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😻😻😻😻 オススメ度 ネコ四つ

猫柄図鑑 を読んでみた! 🐈
はじめに
猫好きなら誰もが気になる猫の柄のふしぎについて、ねこ博士こと山根明弘先生が全面監修した『猫柄図鑑』を読んでみました。この本は、猫の毛色や瞳の色を決める遺伝の法則や、柄ごとの特性の違い、猫の五感や歴史など、猫の「柄」に関するすべてがわかる図鑑です。猫を飼っている人もそうでない人も楽しめる内容になっています。

この記事では、本書の内容を紹介しながら、私が感想や学びをシェアしていきます。猫の魅力を再発見できる一冊ですので、ぜひ読んでみてください。

猫柄図鑑とは
本書は、以下の4つのパートに分かれています。

- PART 1 日本の猫の毛色
- PART 2 猫柄図鑑
- PART 3 街ねこウォッチングのススメ
- PART 4 猫のルーツと日本猫の歴史

それぞれのパートで、猫の柄にまつわるさまざまなトピックスが紹介されています。例えば、

- 三毛猫はなぜ雌が多いのか?
- オッドアイはなぜ起こるのか?
- 猫の毛色はどのように変化してきたのか?
- 猫の柄は性格に影響するのか?
- 猫の五感は人間とどう違うのか?
- 猫はいつから人間と暮らし始めたのか?

などなど、猫に関する気になる疑問が次々と解決されていきます。わかりにくい遺伝の法則も、かわいいイラストと図解でわかりやすく説明されています。また、本書には、YouTubeやSNSで人気の猫たちや、ねこ博士や猫教授の愛猫も登場します。猫の柄のバリエーションや個性が豊富に紹介されています。

私の感想と学び
私は、猫が大好きで、自宅で2匹の猫と暮らしています。猫の柄については、あまり深く考えたことがありませんでしたが、この本を読んで、猫の柄のふしぎや魅力に改めて感動しました。特に、以下の点が印象に残りました。

- 猫の柄は、遺伝子の組み合わせや発現の仕方によって決まりますが、その過程には偶然や確率も関係しています。例えば、三毛猫は、黒とオレンジの毛色をコントロールする遺伝子がX染色体にあるため、雌の猫に多く見られます。しかし、稀にX染色体が3本ある雄の猫も三毛猫になることがあります。また、オッドアイは、白い毛色と瞳の色を決める遺伝子が同じで、発現のタイミングによって左右の瞳の色が違うことが起こります。これらの現象は、猫の柄の多様性や個性を生み出しています。
- 猫の柄は、猫の生活環境や歴史にも影響されています。例えば、キジトラやサビトラは、野生の猫の柄に近く、日本では古くから見られる猫です。一方、白や黒などの単色の猫は、人間によって品種改良された猫で、比較的新しい猫です。また、猫の柄は、気温や日照時間によっても変化します。冬になると、毛色が濃くなったり、ポイントカラーの猫は、耳や鼻などの冷たい部分が暗くなったりします。これらの変化は、猫の体温調節や保護色に関係しています。
- 猫の柄は、猫の性格や健康にも関係していると言われています。例えば、白い猫は聴覚障害や先天性の病気にかかりやすいと言われています。また、三毛猫は気が強いと言われています。しかし、これらのことは、猫の柄だけで決まるわけではありません。猫の性格や健康は、猫の遺伝的な特徴だけでなく、猫の生まれた環境や育った環境、人間との関係など、さまざまな要因によって影響されます。猫の柄は、猫の個性の一部であって、猫の全てではありません。

まとめ
『猫柄図鑑』は、猫の柄のふしぎや魅力を科学的に解説した本です。猫の柄は、遺伝や環境、歴史など、さまざまな要素によって決まり、猫の個性や多様性を表しています。猫の柄について知ることで、猫の新たな魅力を発見できます。猫好きならぜひ読んでみてください。猫の柄のふしぎに感動すること間違いなしです。

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