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年2回の大掃除(しぶしぶ)

嫌なことでも気の持ちよう、考え方ひとつで気持ちも楽になるとか。
ならないとか。。。

私は基本的に掃除が苦手だ。
そういうこともあり気持ちが乗らなかったりとか疲れているとなおのこと
嫌な気分で掃除と向き合うことになる。
自発的にする掃除ならまだいい、でもこの大掃除は検査のための大掃除なのだ。
私は賃貸で一軒家に住んでいる。
オーストラリアで賃貸で住むと年2回不動産屋さんの立ち入り検査がある。
3週間ほど前にメールで日程と時間のお知らせが届く。
もし予定がわるくても変更は受け付けてくれない。

家には3匹の小柄な番犬がおり、見知らぬ人には容赦なく吠えまくる。
できれば、彼もいる時にしてもらえると助かるので日程の変更できないか聞いたら却下された。
言われた日程にもし留守にしている場合は、合鍵で勝手に入るとのこと。

日本だとそんなことないよね。。。

そんなわけで、窓拭き、窓のサッシ、換気扇の掃除、植木の手入れなど
いつもよりたくさんの項目を掃除しなければいけなかった。
その上、来客も泊まりできたりでおもうように掃除も進まず、気になりながらもお客さんと楽しみたいとも思ったりで、感情のコントロールでも疲れてしまっていた。
人見知りをするワンコをなだめるのも一苦労。初めて会うわけじゃないのにいつになったら覚えてくれるんだろう。。。

なんやかんやで、不動産屋さんの検査の当日。
朝9時から12時の間に来るとのこと。
いつも9時過ぎには来てくれてたので、9時にはいつでも見てもらえるよう準備万端で待機していた。
我が家は土足禁止にしているので、靴を脱いでもらうようにお客様用スリッパもしっかりと用意。

不動産のスタッフの方は問題なく靴を脱いでくれるのでありがたい。
何かの修理ではいる人は安全上という理由で脱いでくれない。
9時から待ちはじめ、今か今かと行きたいトイレも我慢しながら待っていたのだが、結局番犬のワンコ達が吠え出したのが、11時半。。。

今日はめちゃ遅いなと思いつつ玄関を開けるといつものスタッフではない人だった。
とりあえず、スリッパに履き替えてもらって部屋を見ていってくださいと言い残し、ワンコ達をケージに誘導しにいく。
吠え続けるワンコ達をなんとかお菓子で釣りケージで待たすことに成功。
スタッフの方は各部屋の写真をパシャりパシャりとスマホで撮っていく。
そして、庭に出た。

スリッパ履いたままで。。。

何も言えねぇ。

まあ、これオージーのあるあるなんだろうな。
前に来てくれてた勘のいい彼女は置いておいた庭用のクロックスに履き替えてくれていた。
(それでも1度はそのままででいってしまったこともある。)
今日は天気だから地面が乾いててよかったよ。
立ち入り検査も終了、綺麗に使ってるねと言って彼女は帰っていったのでした。

ワンコも無事ケージから解放され、私からトリーとをもらいルンルンになった。
私も待ってるだけお腹が空いたのでラーメンを作って食べることにした。

あー、やっと終わった。
借家の辛いところである。
大家さんにはとても、いい制度ですよね。
この先もマイホームを持つことはないだろうから、私の年2回の大掃除は続くのだ。綺麗になると気持ちいい!と120%の気持ちでいいながら掃除をできるように努力していこうと思う。


最後まで読んでくださりありがとうございました。

えんのみ




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