いつか訪れたいあの旅館

知る人ぞ知る、あの旅館へ、未だ私は足を運べていない。そこは、群馬県にある「四万温泉積善館（しまおんせんせきぜんかん）」。今から三〇〇年の昔、元禄の世に創業して以来、現存する日本最古の湯宿建築としても愛され続けているレトロな老舗旅館です。

ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の物語の鍵を握る、湯屋のモデルとなったことでも有名です。映画のワンシーンにもなった、真っ赤な橋や本館の格子の窓のを見るために訪れる方もいるのではないでしょうか。

立派なのは外観だけでなく、素敵な客室や温泉もあります。実際にこの旅館に泊まることも、日帰りで温泉に入ることもできるそうです。特に、積善館にある元禄の湯は国の登録有形文化財に指定されており、温泉では珍しい洋風でモダンな作りになっています。積善館では日帰り入浴のプランが用意されており、事前の予約なしで入浴と食事処での休憩を楽しむことができるようです。

四万温泉って？

群馬県には、96もの温泉地があるということはご存知でしょうか？特にその中でも 草津温泉、四万温泉、伊香保温泉 は全国的にも知名度の高い温泉地として知られているそうです。この3つの温泉は「 群馬の3名湯 」または「 上毛三名湯 」と呼ばれています。

四万温泉の場所は、草津温泉と同じエリアの群馬県吾妻郡にあります。名前の由来は、四万の湯が『四万(よんまん)の病を癒す霊泉』であるとする伝説に由来するそうです。

都内からのアクセスもバッチリです。都内からのアクセス方法としては、新幹線や電車などの列車とバスを組み合わせる方法や高速バスなどがあります。移動は、高速バスがおすすめのようです。新幹線や電車よりも安い値段で、かつ乗り換えることなく移動することができます。往復で買うとより値段を抑えることができるので、そこもおすすめポイントです！

ベストシーズンに訪れよう

せっかく訪れるならベストシーズンもチェックしておきたいですよね？

特にゴールデンウィーク以降がおすすめのようですよ。また、4月下旬頃には桜も開花するそうです。

山あいに位置する四万温泉は春の訪れが遅めです。最大のポイントは四万ブルーが最も美しく見える季節だとのこと。 水が深いほど青みが増すため、雪解け水が大量にダム湖に流れ込む季節が鑑賞に最適のようです！

これから寒くなる季節に温泉も良いですよね。

いつかを叶える為に、先に執筆してみました。
いつか、ここで素敵な写真が撮れますように。
そして、旅館のおにぎりも食べられますように。

(今回の写真は全て公式HP、公式Instagramからお借り致しました。)