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全人類ガルパンを観ろ

戦車道は人生の大切な全てのことが詰まってるんだよ。でもほとんどの人がそれに気づかないんだ。

10/6(金)に公開されたガールズアンドパンツァー最終章4話、定時ダッシュで観に行きました。
ガルパン最終章を観る度に気づかされるんですよね。ガルパンはいいぞ、と。
暇なのでガルパンのすごい所を3つに絞ってご紹介します。


あらすじ

話をまとめるのは苦手なので引用します。

学園艦と呼ばれる船の上に学校があり、「乙女のたしなみ」として華道や茶道などとともに「戦車道」があり、学校対抗の全国大会が行われている世界。テレビアニメでは、自分の道を見失って強豪校を去ることになった主人公の西住みほが、実績のない無名校を率いて全国優勝を目指しながら、自分の戦車道と向き合っていく過程を描いている[2]。OVA『これが本当のアンツィオ戦です!』は、テレビアニメ第7話では省略された全国大会第2回戦の詳細を、劇場版はテレビアニメの続きとなる全国大会の後日談を、最終章は劇場版のその後を描いている。

Wikipediaより

教養がなくても楽しめる

戦車アニメと聞くと、歴史やミリタリーの知識がないと楽しめないのでは?と思われるかもしれません。確かに、その知識があった方が面白いのかもしれません。
が、別に知識がなくても面白いです。なぜなら私がそうだからです。
私はアラサー予備軍くらいの歳なので、ガルパン放送当時は中学生でした。まともに受験勉強もせず偏差値下の中くらいの高校に入ったので、当時は日本史も世界史も全然分からない状態です。今もか。どのくらい分からなかったかと言うと、日本史は聖徳太子くらいまでしか分からず、世界史はそもそも中学で世界史をやっていたことを後で知ったレベルです。あれって世界史だったんか!みたいな。今もですが。
ガルパンには歴女チームが出てきたり、なんかよく分からん格言とか喋る人いたり、歴史やミリタリーネタが結構あります。ぶっちゃけなんの話してるのか分からないし、ググッても1日で忘れます。歴史に興味無いのでミリタリーの知識なんてもっての外。それでもノリと勢いとパスタで楽しめる、それがガルパンです。
では無教養でもなぜ楽しめるのか?次の項目でご紹介します。

簡単明瞭なストーリー展開

ガルパンのストーリーは基本的によくあるスポーツ漫画と同じです。嫌な感じの敵と戦ってCM前まではボコボコにされ、CM明けに勝ち確BGMが流れて無事勝利。昨日の敵は今日の友。これの繰り返しです。
これだけ聞くとめっちゃ面白くなさそうに聞こえるかもしれません。でも皆さんが一番好きなのって結局これだと思うんですよね。
よくあるアニメだと、敵と戦っている最中に物語の根本を揺るがすような巨悪が出てきて話が中断したり、主要キャラが闇堕ちして救いに行く展開があったり、話の路線が逸れがちです。それはそれで面白いのですが、その分話数が嵩みます。ガルパンにはそういった話の腰を折る展開がほとんどありません。13話で主人公の転校から勝利まで全て終わらせています。ガルパン唯一といってもいい家族間の確執についても13話で解決します。とてもタイパがいい、忙しい現代人にもってこいの作品だと言えるでしょう。

ひと目でわかるキャラクター設定

アニメにおいてキャラクター設定というのは当たり前ですが重要です。どれだけストーリーが良くてもキャラクターに魅力を感じなければ面白さは激減してしまうでしょう。
ガルパンはキャラクターの魅力も満載です。それは単に個性というよりは、敵・味方のキャラ付けの仕方が上手いといったイメージです。
例えば、ドイツ人と聞いてどんな性格を連想しますか?多くの人は厳格でキリッとしたイメージを持っているかと思います。ガルパンに登場する学校は、それぞれどこかの国を元ネタしています。ドイツを元にした学校のキャラクターはこのようなキャラです。

っぽい。
どの学校もこんな感じで、それぞれの国っぽさを大切にしたキャラクターになっています。ヘタリアとか、そんな感じです。
僕はこの西住まほさんが好きです。
疲れてきました。

最後に

ガルパンには嫌な気持ちになる展開がほぼありません。どんなメンタルの時に観ても楽しめます。大学2年生の時、闇堕ちしていた自分を救ってくれたのは再放送の録画をしていたガールズアンドパンツァー劇場版でした。1ヶ月近くほぼ毎日観ていたお陰で今生きていると言っても過言ではありません。
戦車道には人生において大切なことが沢山詰まっています。対話の大切さ。信頼と崇拝の違い。正しいかどうかや勝算があるかどうかではなく、まず信じた道を進むことの大切さ。
疲れたので終わります。
皆さんもガルパン観てください。

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