日本のマスコミがプロパガンダ機関である証拠です!

先日、タッカー・カールソンとプーチン大統領との対談動画が話題となりました。

TBSの次の動画の冒頭では、この二人の対談について論評が行われています。
さすがはプロパガンダ機関というべき論評でした。
プーチン大統領の話の重要な部分を一切取り扱わず、タッカー・カールソン氏をトランプ大統領の一派であるかのような表現。
さらに、プーチン大統領がタッカー・カールソンを利用して自分本位な話を世論に対して行っているかのような表現です。
どこまでもマスゴミ。

もちろん、重要な部分とは「歴史的背景」です。
歴史を知らずして政治は出来ない。

しかし、これだけ事実を無視する切り取りを行うということは、彼らは重要な部分を隠そうとする意図をもって行っているということです。
第三者的論評ではなく、DS側を慮った報道をしようという意思の表れ。

「裁判が重荷」のトランプ氏に追い風か バイデン大統領の「記憶力」に問題が?【2月9日(金)




プロパガンダ機関の登場人物


前嶋和弘氏
上智大学教授
アメリカ学会会長
メディア学会所属

小原凡司氏
笹川平和財団上席フェロー

堤 伸輔氏
ニュース解説

パトリック・ハーラン氏(愛称、パックン)


タッカー・カールソンに対する評価

以下、動画内の映像と解説者の発言の抜粋です。
(TBS NEWS DIG Powered by JNN)


保守系テレビの元人気キャスター
ロシアのウクライナ侵攻開始当初からロシアを支持、ウクライナを批判。
陰謀論や過激な言説

トランプ氏に近く、トランプ氏の子飼い。

前嶋氏の評価

「タッカー・カールソンはトランプ氏のアドバイザー。
北朝鮮に行くとき、トランプ大統領はタッカー・カールソンに助言を受けていた。
タッカー・カールソンはトランプ氏の命を受けて、トランプ氏が来るときの地ならしをしている。」

パトリック・ハーラン氏の評価

「トランプ大統領の側近であり、考え方がプーチン大統領に近い。
FOXテレビに在籍していたとき、ある女性から誹謗中傷で訴えられ裁判になったことがある。タッカー・カールソンの弁護士は、『この女性の言っていることは、視聴者は信じていない。』と主張し、判事も同意した。
タッカー・カールソンの評判を知っている人は、真実を言っていると思っていない。エンターテイメントを見ている。誹謗中傷ではなくエンターテイメントだと言って原告の主張を退けた。
つまり、タッカー・カールソンは元キャスターではあるが、ジャーナリストではない。
今回はプーチンだが、前回はトランプのインタビューでも同じで、プロパガンダの舞台を提供しているだけです。自分と同じ意見の人を呼んで、対抗するのではなく同意見を述べ合おうと。
トランプ支持者はタッカー・カールソンを『そうだ、そうだ。良いジャーナリストだ』と思っている。
今回のインタビューで一番印象的だったのは、『あなたが言おうとしているのはアメリカの民主主義制度と言いながら政府は選ばれた人が牛耳っているわけではない。』と。
ディープステートという陰謀論、タッカー・カールソンの大好きな陰謀論はプーチンも同じ事を言っている。見ている人が『そうだそうだ』と頷くような場面を提供している。
トランプ支持者を煽っているだけのインタビューなんです。」

堤 伸輔氏の評価

「インタビューを見ていると、明らかに軽蔑の色、タッカー・カールソンは自分を国際問題に詳しいフリをして質問していたが、『そんなことから聞くのか?』ということもたくさんあった。プーチンに見くびられながら、インタビュー前には『誰も聞けなかったことを俺が聞くんだ』と豪語していたが、これほど、口ほどにもない人物というのはあまり見ないと思う。
タッカー・カールソンという陰謀論者が、より何倍も強烈な陰謀論者であるプーチンに完全に言いくるめられたインタビューと呼べない会話だったということだと思う。」


プーチン大統領の評価


30秒と言いつつ30分も語ったウクライナの独自の歴史観。
アメリカの国内問題を持ち出し、揶揄する場面も。

前嶋氏の評価

「アメリカ兵と言っているが、義勇兵ぐらいしか参加していないと思うんです。トランプ氏が大統領復帰で24時間以内に戦争を終わらせるということと波長を合わせているに過ぎない。
NATOも弱体化させるというのは、タッカー・カールソンを使ってPRしている。
要するに、トランプ氏が大統領になったときの地ならしをしている。」

小原氏の評価

「この時期にタッカー・カールソンのインタビューを受けるのは、アメリカに武器の供与を止めさせたい。ロシア国内の問題もあり、戦争反対派の候補を立候補させないため。ロシア国内は苦しいので、早く終わらせたいと考えていると思う。」

堤 伸輔氏の評価

「プーチンにとっての利益は、アメリカの人たちがウクライナには支援するのを止めようというように、直接的には響かなくてもトランプ支持者、共和党支持者、他の人にも影響を与えようという意味で、タッカー・カールソンが一番組しやすく使いやすいチャンネルと思っただけですね。」


トランプ氏のプーチン評価

トランプ氏が返り咲くとプーチン氏に良いようにやられるのではないか?

前嶋氏の評価

「やられる。バイデンというのはプーチンを『人殺しだ。とんでもないんだ。民主主義を守るために戦うんだ』ということと全く違う動き。ロシアと協調することによって何かアメリカのメリットはないか?と探るでしょう。
言葉を返せば、良いようにやられる部分があるかもしれない。タッカー・カールソンのインタビューと同じで、同じ方向を見ているように見せて、実は手のひらでコントロールされていることが、まさに2018年のこの発言なんか驚きですね。
自分のところのCIAが集めてきた情報よりもプーチンが言ったから信じると。
トランプ再選で誰が喜ぶかというとプーチンなわけです。アメリカが敵対的なことはやってこない。やりやすい相手が来た。ウクライナの話もうまいような形でロシアが良いように妥協させることができると思っている。」


まとめ

彼らのタッカー・カールソンやプーチン大統領への意見を聞いてどうだったでしょうか?
プーチン大統領が語りたかったのは歴史的背景から何が起こってきたのかということです。
重要なのは自国と国益であり、それを守るためには戦うしか選択肢はなかったのでしょう。
明らかに西側諸国はNATOを利用してロシアを刺激し続けてきた。
ロシア近隣で起こる出来事にはほとんどアメリカが絡んでいる。
理由は?
ロシアを破壊するためです。

プロパガンダを垂れ流すメディアの意見は主観であり事実を見ていない。
単にプーチン大統領を悪者にしよう、悪いイメージを日本国民に植え付けようとしているに過ぎない。

タッカー・カールソンの動画はすでに2億回も再生されているようです。
これだけのインパクトのある動画を十数分の放送内で、しかも重要な部分を切り落として放送するのだから恐ろしい。

プーチン大統領がポーランドを攻めないのは興味がなく攻められたときだけだという。
西側諸国は数ヶ月前まで「ロシアがポーランドに攻めてくる」といって煽っていました。
今、イスラエル・ハマス戦争で中東へ移り、ロシアウクライナ戦争はほぼ終結。
NATOの弾薬は底をついた。
ガラ空きの西側諸国に攻め入るのは難しくはない。
しかし、プーチン大統領は何も起こしてはいない。

停戦を呼びかけ、外交を通じて戦争回避の努力をしてきたのはプーチン大統領であり、尽くそれを拒否してきたのはウクライナであり西側諸国、特にアメリカとイギリスです。
ミンスク合意を反故にし、「あれはプーチンを騙す嘘」と言ったのはメルケル元首相。

ロシアがアメリカ大統領選挙に介入した疑惑は、実はヒラリークリントンの仕業だったことも明るみになっている。
しかも、イギリスの元MI6まで使って偽造していた。
全て真実ではないか。

プロパガンダメディアの彼らはその話をしないわけです。

日本がロシアへ制裁をしているなか、ロシアは物価高で苦しむ日本へ穀物を輸出してくれていることに対して恩義を感じないのはおかしい。
石油を輸出してくれている中東に対して敵対することもおかしい。
日本のメディアはどうかしている。


ロシア工作は一切ない事実関係

以下、Lizzyさんの和訳入り動画です。
比べてみてください。


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