると約1,4cm厚のベルトとなるのでこれは相当な厚みということになります。

厚みがあるので、ある程度取り付け先の形状に合わせて曲げておいてから瞬間接着剤で固定したほうが良いでしょう。急激に曲げると折れてしまうので、ゆっくり優しく曲げるとフィットしてくれます。

厚みが気になるといっても、キャノピーを取り付けてキャノピー越しに操縦席内を覗いたときに、このくらい厚みがあったほうが目立って良いかもしれません。