オイル缶ギターを作りました。この記事を書くちょっと前まで夢中になって弾いていました。もうレパートリーが２曲もあります。アメイジンググレイス。赤とんぼ。

　最初に弾いた曲はアメイジンググレイス。このギターはエレキギターなので、少し歪んだ音が出るのですけど、空き缶で出来ているためか、んー、表現が難しいのですけど、空き缶ぽい音？

　子どもの頃、夕暮れ時に友達と別れて家に帰る途中で、落ちている空き缶を蹴っ飛ばした！そんな情景が浮かぶ音。なんのこっちゃ（笑）なんか、哀愁があるんですよね。

　で、アメイジンググレイス。僕の中では哀愁漂う曲はアメイジンググレイスと郷ひろみの「よろしく哀愁」なんです。オイル缶ギターでアメイジンググレイスを哀愁漂わせて弾いたらカッコイイだろうな。と、思いアメイジンググレイスを選びました。　　ヴァ～ヴァヴァ～ン、ヴァヴァヴァヴァ～ン。イメージは夕暮れのニューオリンズ。年老いたブルースマンが夕焼けを背に路上でギターをつま弾いてる。そんなイメージ。行ったことはないけど。

　でも、オイル缶ギターしかも一弦ギターってそういう音楽が似合うんです。あのジミヘンも子どもの頃に一弦ギター（diddly bow guitarという）を弾いていたそうです

　僕のギター歴は長く、１６か１７の頃からなので30年近いです。初めて友達にギターを教えてもらい夢中になったあの頃。今、あの頃に戻っています。30年近く弾いていますがちっとも上手くなりません。ギターソロなんて全然です。もっぱら晩酌の友に弾き語りをしています。歌が好きなんです。

　そう！オイル缶ギターはまるで歌っている時の気分になれるんです。メロディーを弾くというより歌う。渋いしゃがれた声で歌っている気分に酔いしれるんです。ア～ァメ～ン、ジィ～ングレイ～ス♪あか、と～ん～ぼ～♪　あれ？赤とんぼに似ている！発見！

　というわけで2曲目は赤とんぼ。そういえばウチの方では夕方になると赤とんぼのメロディーが物悲しく流れるんですよね。両曲とも夕暮れの似合う切ない曲。

　それでは、お聞きください。中年ラジオさんで赤とんぼ。

　どうですか？良いでしょう？赤とんぼ。そしてアメイジンググレイス。

この年になってまたギターの魅力に取りつかれました。オイル缶ギターを作って良かったです。

　ゆうや～け、こやけぇ～の、あかと～ん～ぼ～♪　　では、また。

最後まで記事を読んでくださりありがとうございました。