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赤坂プリンスホテル

思い出多き、赤坂プリンスホテル(建て替え後の、東京ガーデンテラス紀尾井町)の売却検討の記事を受けて

西武池袋線:西武池袋駅の高輪ゲートウェイ駅が大きく変わり→西武グループは、品川プリンスホテル、グランドプリンスホテル新高輪、
グランドプリンスホテル高輪、ザ・プリンスさくらタワー東京と、
この地域に集中して2028年3月頃に完成予定である

【東京ガーデンテラス紀尾井町】
上層部に「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」が入っており、
プリンスホテルでは、最高級ブランドである

プリンスホテルは、元々皇族が所有していた土地を西武グループが買い取り、
プリンスホテルの運営が始まった
(プリンスホテルの取締役として勤務する島津貴子さんは昭和天皇の娘さんで
平成天皇とは兄妹になる)

また、雑学・・・
紀尾井町=その地に置かれた参勤交代のための大名屋敷三家から
紀:紀伊徳川、尾:尾張徳川 、井:彦根井伊と一字ずつとって付けられた

赤坂プリンスホテルには、数々の思い出が有る

西武グループの元
創氏=堤義明氏を語れば、本(図書)を何冊書き尽くしても書き尽くせないほど
長きにわたる凄絶人生が有る

沖縄県宜野湾市の海岸線の隣接地域に大掛かりな開発を推進していた我が社は

当時、沖縄県宜野湾市の全日空ホテル(現:ラグナガーデンホテル)に
1年以上もの間滞在して、当時の宜野湾市長(伊波市長=現在は沖縄県選出の参議院議員、会派は沖縄の風の国会議員)と宜野湾市で打ち合わせを行い、
東京原宿近くにあった国土計画本社へ〜

(隣にはいわゆる億ションの第一号でもあったコープオリンピア=ちなみに当時、私は福岡市のコープオリンピア高砂に会社を置いていた・・・と、話がまた外れ
ましたが)

〜何度も西武グループプリンスホテルの役員を訪ねて打ち合わせを行い、〜

(東京プリンスホテルの地下でファッションデザイナーとしてお店を営業していた私の母親の従妹にあたる「春日潤子」の紹介のもと・・・島津貴子さんのお店とは隣り合わせでしたから、不思議な御縁ですよね・・・春日潤子に付きましては、
別にて紹介いたします)

〜また、沖縄県宜野湾市へと戻る等、多忙を極める日々だった

ところが、プリンスホテルの沖縄県宜野湾市への進出が決まった矢先に
(調印間近に)堤義明さんの逮捕

西武鉄道グループの元オーナー(父親は=西武グループの基礎を築いた堤康次郎・兄は=西武セゾングループ代表で、晩年は小説家の堤清二氏)

また、バブル期には時価総額12兆円(西武鉄道の敷地も加算されていた)の
世界一の金持ちと称されたが

西武鉄道が土地取引を装って総会屋に巨額の利益を提供した事件に絡み、
堤義明会長が「責任は私にもある」と、会長職と取締役を辞任した

この様な事件の発表により、沖縄県宜野湾市へのプリンスホテル進出の計画は
白紙となった

私は、この事件の被害者でもあり、途方に暮れて、10日以上も呆然と沖縄の街を歩いていたことを記憶している

堤義明さんは異母兄弟の三男で、次男の清二は元西武百貨店社長・セゾングループ代表であり小説家

ただ、堤義明さんの母親は、父親堤康次郎氏の正妻ではない事情もあり、複雑な中の孤軍奮闘を強いられた

私は、プリンスホテルでは、派手さの無い!新宿プリンスホテルが落ち着く場所、と、こよなく愛したホテルでした

また、色々なプリンスホテルを見て回りましたが、
開放感を味わえる!

あの丹下健三さんの設計された滋賀県の琵琶湖に面した
「びわ湖大津プリンスホテル」のロケーションが 1番のお気に入りで、
何度も何度も、足を運びました。

地上136mの37階建て、レストランからの眺望も(びわ湖を望む)
まるで湖に躰を投げ出したかの様な感覚にさせられる!
最高のホテルです

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