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2月29日オンライン会社説明会の質疑応答書き起こし

こんにちは、セレスIR 担当です。

2月29日に湘南投資勉強会さまで「投資家向けオンライン会社説明会」を開催しました。

質疑応答の書き起こしを作成しました。暗号資産に関わるご質問が多かったです。

オンライン説明会全体の動画URLは以下になります。よろしければご覧ください!


■ 質疑応答

▶ ビットバンクの収益構造について教えてほしい。取引手数料は一定の割合で決まっているのか

ビットバンクは暗号資産取引所、板取引がメイン。売りたい人と買いたい人との間で取引を行い、価格は需給できまる。売買手数料が収益源。その手数料は一定の割合で決まっている。
暗号資産建てで手数料が入るので、取引量が多くなると収益が増加。
ビットバンクは、国内ではアルトコイン(ビットコイン以外の暗号通貨)の取引量について、ナンバーワン。

ビットバンクについての記事はこちら

▶ マーキュリーの暗号資産保有状況とPLへの影響について知りたい。12月末で1.5億円暗号資産を保有しているが、今期は1.5億円に対して増減した分が売上として計上されるのか。売上=利益となるのか

マーキュリーで暗号資産を一定量自己保有する理由は以下の3点。
①取引の流動性確保
➁最低ステーキング額確保
③収益を暗号資産建てで受け取るため
日本の会計ルールでは、他者が発行した暗号資産を月末時点で自己保有している場合、月末時点のレートによって暗号資産を時価評価し、評価損益を営業収益(売上高)として計上。評価損がでると、営業収益がマイナスとなる場合もある。
ちなみに、評価損益はキャッシュフローには影響しない。

マーキュリーについての記事はこちら

▶ マーキュリーのステーキングの仕組みについて教えてほしい

ステーキングは所有している暗号資産をブロックチェーンネットワークに一定期間預け、ネットワークのセキュリティや処理能力向上に貢献して、その対価として報酬が得られるというもの。
ステーキングができる銘柄は、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)というコンセンサスアルゴリズム(合意方法)を持つ。PoSは保有(ステーク)によって取引を承認する合意方法。暗号資産の保有量が大きい、保有期間が長いほど承認に対する役割を割り当てられる確率が高まり、承認が完了すると暗号資産が付与される。作業をせずに暗号資産を預けるだけで承認作業に参加できる運営方法となっている。
一方、ビットコインはプルーフ・オブ・ワーク(PoW)であり、ステーキングはできない。PoWは、最も早く正しい演算を行ったマイナーに対して報酬を付与する。
PoWは作業スピード、PoSは保有により取引が承認されるのが違いである。

▶ 他社でもステーキングができるが、マーキュリーの優位性は?

ステーキングサービス自体の差別化は難しい。取扱い銘柄を決めるのは各社の判断。どういった銘柄を取り揃えるかが各社の戦略となる。また、システムの使いやすさ、セキュリティの高さが差別化要因となる。

▶ ビットバンクの取引高は足元どうか

暗号資産相場が盛り上がった2021年は月間1.5兆円の売買取引があった。当時の相場には届いていないが、当時よりも取扱い銘柄数が増えている。足元でビットコインの価格が上がってきている影響で、ビットバンクが多く取り扱うアルトコインの売買が活況になる可能性は十分ある。

▶ 暗号資産は日々知識のアップデートが必要なように思うが、社内で教育の仕組みはあるのか

社内に数名エバンジェリスト(evangelist)の役割をする従業員がいる。彼らが日々技術の仕組みやニュースを仕入れていて、彼らを通して新しい知識を社内に浸透させる。

▶ 直近ビットコインの価格が上昇しているが、この影響について教えてほしい

相場が上がると暗号資産市場への参加者が増加し、売買高も増加するので、当社にとってポジティブ。

▶ ポイントサイトではモッピーが売上高や会員数で他社より優れているが、その理由は?

モッピーはもともとガラケーでスタートした。ガラケーがスマホに置き換わったとき、PC版のみのサービスの会社は、その画面の小ささに慣れていなかった。そこがモッピーには優位だった。
また、広告ごとのノウハウを蓄積して実践している。ポイントを渡しすぎると利益率が悪化、渡さないとユーザーが減少する。これをバランスするノウハウがあることが他社との差になっている。

▶ モッピーはユーザーの間で理不尽な認否があり、それに対するケアが悪いとの評判がある。顧客サポート面が他社より劣っているように感じるが、改善のための施策を打っているか

ユーザーサポートに関しては改善余地があると考えている。人員の増強や従業員の教育には力を入れている。KPIとしてお問い合わせを頂いてから回答に要する時間、1か月当たりにいただくお問い合わせの数などを設定しており、最近は少しずつだが減少がみられる。こういった取り組みを継続していく。

▶ モッピーの会員一人当たりの広告成約率や売上は新規入会後、例えば1~5年のレンジでどのような変化がみられるか

モッピーの売上の約50%が金融関連で足元ではこの売上が増えている。新規で入会して金融案件の広告を利用するユーザーが多い。会員数が多くなるとどうしてもライトユーザーが増える。

▶ モッピーの会員半分くらいは非アクティブユーザーですが、その人たちが戻ってくるというのは難しいのか

ポイントサービスは飽きるものではないと考える。一定数は戻ってくるユーザーもいる。

今回は以上です。
ご質問などがございましたら、下記URLからお願いします。

また、その他よくいただく質問はQA Stationに掲載しておりますので、よろしければご覧ください!


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