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さなちゃんねる王国に栄光あれ!

 さなのばくたん-王国からの招待状-に現地参戦してきました。

 去年のばくたんは仕事で行けず、アーカイブで見て二つの意味で泣きました。何故、彼女の決意の日に、自分は現地にいなかったのか、と。
 ばくさんから5年。昨年の涙から1年、ようやくばくたんを現地参加できて、ほんっっっっとうに楽しかったです。

 じつはまだばくたんミュージアムなどには行けていないのですが、とりあえず備忘録として記述しておきます。(後日コンプして追記します!)


チッタ到着~開演まで

 3/7当日は昼前に羽田に到着したので、今日はコラボレストランの整理券はとれないなと思い、別の用事を済ませつつ開場まで時間をつぶすことに。
 しかしこの判断により、探偵名取アクスタを手に入れ損ねました……。えーん。さなコレは買えたので命はつながった。よかった。

 夕方、ツイッターで探偵アクスタが売り切れたことと、ヒルバレーさんが意外と空いてることを知り、ホテルに荷物を放り込んでチネチッタに向かいました。

「チッタに、来ちった……w」
「来てやったわよ、さな!」

 チッタの手前あたりからもう名取の歌声が聞こえてきました(確かパラチラだった気がする)。ほんと名取の歌声好き……。そして想像以上にせんせえだらけで、せんせえってこんなに現実いたんだ……となりました。
 みんなうさちゃんせんせえのTシャツとかパーカーとか、ドンキのジャージとかトレーナーとか色々着ていたけど、実際に着ている姿を見ると、せんせえたちにはわかるけど普通の人にはあまり派手に見えない絶妙なデザインでいいですね。まあ、みんな着てるから結局は「なんのイベント?」って訝しげに見られていたわけですが……。

 ところでここで告発するのですが、結構慣れ合いせんせえ多くなかった??? 慣れ合いは重罪ですが??? 私? 私はもちろん一人です。慣れ合いは重罪なので。

 コラボレストランの大行列に対し、情報通りヒルバレーさんは数人しかならんでいませんでした。ツイッターってほんとのこと書いてあるんだ。
 ボウルのセットもまだあったので、嬉しがって購入。ボウルには個体差があるらしい。可愛い。紙袋も可愛い。

うちのはロゴがちょっと傾いてるかな?

 オレンジジュースを飲もうとしたら調整中になってて悲しかった。せんせえたちがバカみたいに飲みまくったかららしい。枯らすのはグッズにしなさい。

名取、頑張ってるな

 1時間くらい時間余っちゃったと思ったけど、そうだフラスタとかあるんだった! と早めに会場入り。しかし早めに入ったつもりだったけど、すでにチネチッタの中はせんせえたちで溢れかえっていました。
 人々の隙間から撮れそうなところだけ回ったので、大渋滞していたCINE8前のフラスタだけあんまり見れなかった……。

mouse様!
Yostar様!

 パロディポスターも歴代のを全部展示してあって、初めて現地に来れた身としてはウレシイウレシイってパシャパシャ写真を撮りました。「TTENE」一番好き。

「ってね!」

 一通り見終えたころにはさらに人が増えてて、スタッフさんもはよ中入って座ってって言ってたので、まだ40分近くあったけど座席に着くことに。ちなみにCINE8でした(伏線)。

CINE8

 チネチッタ、びっくりするくらいスクリーンがでかくて、びっくりするくらい座席の座り心地がいい。普段ここで普通に映画やってるのマジ? これからほかの映画館で見るとき物足りなくなっちゃいそう。

 開場中に流れている映像、YouTubeにアップされてると勘違いしてあんまり撮影してなかったのが悔やまれる。チェキシーンの制服名取の表情が可愛すぎてひっくり返った。浴衣名取の困り眉も可愛くて狂った。

ウーーーッ!!! か”わ”い”い”!
夏の終わりに音もなく消えそうなはかなさを出すんじゃない! 好きになっちゃうでしょ!

 チッタ、音響もめっちゃいい。開演まで流れていたインストのベースラインが強調されて聴こえて、こんなドカノリ曲だったんだ……と座席でノリノリになっていました。
 そしてこの日のチッタは3分に一回くらい爆発していたのですが、そのたびにもいい低音が響いていました。てかこんなに爆発してもびくともしていないチッタってすごくね? 核シェルター?

 本編も撮影可だったんだけど、そんなことしてる暇はなかったので、これ以降写真はありません。

開演

 王からのアナウンス。声出してけ~! ってことだったんだけど、現場経験が電音部しかないので「Foooo!」って声上げそうになって、周りの「うおおおおおお!」を聞いて慌てて「Foぅおおおおお!!!」とギリ軌道修正しました。
 うそ。みんな「う、うお、おおおお? うおおおおお?」みたいな(こ、これであってる……?)って感じだった。なので自分も「フゥ、う、おおお?」みたな間抜けな声出しになってた気がする。
 これまではアーカイブのコメントと一緒にうおー! って言ってたので、いざ自分が現地で声出しするとなるとどうしていいかわからなくなる。先陣切ってくれたデカボイスせんせえ方、ありがとう。

 OP、映像も音もワクワクしかない。カウントダウンを声出しできるの、めちゃくちゃいい。

おうたパート

 ばばーん! とステージが披露され、じっくり見る暇もないままいきなりエッビーナースデイから! さっき王と練習したもんね。
 ペンラ(にしてはでかすぎるぴかぴか棒)振ったりステージ見たりコーレスしたり、もちろん名取を見たりで忙しすぎる! あとすごい思ったのですが、今まで見てた配信映像と違って、現地スクリーンだと実際のステージにセットを組んだような感じがして、そこに……いるんだね……となりました。

 間髪いれずメチャ・ハッピー・ショー! 「おめでとう お祝いをいって だいすきも聞きたい なかなか言えない言葉だからね」本来の意味以上に想いがこもってる。言いたくても言えなかったんだから。でも今日は言える!
「ぱっぱー、ぱやっぱせーのっ!」「ぱっぱー! ぱやっぱー!」のとこ、こんな笑顔になったことないくらい楽しかった。
「貰ったものが多すぎて 返しきれないんだ」はこっちのセリフなんだよ!

 PINK,ALL,PINK! 「今日は来てくれてありがとう!」「ンイーーーッ!!!」呻くオタク。
 こうして実際に声出しできると、名取の曲はコーレスや合いの手が多いんだなぁ……ということに気づきます。コーレス文化に入ったのほんとに最近だけど、今やコーレスないと耐えられない体になってしまった。
 ペンラ振りながら「だだっだっ!」って言うの楽しかった。

事件だ!

「ぽぺっぽぺっぽぽっぺぺっぽぺぽ~」いつものBGMだ! これにあわせてペンラを左右に振るやつ、やりたかったんだよなぁ~!
 本当の事件がありやり直しになったのですが、自分は全く気付いていませんでした。背景セットと名取の顔ばっかり見てた。

 左ではデビル名取が学生名取にちょっかいをかけてて、右では浴衣名取とキョンシー名取が談笑してる。そして真ん中で一人の名取さん……。
 右上の肖像画の並びになすどコラボのイラストも飾ってあって、王国繋がりってこと!? まさか国交があるどころか交易してる!?

 一人の名取さんがせんせえたちと遊んでくれた。見えてるよー、聞こえてるよー、っていうの、あまりに反応にラグとか齟齬がなくてびっくり(伏線)。

 王がなんか演説してる最中に事件発生! 結構でかい音でドカバキグシャって雷落ちて嵐で窓割れたみたいになったけど大丈夫???

 暗転から明転。学生名取が、し、しんでる……!?  え、そんなことある!? 事件って、王のプリンがなくなったとかそんなんじゃないの!? 動揺しつつも、正直「どうか成仏してね……!」しか浮かばなかったのは内緒。
 他の名取たちもいないし、絨毯にはやたらでかい足跡が残ってるし、何!?

名取探偵登場-謎解き

 ナゾトキ処方箋。初聴だったのですが、かっこいい曲! サビの最後の転調、何喰ったら思いつくんだ。謎に対するお薬を処方する、っていう歌詞もいいですね。
「そんなに元気なら退院せい」を名取が歌うのはなかなか文脈ですね……。

 そして衣装が! 想像以上に可愛い! ウワーーーーッッッッ!!!!
 まずでっかい三つ編みおさげが! よすぎ! お帽子のお耳がぴょこぴょこするのも可愛すぎるんだが! 手袋、サスペンダー、パンツ……あ! しっぽもついてる!

(美々兎とおそろっち! と思ったのは内緒)

 お耳にやたらとばねが入ってて、ちょっと動いたり首を傾げたりするたびにびょんびょん揺れるの、マジで可愛い。

「かわいい~?」「かわいいー!!!(かわいいに決まってんだろ!!!)」
 他のスクリーンはわからないけど、CINE8はお姉さま方が多かった気がする。特にデカボイスで率先して声出ししてくれるお姉さまが多かったのかな。もちろんデカボイスお兄さま方もお嬢様部もいた。お嬢様部って何???

 謎解きパート、マジでさっぱりわからなかった。こういう謎解き結構好きでやってるはずなのに……。名取が可愛すぎて脳が溶けていたとしか思えない。

ずっと”なス”と”なカ”の間を見て???になってた

 名取が「な、の前を読む!」でブーされたことで余計にわからなくなった。あれ×というか△だったよね。
 エビのヒントを聞いてもさっぱりわからなくて、周りのせんせえが「ああ」と何かに気づき出したのでめちゃ焦った。
 防災の日……? いつ……?

 デビル名取が学生名取に傷害を加えているシーンを発見! というけど普通に何度もちょっかいかけてたような……。デビルは犯人じゃないんじゃ?

デビル登場

 わがはいはやってない! ケーキに指でラクガキするくらいしかやらないぞ! とのこと。指でラクガキは罪だろ。

 せんせえたちの「あ!」、自分は鋭く「あ!」って咎めてる感じだと思ってたけど、「ああっ↑!」というやっちゃったね的な感じの人もいた。

 アンケート、犬に餌をやるふりをするのと、キリ番踏み逃げは有罪。キリ番踏み逃げって知識としては知ってるけど、なんで踏み逃げがだめとされてたのかはよく知らない……。

「デビル名取は本当に人殺しをしていると思う?」←およそお誕生日会で出てくるとは思えないアンケート。
 自分は何も考えずに「まあデビルじゃないんやろな……」と思って無罪に入れたのですが、50:50に持っていこうとするせんせえ方の執念、すごい。

 デビルの証明、なっさけない声好き。
 曲も良~~~! まずあいうぉんちゅーのとこの低音ドカドカなってるのかっこいい。ABメロは悪魔っぽい怪しい曲調で、サビへの転調で明るくなるのは本音とか「お慈悲を!」とか言ってるように聖なるものって感じがして、よくできとる……。
 出来たか!? ✌️😈✌️

謎解き2-真犯人は?

 デビルは犯人じゃなかった、とのことで、再び謎解きへ。ていうかこの謎解き、誰が作ってるんだろう……。王はこういうのできそうにないし。
 今度は色の方に注目するらしい。こっちはすぐわかった。ただ、足し算ができないせんせえが多いこと多いこと。男せんせえも女せんせえも森羅万象が「わかんな~い」って首をかしげてるの面白すぎた(わかんな~いはわかるけど7+4=7なのはなんだったの???)。

「ばれてしまっては、仕方ないですね」の声、こう言ってはなんですが……ぞくぞくしました……ね……。
 自分探しを続ける学生名取。でも結局自分がどうありたいのかがわからない。だから、すでに大衆に認められている(?)王に成り代わった、というのが今回の事件の真相だったようです。
 私を王に! いや神に! のあたり、だいぶ極まってて好き。

 投獄され、獄中から反省の電話をかけてくる学生名取。なんで電話持ち込めてるんだ。
 やりすぎたと反省してしょんぼりしている学生名取、メチャ可愛かった。

いっかい書いてさようなら

 優しい声色とピアノの音色から始まったこの曲。だんだんと電子音やドラム、クラップが入ってきて盛り上がっていって、Aメロから入るベースがかっこいい!
 パラチラともゆびきりとも違う、やさしさとちょっとの切なさと多幸感のある曲調、サビ後半の三連符など、好きポイントが沢山あって大興奮。誰かがいってたけど、アニメ「名取さな」のED曲、という表現がぴったりです。
 
 2番のAメロの音バキバキすぎるだろ!!! でっかい声でた。こんなんいくらでもクラブで流してほしい。名取、電音部に来ないか?

 いろんな世界線の名取がわーって出てきて、それぞれ個性の出た手の振り方をしてて、本当にかわいかった。いろんな名取と一緒に手を振ってるあの瞬間が、一番楽しかったかも。

 歌詞、というかまずタイトルがよすぎる。丁寧なインターネット生活を送る名取が、我々にそれを見せるために、いかに丁寧にインターネットで生きてきたか。
 みんな言ってるけど「文学は点3つ 文字は点1つだ 消す消す 削ぎ落としてく」「シンプルなフレーズが 伝わりますように いっかい書いてさようならを」の歌詞、センスの塊というかセンスそのもので、文字で見てるだけでも目頭が熱くなる。

 最後の「いっかい書いて 消したものにさよなら」が上がって終わるのも、青空に投げ捨てているようで。ED映像で青空にパンして「制作 名取さな」って出るんだろうな……。

アンコール

 曲が終わってでかでかとロゴがスクリーンに表示されました。前回はいろりが終演挨拶してたけど、今回は誰だろう……とか呑気に思っていたけど、全然動きがなく、これアンコールあるのか……? とソワソワ。
 中央後方くらいのデカボイスせんせえが「アンコール!」って言ってくれたおかげで、アンコールすることができました。ありがとうデカボイスせんせえ。
 それでもなかなか動きがなかったので、CINE8では苦笑いが起きていました。Twitter見てると「早くしろ~!」とかワイワイやってるCINEもあったらしく、CINE8はあれで大人しい方だったんですね……。さなちゃんねるに待たされています。

 名取再登場。アンコール早かった順3位までを発表。

「ちなみに名取が今日聞いている音声は――CINE、8!」

 CINE8ドカ湧き。さすがに。今回両隣のせんせえがデカボイスせんせえだったので、自分は控えめにうおっていたのですが、この時ばかりは張り裂けんばかりの「うおおおおおおおお!!!!」を上げました。
 通りでCINE8と名取の反応のリンクが高いなと思っていたのですが、うちらの声、聞いてたのね……。

 いっかい書いてさようなら、の話。

作詞:只野菜摘
作曲:広川恵一

 強すぎる。
 あと、振付はあっちゃんこと厚木那奈美さんとのこと。強い。

 アンコール曲、さなのおうた。

 ウーーーーッッッッ!!!!!

 さなのおうた、という、コンテンツ”名取さな”のテーマソングで締めるの、今回のイベントの終わりと”名取さな”第二期の始まりを感じて、泣きそうになった。

 さなのおうたは年月を重ねるごとに、”名取さな”が成長していくごとに、意味合いが変わり、深みが増していく。
 もともとは名取のキャラソン、かつせんせえたちへのお礼の曲だったわけだけど――。コロナによるばくさん、その後の声出し禁止を経て、改めて7年目を迎えるにあたって、「ここまでこれたよ」と彼女が歌うのは、本当に偉大なことだし、こちらこそ、私たちをここまで連れてきてくれてありがとう、という気持ち!

 おめでとう! これからもよろしく!

終演

 と思ったら、何か映像が流れてきた。さな歩きコラボとか?
 東京の土地勘ないからどこのことかわからなかったのですが、「EX THEATER ROPPONGI」の文字で「へ……???」と間抜けな声を出してしまいました。

 名取さな "1st Live" 開催決定!?!?!?
 昼夜2公演!?!?!?

 そらもうドカ湧きよドカ湧き。「うおおおお!!!」とか通り越して悲鳴上がってたもん。私も悲鳴上げた。
 だって、名取さなが”ライブ”をするんですよ!!!

 後日談でもお話していましたが、これまでのは”イベント”で、その中で歌も歌う、という形式だったのが、今回は”ライブ”すなわち音楽がメインになるわけです。
 惑星ループをループし続けた私にとっては、”うたをうたっている状態のもの”がメインになるライブをやってくれるなんて……! あまりの感動と興奮に、9月まで夜しか眠れません。

終演後-2日目

 規制退場してチッタを去る中、館内放送はちょうど「ゆびきりをつたえて」でした。なんだか、前を向いて歩いて行くのに背中を押してもらった気がします。

ばくたんレストランその1

 翌日、仕事が早く終わったので、またチッタに気チッタ……w
 とりあえず食炒音さんに行って、ジャムとラスクを購入……のつもりが、のどが渇いていたのでうさちゃんせんせえティーも購入。
 と思ったらお店の方が「パンはいいですか? まだありますよ」とのことだったので「まだあるんですか!」と、結局全て購入。合計金額見てワッ……と思ったけど、こういう時のために金稼いでんだ!

かわいい……♡
コースター、運よく揃ってびっくりした。

 ティー、すっきりして飲みやすかったけど、クリームを溶かすタイミングを見失って最後あまあまになってしまった(笑)。
 パンは朝食にいただいたけど、もちもちやわらかで美味しかった。ジャムも上品な味。ラスクは楽しみにとっといてます。

 続いて、本命の昼食。昼と夕方の狭間みたいな時間だったので空いてるだろうと高をくくっていたのですが、Amiciさんに行くと1時間くらい待つとのことだったのでまた今度に。
 おなか減ったよ~……とLanapiaさんに行ってみるとちょうど空いていたので入店。店員さん「コラボカフェのご利用ですか?」話が早くて助かる。

 量が多いとうわさのアヘエビバーガーですが、今日はおなかが減っていたので食べられそう。コースターは揃ったので飲み物は値段の低い通常メニューでもよかったのですが、”同じクラスの名取さんの冬のお気に入りショコラテ”は飲みたいだろ、ということでその二つを注文。

スマホ注文型、ありがたい。「名取さなさんコラボ」の文字でほっこり。

 スクリーンでずっと過去のばくたんおうたパートを流してくれており、運のいいことにスクリーンが見やすい席に案内してもらったので、しばらく観賞。
 時々挟まる今年のばくたんCM、普通に見逃しててここで初見だったんだけど、このナレーター名取の声、激好みすぎて困った。

かわいい~!

 ショコラテ、甘い! この甘さ、いいね。
 というかショコラテなんて初めて飲んだかも。クリームをちょっとずつ溶かし飲むのであってる……よね? 

でっか……エビがね?

 アヘエビバーガー、大きい! そしてポテトが多い!
 何も考えず頼んだけど、これエビフィレオだ。某店のフィレオのタルタルが舌に合わなくて苦手になった経験があるので、食べられるかなと心配したけど……。
 美味しい! ギトギトしてなくて、自然なエビの味が口の中に広がります。バンズも中はやわらかく、表面がカリっとしていていい食感。ポテトは言ったら普通の揚げたてポテトでしたが、確かにちょっと多いかも……。
 おなかが減っていたので、何とか完食。普段だったら食べきれなかったかも、というくらいボリューミーでした(あとから入ってきた人が同じの頼んで先に完食して出て行った……)。

運よくモニター前に誰もいなかったのでパシャリ。

 Amiciさんと白熊堂さんはまた後日追記します! なぜかまた東京方面に出張するので……。

 Vの宴は翌日朝から仕事があったので断念したのですが、め~っちゃ楽しそうでうらやましかった! 毎年やってくれ、いや半年に一回、いや1クールに一回はやってくれ。

ばくたんレストランその2

 またチッタに来チッタ……w

 というわけで、まずはAmiciさんに突撃だ! お昼の時間は過ぎていたので、お客さんは数名しかおらず、ゆったりと過ごせました。

茄子大集合ショートパスタ

 うん! めちゃくちゃしっかりナスとトマトの味がして美味しい! 
 お店がオシャレな内装だったので、料理の味も奇をてらっていたりするかな……と身構えていたのですが、全然そんなことはなく、かなり堅実な味でした。粉チーズが溶けて絡んだところがアクセントになって飽きない。

 余談ですが、食炒音さんもLanapiaさんも、店員さんが前傾姿勢で名取を推してきてくれていたのですが、この日のAmiciさんの店員さんはあまり名取に興味がなさそうで面白かったです(内心めちゃくちゃ好きだったら失礼だろうが!)。

 続いて白熊堂さんに行ってみると――あれ? 入口は空いてるけど”CLOSE"の看板がかかってる……。
 もしかして昼休憩かなと思い(とりあえず聞いてみないで勝手に理由を考えるの悪い癖)、先にELOISE's Cafeさんの方へ。

いい顔してんね
名取店員
三姉妹?
こんな本棚、家に欲しいなぁ
名取探偵と等身大名取さん
探偵をわしづかみにせんとする等身大

 ばくたんミュージアム、初めて来たけど、こんな感じなんだ~! みんな座席に座ってニタニタ眺めてるんだと思ってたけど、立ったまま眺めて回るかたちだった。
 過去のおうたシーンを流してくれていたんだけど、先にいたせんせえが飲み物片手に後方腕組して映像を見てたの面白かった。

 ふぃぎゃ~も可愛かったよ~!

パレードさんとナースさん
浴衣さんとキョンシーさん
これ一番カワイイ
これ一番スタイリッシュ
これ一番好き。ほしい

 ホットを頼んだので、あちち……とちびちび飲みながらくるくる眺めていたら30分くらいたってた。

 ばくたんミュージアムを堪能した私は、再び白熊堂さんへ行ってみることに。明日も来れなくはないけど、今日のうちにスタンプ集めておきたい。
 よく見るとCLOSEの看板と開店中のボードが共存していて、もしかして看板が強風でひっくり返ってるだけなのでは? と思い(この日の関東はめちゃくちゃ風が強かった)、思い切って店内に入ってみることに。

「こんにちは……」
「いらっしゃいませ! こちらでご注文承ります」
「あ、やってるんですね」

 というわけで、本当に看板がひっくり返ってるだけでした。

西郷・Z・いろりとごくごくティー

 ぜんざいとごくごくティーを注文。本当はかき氷食べたかったんだけど、今日は寒い……! 白熊堂さんのかき氷は絶品だと聞いているので、またその内食べに来たい。

 ぜんざいは甘くて体に染みわたる味だった。ここのところ忙しすぎて心身ともに疲れていたので、ほっと一息付けました。個人的にミカンが甘くて懐かしい味でした。給食のゼリーとかに入ってるような甘さ。
 ごくごくティーは、果物の細切れがたくさん入っていて、甘かったりすっぱかったりして面白い味だった。汁物×汁物だったけど、どちらも味が違って飽きなかったです。

いっぱい飾っててくれて嬉しい
過去のコースターもかわいいねぇ……

 そんなわけで、ばくたんレストランコンプリート! ちゃんとコンプ記念のカードももらってきました。

コンプ! と今回貰ったコースター

 コースター、パレードさん3枚、デビル1枚、ほか2枚ずつというかなりいい引きで嬉しかった。

 楽しかったし美味しかった~! 今年のばくたんはめちゃくちゃ楽しんだな。今回行かなかったお店も気になるし、これから川崎ではチッタ以外で食事しないんだろうな……と思うくらい楽しみました。

 これにて追記終わり!





以下、マジで読まなくていい隙自語。あるいは名取さなへのお手紙。

 初現地だったのでプレゼントボックスがあるのを忘れていて、お手紙を渡しそびれてしまったので……。いや、いつだって書けばいいんだけどね。


 私がどうやって”名取さな”と出会ったかはもう覚えていません。彼女が活動を始めた2018年初頭は、にじさんじが2Dモデルで話題になったこともあり、3Dフルトラは難しくても2Dならできそうということで、Vtuberを個人でもやろう、という人が出てきた頃でした。それでも人数としては限られていたので、界隈は文字通り全員を追えるくらいの規模間でした。さなちゃんはその中の一人、という感じでした。

 ただし、彼女の見た目はとても好みでした。ツーサイドアップ、でかい髪留め、被り物(ナース帽)、私が好きな女の子の要素だらけです。
 また、よく笑うところにも惹かれました。初期はウフフッという笑いが多かった気がしますが、ギャハハという豪快な笑い方も、ヒーッヒッヒという堪え笑いも好きです。

 今、動画欄を古い方から見ているのですが――内容を細かく覚えてはいませんが、全部見たことのあるサムネイルでびっくりしました。全部見た。

 この配信のサムネイルのイラスト、めっちゃ好きだった覚えがある。

 サムネで泣いちゃった……。

 個人的に、2018年というのはデスクワーク(広義の言葉濁し)を始めた時期でした。作業中に裏で流すBGMとしてVtuberの配信を聞いていたので、短い動画とか、画面を見てないとわからないゲーム配信より、1時間くらい雑談をしてくれる人の配信を好むようになりました。
 とはいえ当時はゲームの配信も厳しかったので、必然的に雑談や企画が多く、”クリエイティブな人”、”人間として面白い人”が多かったように思います。あくまで自分にはですが、可愛い、セクシー、イケボ売りなどは刺さらず、やっぱり”人間として面白い人”が魅力的に映ったわけです。なんだかんだ、そういう人が今も活動を続けてくれている気がしますね。


 さなちゃんは、

・インターネット女。ネットの面白いところをバランスよく歩いて行く感じ。
・隣の席の名取さん。こういう気安い友達といるの、楽しいよな。
・クリエイター。イラストやグッズ、ひいては楽曲やイベントなど、あらゆるもの生み出す創造主。

 などなど、様々な顔を見せてくれます。時に肩を組み、時に隣に座り、時にステージの上と客席と、彼女との関係性もコロコロと変わります。一人の人間との関係がこれほど様々なこともないでしょう。人間としての深みが深いことは、彼女に、名取さなというコンテンツに飽きない理由の一つだと思います。

 とはいえ、私はROM専というか、ニコニコも掲示板も通ってきていないため、配信にコメントを打つ、という習慣がありませんでした。振り返ってみたけどツイートとかもあんまりしてない。
 ファンアートを描くとか、他の表現方法はあったはずですが(実際、一度だけヌォンタートを描いたことがあります)、仕事が忙しくて……というかその仕事に自分のクリエイティブを全て注いでいて、ほかのアウトプットができなかった、という言い訳もあります。
 とはいえ、なんでしょう……。やはり、提供されるものを享受する側、に収まっていたのでしょうか。あるいは、”名取さな”という偶像を崇拝し、自分が彼女の人生に関与してはいけない、と思っていたのかもしれません。配信者とリスナーという時点で、すでにどうしようもなく関与しているというのに。 


 2020年の冬から春は、仕事がうまくいかなくてずっと気持ちが落ち込んでいました。そんな中、さなちゃんの初めての単独イベントがある、というのを支えに頑張りました。しかし来る3月7日のイベントはコロナによりばくさん。丁寧に作ってきたイベントができなくなってしまう、という悲劇に、それでもせんせえたちを前に気丈に振る舞い、でもやっぱり悔しい、というさなちゃんの姿を見て、自分も頑張らないと! と奮い立ち、勇気づけられました。

 せっかく前向きに頑張る気持ちになっていたのですが、2020年の夏ごろ、今度はワクチンの副作用(と思われる)で数か月鬱になっていました。ベッドから起き上がれない日が続き、頑張って家を出ようとしても玄関から足が進まない。気晴らしに配信を見ようとしても、人の声を聴くのがしんどい。画面を見ると気持ち悪くなってしまう。好きなアニメも見られない。一番絶望したのは、好きなアーティストの新譜が届いて聴いたときに何も感情がわかなかったときでした。
 そんな時、さなちゃんの配信だけが、私が見られるものでした。もちろん、日によっては見られないときもありましたが、さなちゃんの声だけが耳に入れて心地いいものでした。さなちゃんの惑星ループだけが、聴くことのできる音楽でした。


 自分の仕事にお金がつくようになったあたりから、自分の中での気持ちが少し変わってきたように思います。グッズを買ったり、有料イベント配信を見たり、今回のように現地参戦したり、そういったことを積極的にできるようになった/したいようになったのです。

 私はいわゆるクリエイターではないのですが、自分を削って生み出したものが人に評価され続ける、という意味では似たようなことを仕事にしています。シャニマスの円香は「評価されつづけるのが怖い」と言いましたが、私はこの言葉に強く共感してシャニを再開したものでした。

 さなちゃんはめったに本心や弱みを見せません。これはせんせえに壁を作っているというわけではなく、彼女が”名取さな”に必要でないと思ったものは”名取さな”として出力しないよう、丁寧に活動しているからです。
 しかし、インターネット女であり、気安い友達であり、クリエイターでもあるさなちゃんですが、彼女は普通の女の子、あるいは人間でもあります。普通の女の子がインターネットという場で活動する中で、嫌なこと、ひどいこと、しんどいことが全くないわけがないでしょう。
 それでも、彼女が弱みを見せないのは、それが”名取さな”に必要ないからと考えていたからでしょう。昨年のばくたんで見せてくれた”本心”はより根幹の部分でしたが、彼女がただのキャラクターではなく、血の通った人間であると、再認識しました。そこにバーチャルもリアルもありません。
 だからこそ、彼女が表で示さない部分に様々な苦労や葛藤があることも想像できるのです。それでも弱音を吐かず、彼女が彼女らしくあれる”名取さな”と、みんなを楽しませる”名取さな”を両立させるため、努力しているのです。
 彼女は「楽しいことだけをやっているから心配しないで」と言いますが、楽しいことだけをやるのが大変なことを、私は知っています。楽しいことだけをやりたかったはずなのに、そのためにつらく苦しいことをたくさんこなしていかなければいけない、そこに何の意味があるのか、とすら思っていました。

 何が言いたかったかというと、私もさなちゃんも(住む次元は違えど)同じ人間で、彼女が魂を削って生み出したものを全力で応援したい、と思うようになったのです。キャラクターとしてある種崇拝するのではなく、同じ世界を生きる人間として、彼女を応援したい。彼女からもらったものを、彼女に還していきたい、と(そして、これはひどく現実的な話ですが、応援できる金銭的余裕ができたというのもあります)。

 だからといって、全てを盲目的に推すわけではなく、ほしいと思ったグッズだけ買うし(といっても最近はだいたい買っているけど……)、なすどは行きたいけどさすがに時間とお金の余裕がないし(コラボ延長ありがたい)、など、好きなように好きなだけ応援するというスタンスではあります。

 今回のばくたんに関しても、実は11月ごろから仕事が大変で、そのストレスで人の言葉を理解できなくなったり、うまく会話できなくなったりしていました(こいついつも病んでるな)。この間も、さなちゃんの配信を通して人の言葉を忘れずにいられました。
 大変な仕事をなんとか2月中に片付けて、しっかり休養を取り、そして今回のばくたんに挑みました。彼女が精いっぱいの”名取さな”をぶつけてくれるのだから、私も精いっぱいの”せんせえ”ぶつけなくては、と思ったからです。
 結果は、上に書いた通りです。


 昨年の準備期間を経て、今年”名取さな”は第二期に入ったように思います。くしくも自分の人生も転換点を迎えます。

 あなたに恥じない人生を。あなたと同じ時間を生きられることに感謝を。
 あなたが名取さなでいてくれることに、ありがとう。

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