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諸葛孔明の苦悩、話が発展してしまった分かりやすい現代日本の状況

誰もが知る名前であると思うほど、
知名度の高い人物です。

しかし、一呼吸いれて考えてみてください。

彼も我々と同じ人間です。
アインシュタインも、ソクラテスも、
ロバート・オッペンハイマーも、
皆、我々と同じ人間である以上、
功績に目が行きやすいですが、
彼らも苦労し、功績に比例して
その苦悩の日々があったのです。

諸葛孔明は、春秋時代の呉起という
将軍の生き様と、彼の書いた書を
何度も何度も読み返し、
忠義に対する心を忘れずに、
その生涯を閉じました。

それは春秋時代に於いて、肉親さえも
平然と裏切る世の中であっても、
決して主君の恩義を忘れず、主君の
死後、敵の罠に主君の息子が跡を継ぎ、
騙されても、主への恩を消して忘れずに
生涯を貫いた人物が呉起という人物でした。

彼は軍略の才能に長けていて、主君の念願の
恨みを晴らすために、誰もが認める呉起で
あるからこそ、各国が彼への信頼から連合軍が
生まれ、その連合軍の総司令官を務め、勝利を
納めました。

その後、連合軍は解散しましたが、呉起率いる
軍勢は自軍だけで主君の恨みを晴らすため、
その長けた軍略を使って追い詰め、主君の恨み
の元である敵軍の君主は結果として殺されました。

しかし、追い詰められた敵軍の中に、身分は低い
人物ではあったが、頭のキレる人材がいて、
呉起と恩義ある主君の後を継いだ息子の不仲を利用
して、忠義無き家臣の甘言により、敵の罠にかかり
ました。

大将であった呉起は敵の城をあと2つまで追い詰め
たのに対して、城に残る愚かな家臣たちは、手柄を
立てようと、あらぬ事を主君の耳に入れました。

60以上の城を落としたのに、あと2城を落とさない
のは、それらの城を奪うためだと甘言を主君の耳に
入れ、呉起へ将軍交代の使者が来ました。

この時、呉起は家臣たちからも当然ながら信頼を
得ていたため、噂で呉起が裏切ると聞いたが、
余りにも馬鹿げているので、呉起の耳には入れ
ませんでしたが、と、呉起の謀反を前線の家臣は
呉起に報告し、戻れば殺される可能性が高いと
考え、そのような裏切り者を信頼した前の君主は、
愚か者だと世間は思うだろうと考えた呉起は、
他国に亡命しました。

新しく来た将軍に対して、最前線で呉起が追い詰めて
いたのに、ここまで来て将軍が変わった事に対して、
兵士たちは怒りを露わにしました。

敵の罠にかかり、呉起が大将でなくなった事により、
敵軍は一気に攻勢に出てあっという間に60城以上を
取り返されました。

この時、愚かな家臣は、今、呉起に攻められたら
我が国は苦境に立たされると主君に進言し、
呉起と不仲であったその主君は、呉起を騙すため
では無く、長い戦で疲れているだろうから慰安の
ために呼び戻したと書をしたため、呉起に送りました。

この時、呉起は元主君に対する恩義や、裏切りが
当たり前の時代の中であっても、前主君に対する
忠誠心をしたためて、暗君となっていた前君主の
息子である暗君に、その書状を使者に持ち帰るよう
伝えてその書状を暗君に手渡しました。

内容は真の忠誠心のある家臣で、このような事態に
なりましたが、恩義ある父君のご子息に対して、
そのような不義理な真似をしようなどとは、一切
思っていない忠誠心の塊のような内容でした。

暗君は甘言を聞き入れ、呉起のような素晴らしい
家臣を失った事に対して後悔し、呉起の息子を
将軍として取りたてました。

孔明はこの時の呉起の忠誠心の素晴らしさに感銘
を受け、暗記するほど何度も何度も読み返しました。

恩義ある玄徳からは、息子が愚息なら孔明に主君
になるよう最後に言い残して死にました。

劉備、関羽、張飛が漢の再興に命懸けで、ずっと
取り組んでいた事は承知してましたが、孔明は
敬愛する呉起と、愚息の劉禅と板挟み状態のまま
苦悩の日々と魏討伐を成し遂げようと戦い続け
ました。

国土の広い魏に対して、蜀は元々は罪人の流刑地
でもあったため、平地は少ないという事は、人も
少ない事を意味し、天下の半分を領土とする魏に
対して、司馬懿という知将相手に、結果として
敗北しました。

劉禅は愚息で愚かな人物であったことは、
中国の三国時代の英雄が記された文献にも
名前は載らないほど、現実的に見ても愚かだったと
証明されています。
英雄でなくても凡人であれば、蜀という国の君主
であれば名前は残したはずです。

つまりは酒と女にしか興味が無かった事を
意味するものでもあります。

孔明がいくら賢いからと言っても、悩みは常に
付きまとっていました。その苦悩は今考えても
計り知れないものだったと思います。

魏の司馬懿にしても、戦えば負けるという状況に、
家臣たちからは多勢なのに守りを固めて動かない
事を陰口だけで無く、司馬懿本人にも間違いだと
指摘され、板挟み状態でした。

実際、司馬懿は賢かったので、守る事により魏を
守ったと言えます。しかし、分からない人たち
からすれば臆病者と呼ばれていたのもまた事実
です。

頭が良ければ、それ相応の悩みがあります。
人から見て、何でもできる人だと思っていても、
それは日々の努力から生まれたものであって、
努力しない人からすれば、絶対に分からない
ものでしかないと言えます。

今、日本は緊急を要する事態になってしまい、
今回の荒波は恐らく、日本を飲み込みます。
私は以前から何度もシミュレーションしてますが、
どうやっても無理だという答えにいきつきます。

一度、去年の12月中くらいだったと思いますが、
このnoteで実際の国民の意識がどれほどなのかと
思い、話を書きました。そしてケツメイシの曲を
書きました。

歌と文章での反応を見て見ましたが、実に反応は
予想以上に反応は悪く、政府と国民の意識度の
ために調べましたが、私の理論では殆どの人が
納得されないというのが結果でした。

ケツメイシの歌に関しては、直球勝負でいかせて
もらいましたが、予想以上にどちらも無理な
段階だと改めて気づかされました。

しかしながら、確かに不透明な政府であり、
今も根付いている土木業者と政治家の癒着問題は
実際、解決していません。

唯一の打開策を取ったとしても、日本を再生させる
には時間が必要になります。
政府と国民が譲り合い、問題を解決していくしか
道は残されていないのが現実です。

実際、法律の改正に関しては、確かにアメリカが
定めたものではありますが、もう70年以上経って
いる法律であるので、時代に合わせて変えていか
なければならない事が多数あります。

政府は不透明でもっと公務員に対して処罰を
厳しくするなどの処置も必要ですし、
国民も歩み寄らなければ、悪化の一途を辿ります。

今でもそれが明るみに出てきて、ハワイや中国に
日本人女性が行く事はできない状態になりました。

まずは現実を受け入れるのが大事です。
私が昔に立てた日本の未来予想を上回る勢いで、
悪化し続けています。

2021年に東京で公式な人数は1千万人を
下回りました。地方では各地域で台頭した県に、
その他の地域から引っ越している状態です。

私の地元の広島は中国地方では一番栄えている
上に平地も多くあるので、人口は300万人を超え
ました。

私が調べた結果では、まず四国から、九州の福岡
は栄えているように見えますが、実際は福岡自体
には仕事は少なく、派遣会社が多くある状態です。
私の知り合いも福岡から東京に派遣会社から今も
来ています。

大阪は飲み屋の拉致事件以来、真面目に営業して
いた店などがかなりの打撃を受けた事により、
東京組と広島組に分かれて来ています。

広島は世界遺産が2つあるので、観光客は多い事
と、あまり知られてはいませんが、大きな会社の
本社があるので、仕事に困る事は殆ど無い状態
です。マツダ、ビールの麒麟、中国木材、
中国電力、イズミ、エディオン、福山通運、
ヤマトを造船したIHI等他にも大きな会社が
多数あるので、人口の増加に繋がっています。

しかし、ある問題が数日前に起きました。
日本在住の外国人の人が生活保護の申請を
却下され、裁判を起こしましたが敗訴しまいた。

この事に関しては、非常に難しい問題ですが、
勝訴するべきだったと私は思いました。

今、日本には働き手がどんどん減っている
状態です。海外から外国人労働者を入れなければ、
すぐにどうにも出来なくほど
危険な問題の1つです。

ただでさえ、近年では日本の給料は安いと言われ
ていました。しかし、今、経済自体が揺らぎ、
円安状態になりました。
つまりは時給なり給料なりを上げないと、当然
ながら働き手は来ません。
来る人の職種にもよりますが、円安状態である以上、
基本的には仕送り目的を兼ねての労働者も多い
はずなので、円安な上に、困った時の補償もない
状態では、さすがに外国人労働者は来ないと
思います。

日本は何でもかんでも先伸ばしにした結果が今、
こうして現れています。これ以上問題を増やせば
取り返しのつかない事になります。

というかその道は避けられないのかと思っています。
少子高齢化問題は以前、世界中で起きました。
アメリカやイギリス等は、産休手当に給料の8割を
支払ったり、子供が産まれたあとの補償などにも
積極的に取り組みました。

しかし、日本は子供手当てとかで、1人につき3万か
5万しか出しませんでした。
先進国は少子高齢化を食い止めましたが、
日本だけは甘すぎる見積もりのため、当然止まるはず
もなく、今があります。

歯医者や医者の問題もまだ未解決と言っていいほど、
問題を抱えた状態にありながら、何もしてません。

私の一族の多くは医者です。
従妹の中には日本に見切りをつけ、海外移住して
海外で開業している従妹もいます。

少子高齢化の波が来て、まず産婦人科、小児科等の
専攻する人が激減状態にあります。
多くは脳外科、整形外科どちらも高齢者狙いでの
専攻になります。

歯科ももう無理な状況を迎えてから、修正を入れ
ましたが、今後は逆に減り続ける可能性が高いです。

少子高齢化問題も同様ですが、ある程度は先読み
しなければなりません。

大きな理由はまず第一に、私立大学だと高額になる
ため、開業しなければ元が取れなくなります。
しかも開業するに当たり、研修医として最低10年は
大学病院に通いますが、大学病院からお金は一切
出ません。終末にバイトをして凌ぎます。

この時点で、今の歯科では終末バイトも要らない
のですが、減るとは言っても全く増えない訳では
ないので、おそらく今くらいまでは増え続けて
いたはずです。

国が規制をかけたとしても、単純に規制をした時点
では16年間は増え続けるという事になるので、
16年後をピークとして減り始めるため、先読みしな
ければ、このような事態になります。

歯科が増えた理由は、医者になるよりも簡単な上に、
大学費用も安く、医者よりも稼げたから
増え続けました。

現在、地方では産婦人科や小児科は減り続けています。
人口が増えている県は問題ありませんが、いずれは
問題になります。

歯科が増えすぎた対応も実に軽いものでした。
大学の店員数を減らす。国家試験を難しくする。
少し考えれば誰でも思いつくような対策を日本は
これまでし続けていました。

政府と国民の溝は深まり、私が書いた時も予想よりも
歩み寄らないという意見が多かったのを痛感しました。

問題は時間が足りないことです。

歩みよりや政府の改善などにはどうしても時間が
必要になります。
しかし、今の日本にはその時間さえない状態です。
日本は危機的状況に慣れて無さすぎるせいで、
何事に対しても甘くみてしまいます。

無人販売機など海外からすれば取ってくれと
言っているようなものだと言っていました。

日本人は安全に慣れすぎた問題も改善しなければ
なりません。
アメリカが擁護してくれていますが、擁護できない
問題もあるからです。

現在、世界では人口を減らさなければならない
方向に進んでいます。世界の人口が100憶人を超えた
場合、食料問題が主な理由となっています。

去年か一昨年、アメリカ等で昆虫を食べる事を
推奨する話が出てました。
あれは本当に食べるものが消えた場合に備えての
云わば練習のようなものです。
実際、タンパク質も多いので、食料危機問題の
一環としてとは言っていませんでしたが、
あれは一環といってもいいものでした。

しかし、それくらい先を見て動かないと、現実が
迫った時に対応できないのが現実です。

当然ながら今後、経済が悪化すればするほど、
犯罪も増えていきます。夜道を一人で帰る事
も危険な事件が最近起きていたので、
増加していく問題の一つと言えるでしょう。

本当にしっかりと政府も国民も意見を交わす場を
持たないと、このまま倒れて行く事になります。
現実にそうなってからでは手遅れなのです。

今後は世界からコロナの時のように、日本は何を
考えているんだ? と言われる事になるでしょう。
人口減らす方向に世界は向いているのに、日本は
日本人を増やさなければならないからです。

客観的に見ても、そりゃ世界は日本は頭が
おかしいと言われても仕方のない事だと思います。

本来は小説の第二章を書き終えるはずでしたが、
明日書き上げます。

我々が何とかしなければならないので、
希望を持って日本を変えていきましょう。
少しずつなら可能だと思いたいです。

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