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日本車って世界一⁉︎

これは留学先で出逢った友人を訪ねに、ノルウェーに行った時の話。

小娘は留学中ノルウェー出身のLinnと仲良くなった。彼女は9月頃に、小娘の語学学校にやってきて、年明け前にノルウェーに戻った。彼女とは2ヶ月ほどしか一緒に授業を受けられなかったが、この2ヶ月は本当に濃い時間だった。

彼女はアジアンな文化にも興味を示してくれて、小娘やコリアンガールのジュヒとよく行動を共にしていた。

11月にはLinnの彼氏もノルウェーから来て、bonfireを楽しんだ。彼女とは期間が短いながら、とても濃い生活をした。だから彼女が、帰国する時に彼女と約束を交わした。

「絶対にあなたに会いに行くから、待ってて。」

そう伝えた。

そして年明け1月に、仲の良かった韓国人のジュヒと日本人のジュンさんと3人で、LinnのいるBergenを訪れた。空港のアライバルゲートを潜ると、そこにLinnとLinnのママが出迎えてくれた。

久しぶりのLinnとの再会にテンションはMAX
お互いに久しぶりの再会を喜び分かち合った。

2人は私たち3人を車に乗せて、家まで運転してくれた。到着したのが夕方だったため、日も沈み辺りが暗い中、ハイウェイを走っていた。するといきなり、車から変な音がして、どんどん車が失速していく。

運転していたLinnのママも、ノーノー!と言いながら、路肩に車を寄せた。

どうやら車の故障らしい。

この車使い物にならないじゃない!とちょっとぷんぷんしているママ。そこから、みんなで車の悪口大会が始まった。「こんな時に!どうして!」「この車全然ダメじゃない!」等々。ちょっとだけ空気がピリついた。

そこで小娘はいったいこの空気の読めない車はどこの国の車なのか疑問に思った。「これどこの車なの?」と、ママに聞くと…

「どこの国だったかしら… ただこの車はMITSUBISHIよ!」

その瞬間、小娘とジュンさん2人で顔を見合わせてしまった。日本車ではないか!と🤣

「私たちの国の車だよ!ごめんね!」
とジョーク混じりに笑いながら話をして、一気にその場が明るくなった。ママもLinnも笑顔になった。

そしてママは、パパに頼んでもう一台の車でここまでとりあえず来てもらうことにすると言った。

私たちも了承し、しばらくの間路肩で待つことにした。その間に、ディナーに何が食べたいかとか、どこに行きたいかなど、これからの予定を立てていた。

そしてパパがもう一台の車で到着し、私たちはその車に乗り換え、パパが故障車をなんとかすると言って残ってくれた。

するとまあ、びっくり。
もう一台の車がHONDAだったのである😂
またしても日本車!

みんなで今回は故障しないようにと、強く願いながら、残りの家までの道のりを走った。

日本車はとても良いね!とよく言われたものだが、今回はタイミングが悪かった。でもそのおかげでとても楽しい、興味深い経験ができた。


写真はMt.Fløyenの頂上からの景色🪟
この雪がある寒い頂上で、キンキンに冷えたビールを飲みながら、みんなで語った✨今でも忘れられない景色。

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