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アルベルト・アインシュタイン

”真実と知識の判別に自信を持つ者は
   神々に嘲笑され身を滅ぼす”


この言葉にはまず、神の存在が前提に
あります。
それと、アインシュタインを含めた人類
への警告や、思い上がりに対する意見と
なっています。

まず、最初の文章から入ります。
「真実と知識の判別に自信を持つ者」

アリストテレスの言葉の後なので、
アリストテレスを読まれた方は、
楽に感じるかもしれませんが、
この言葉も深い意味は込められています
ので、しっかり読んで頂きたいと
思います。

この言葉は簡単に言うと、要するに
何事に於いても簡単な事など無い事を
まず言ってます。
私もその通りだと思っています。

真実と知識の判別自体、非常に難しい
ものでもあるので、それに対して自信を
持つ者は基本的に知識が無い人だと
アインシュタインは言っています。

アインシュタインから見ても、実際、
真実と知識の判別に関しては、
人によったり、国によったりして
意見は変わるものでもあるので、
真実はあくまでも知識の中に
あるものであって、真実を知識として
話す人等は、今の時代でも多数います。

完全に勘違いしてる人になるので、
真実は基本的には変わる事の無い話の
1つであって、知識は全く別で、時代
と共に変化するものでもありますし、
1つの題材に対して、複数の見解が
存在するものであるので、噛み合って
無いものに近いものです。

知識の場合は思慮深い人の意見は、
やはりしっかりと考えている事が
わかりますが、真実は立場が逆で
無い限り、話が変わる事は無いものです。

ですので、知識の中に存在している
立場が変わらなければ変化のしないものと、
育つ事の出来る知識とを混合してしまう
人が多数いたため、言葉として残したのだと
思われます。

後文では、
「神々に嘲笑され身を滅ぼす」と、
アインシュタインは言っています。

つまりは神々とは比喩的な人類も
含めて言っていますが、何故、神々と
言ったのかは分かります。

要するにそれほどまでに愚か者だと
言う意味として神々という言葉を
アインシュタインは使って、人類を
含めた意味で、全く異質なものである
事を強調しています。

書いていて、思わず苦笑してしまいましたが、
アリストテレスの言葉はやはり難易度が
高いなと、本来は比べるものでは無いのですが、
意味を理解するという点に於いては、
アインシュタインは基本的に分かりやすい
言葉なので、余計に思ってしまいました。

しかし、やはり意味はしっかりと
込められていますので、偉人たちの言葉を
そのまま受け取ってもあまり意味はないので、
理解することが一番大切だと思います。

多くの言葉を知っていても、意味を知らなければ
無知と変わらないので、しっかりと意味を
受け止めていきたいと思います。


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