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春の終わりのように散る桜(カウンセラーとの会話から得た答え)

春になると誰もが想い出があるはずだ。

忘れているだけで、間接的な物事に触れると
頭とあの頃の想いを、呼び覚ますように
遠い記憶であっても、その時の全ての感情が
心を満たすことはないが、
君を想い出すだろう。

勿論、いい事だけを思い出す訳では無い。

はじめから終わりまでの長い間を共に
過ごした分だけ、僅かな時の一瞬の一瞬が、
千紅花火のように綺麗な時とその火花には
それぞれの心が包まれている。

そして、一瞬一瞬が弾けるように、
想い出も心に咲いては
散っていくことだろう。

想い出は想い出として、千紅花火が最後の
最後までその命が尽きる瞬間まで、小さな
花火となり、その光が消えるように、
想い出として消して、今ある現実を
伴に過ごす人と前に進むのが良いだろう。

優しい│俄《にわ》か雨が降る中、
私は1人で歩いている。

人気の少ない裏道に入っても
雨は降り続けている。

空を見上げれば、薄い雨雲が見渡す限り
埋め尽くしているのを見て、意味の無い
ため息を吐いて、私は再び歩き出す。

いつかは晴れて、太陽が再び顔を出しても
何も気にならない。雨の後には必ず晴れる
時が来るからだ。

私は未婚者の孤独な人の群れの中にいるが、
キャップを深く被り、寒い日や雨が降って
きた時にはキャップの上からフードを
かぶっている。


誰もが何かを考えながら歩いているのか等
気にした事は無かったが、カウンセラーに
言われた。私が過去に書き残していた日記や
映画のセリフや歌の中で気になった歌詞等も
書き留めていたと話した時、

「ただ見るだけで言葉に対して意味を求めた
事は無いですよ。昔から書く事が好きだったの
ですね」

「いや、全く好きでは無いですよ(笑)」

「多くの人と話してきましたが、〇〇さんは
色々例外的な事があったので、ご自身では恐らく
お気づきでないですけど、愛くるしいですね」

「愛くるしい? 幅を狭くして言えば?」

「手を使って表現したり、話していて反応が
かわいいですよ」

「言われた事は無いですが、そうなんですか?
まあ、ここに来ている人とは違って、自分で何が
問題かも分かっていますし、悩みと言うより、
どこかで区切りをつけないといけない事は分かって
ますが、そこが難しいですね」

「区切りというケジメ的なものですか?」

「そうですね。俺の場合は実に厄介です。
院長と話をする時も、大抵は私から話を
ふらないと、言葉も見つからないようですし、
今は私の問題に関して理解しているような気が
しますね。理解すればこの答えを出す事の難しさ
は理解できるので、言葉が出ないのも納得ですね」

「ここに来るまでも1年ほど迷ってらしたですしね」

「ですね。話せる相手はいますが、この事をまず
理解できる人も少ないですし、人は誰しも自分の
知識内で物事を考えて答えを出します。
私の場合はまず二重の事を理解した上で、現実的では
ない事を理解しなければならないので、最後の問題点
まで到達できる人は極々少数でしょう」

「取っ掛かりは見つかりそうですか?」

「最近、キタニタツヤと言うの歌を聴いていて、
非常に良い歌詞で、その上、向上心もあるので、
YouTubeで口ずさみながらnoteを書いてますね」

「今でも1日に3本書き続けているのですか?」

「いや、ヘルニアになったじゃないですか。
あれで書けない日が出たので、まあ別に毎日書く
事は大事ですけど、あのカウンターに特に
感化はされないので、気にせずまた書いていこう
と思ってますね。私には何というか裏が見えて
しまうので、それらに自分の行動を左右されない
ですし‥‥‥限りなく本物だと言われているもの
すらも無い世界がある事を自分自身で体験から
知ってしまったので、まるで蛇に睨まれた蛙状態
ですね(笑)」

「裏と言うのはどういう事ですか?」

「例えば、ゲームならβテストや、昔からある
Amazonとか他でもあるコメント等やクレームとか
になりますね」

「それが裏とはどういう意味ですか?」

「本来は社内でやるべき事を、要するに
人件費の削減になりますね。βテストでは負荷やで
どうだったか等のコメントをタダで知る事に
なりますが、ユーザーは関わる事に対して喜びに
近い感情を生んだりしますので、会社としては
考案や問題をユーザーを通して知る事ができるので、
私的な意見では手抜きに近いものが、もう昔から
あるので今更、それを人に言う事はありませんが、
そう言った事です」

「確かに社内でやれば相当なお金がかかりますね。
臨床試験も高額でする所もあれば、タダでする
所もありますし、言われてみればそうですね」

「私の場合はそれが1分もかからずに分かるので
疲れますね。今言ったような事はスルーできます
けど、人が相手となると相当疲れますね」

「〇君のような人の事ですか?」

「そうです。最初から現時点のようになる事を
何十回も言ったのに、結局は俺の方が悪いように
なるのは疲れます」

「確かにその通りになってますね」

「数年前に言った事が現実になっていくのを、
知っているのは私だけで本人は気づかないまま
こういった形になる事も言っていたのに‥‥‥
よく賢い奴にネット上で知り合いになる時も
ありますが、賢い奴らは私ほどまでにはなりたく
ないと言います。逆に賢くない奴からはどうしたら
私みたいになれるかと聞かれますが、話で教えれ
ない事さえも解ってない相手に言える言葉は無い
ですので、出来る限り大人しくしているのですが、
その割には何故か絡みは多くなるんです。音楽
を聴きながら、何とか疲れを吹き飛ばしてますね」

「〇〇さんご自身はどうしたいのですか?」

「出来るだけ人と関わらなくてもいい仕事を
したいと思ってますね。小説とかエッセイストか、
音楽家のどちらかを学ぼうと思ってました。
元々は左利きだったのを、書く時だけは右利きに
強制的にさせられたので、通常の人よりは両手を
使えますし」

「なるほど」

「私からしたら不思議で仕方のない事があるんですが、
物書きをしようと思うと言うと、誰もが凄いとしか
言わないんです。書いた事があるのかと尋ねると、
無いと言うんです」

「何が不思議なんですか?」

「体験せずして大変かどうかも分かる訳無いですし、
書くだけなら誰にでも出来る事じゃないですか?
簡単とは言いませんけど、凄いかどうかは文章次第
になりますし、自分にもその才能があるかもしれない
事に対しての反応が、誰もが凄いと言う事に対して
不思議でなりません。簡単な事に挑戦しても自分の
成長にはなりませんし、頑張った結果、駄目だった
のであれば私も納得しますが、やらずして結果的な
発言を言うのは何とも理解しかねますね」

「言いたい事はわかります。でも〇〇さんが思う
以上に難しい事なんだと思いますよ」

「難しいからこその挑戦では無いのですか?」

「確かにそうですけど、例えば〇〇さんが全く
興味の無い事に挑戦してと言われたら
どう思います?」

「なるほど。何となく分かった気がします。
要するに嫌いでは無くても、実際にその事に
挑戦するには何かしらの要素が必要だと言う事
になると言っているんですよね?」

「そんな感じですね。〇〇さんの場合は打たれ
強さと、精神的にも非常に強いと思います。
だから挑戦できるのだと思いますし、仕事に
関しても会社の方が言われるように、他の方
では代理的にも難しいと思います」

「凄いですね。何とも納得のいくものだと
思います。理論で私が納得したのは記憶にない
です。もしかしたら初めてかもしれません。
やりますね(笑)」

「私の方も色々勉強になってますよ(笑)
〇〇さんのような境遇の方は知りませんし、
普通の人なら立ち直れない位の目にあった
のに、前向きに頑張ってる事は凄いと思います」

「まあ、家で独りでいる時は、抜け殻状態ですよ」

「どんな感じなんです?」

「もう音楽か映画を見てないと、暗闇の世界に
なるように辛くなります。悪夢も週に2,3回は
見ますし、夢と現実の区別もつかない時もよく
あります。暗い中だと認識しているのに、夢の続き
のように感じていて10分くらいは自分が話していて、
返事がないから呼びかけたりもします。返事が無い
事が分かって初めて夢だったと気づく事なんか毎度
の事です」

「ただ、私が生きると決めた時に、自分に負けない事
は既に実行していたので、それを利用して無理矢理
重ねる事によって、限りなく嘘をつかないようにする。
約束は守る。等を重ねる事によって、ギリギリのライン
ですが、そう自分に誓いを立てたのです」

「〇〇さんがnoteを勧めてくれて書き始めましたが、
自分で実感するほど、書けば書く程、以前カ〇ヨ〇で
書いていた文章をたまに見ますが、上達している事が
目で見て分かるので、やる気になれます」

「ただ、私に起きた事を理解しているのは、今では
院長と〇〇さんだけなので、週に一度は通う事に
しました。人間と長期的に話してはきませんでしたが、
昔とは違い、本当の意味で第二の人生を歩む為には、
ある程度は速度を上げていかないといけないので、
出来る限りの事はしてます。音楽も映画も小説を
書くための布石のようなものとして使えますし、
エッセイでは自由に感じた事をそのまま書く事によって
気持ちを言葉に変換する練習になると思ってます」

「あまり無理はせず、お体にも気を付けてくださいね」

「体は恐らく治りません。悪化も止まりましたし、
良くはありませんが、悪くもなってません。
あらゆる治療をして西洋医学では治らない事は確定
しましたし、それは自分では気づいていました。
私の中で父母を許す事が出来れば、治るでしょう。
なので、生涯治らない可能性もありますが、それ
から死に派生する事はもう無いでしょう。深く
思い出そうとすれば、また心不全になるので、
考えないようにすれば、私の場合は本来なら
気が狂うものでしたが、多くの前例を知っていた
ので、私の中にある心がすぐに酷い記憶や負の
感情等を封じ込めたので、完全に負の感情だけ
という訳にはいかなかったので、昔の自分とは
違いますが、昔よりある意味打たれ強くなって
います」

本来は書く予定では無い事でしたが、
たまたま流れが変わったので、実際に話した
時の事を書いてみました。

4月は雨が多く桜散っていて、路上に多くの
サクラが落ちていました。

今年もまた暑い夏が来るでしょう。
熱中症に気を付けつつ、
病気にも気をつけましょう。

本来は他の事を書く予定でしたが、
下書き保存していた為、
内容が変わってしまいました。

ですので、1曲だけアップしておきます。











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