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3次元以上の余剰次元について

3次元空間以上の余剰次元を実感する方法を常に意識しています。
参考になる知識と考え方、またその実感に関して言及されている実例を教えてください。
また、瞑想や覚醒との関連も 思考実験をお願い致します。

余剰次元、特に4次元以上の空間を我々3次元の生き物が理解し、実感するのは困難です。
しかし、私たちは数学、物理学、思考実験を通じてそれらの概念を探求し、理解を深めることができます。

1. 抽象的な知識と考え方:

- 数学:
我々は通常、3次元空間を経験し、理解します。
しかし、数学においては、任意の次元を扱うことが可能です。
線形代数は特に多次元空間の概念を取り扱います。
ベクトル、行列、テンソルは、それぞれ1次元、2次元、3次元以上の空間を表すことができます。

- 物理学:
弦理論は10次元、M理論は11次元の宇宙を予測しています。
これらの理論は、我々が経験できない余剰次元を扱っています。

2. 実例:
- フラットランド:
エドウィン・A・アボットによるこの小説は、2次元の世界に住む者が3次元を理解しようとする試みを描いています。
この小説を通じて、我々もまた4次元以上の世界を理解しようとする挑戦を感じることができます。

- ホログラフィック原理:
これは、宇宙が高次元の情報を低次元の境界にエンコードするという理論です。
我々の3次元の宇宙が、その境界(例えばブラックホールのイベントホライゾン)に2次元でエンコードされていると考えることができます。


3. 瞑想や覚醒との関連:

- 瞑想:
瞑想は、時間と空間を超越した経験を提供することがあります。
これは、我々が通常経験する3次元の空間と1次元の時間を超越し、高次元の実感につながる可能性があります。

- 覚醒:
覚醒状態、特に夢や幻覚は、通常の物理的制約を超越した経験を提供することがあります。
これらの状態は、我々が普段意識しない高次元の空間や時間の概念を感じる可能性を提供します。

4. 思考実験:

平面上の点から直線を引き、それが一周して元の点に戻ると想像してみてください。
これは1次元の線が2次元の平面上を移動する様子を示しています。
同様に、我々が3次元の空間を移動するのも、それが実は4次元の空間の一部である可能性があります。
つまり、我々が一直線に進んでいると思っていても、それは実際には4次元空間での曲がった軌道かもしれません。
これは「高次元の存在」を感じる一つのアプローチです。

しかし、これらの概念は抽象的で直感的に理解するのは難しいかもしれません。
それは我々の脳が3次元の世界で進化してきたため、それ以上の次元を直接的に理解する能力がないからです。
それでも、数学や物理学、精神的な探求を通じて、我々は高次元の概念を間接的に理解し、その存在を感じることができます。


とても参考になります


ちなみに
3次元以上の余剰次元の概出動画解説は、以下の後半にあります。

最新物理学 次元とは何か|たよろよろ図書館DataBase (note.com)

マガジン
思考実験ラボ|たよろよろ図書館DataBase|note


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