池井戸潤さん原作のドラマって毎回、話題になります。『下町ロケット』とか『半沢直樹』とかね。今クールの『ノーサイド・ゲーム』、おもしろいですよ。思う以上にハマっております。ざっくりいうとラグビーの弱小チームが優勝を目指すお話です。

主演の大泉洋（おおいずみ よう）さんはこのチームの再建を任されます。私は大泉さんの情けない感じの空気感が大好きなんですけどね。松たか子さんのものすごい手厳しい奥さんぶりも最高です。松さん、はまり役ですよ。彼女が登場するたびに「くるぞくるぞー」ってワクワクしています。

で、厳しい一言をバスーッと夫に言い放つので、私は楽しくって爆笑しちゃいます。

ちょいちょいギャグなシーンも出てきてね、弱っちい主人公の大泉さんなのにレスリングさせられたり相撲させられたりするんです。この前は吉田沙保里選手が登場しました。優しいかわいい女の子が練習相手だと思ってたのに、彼女が別室で着替えて戻ってきたら吉田選手に入れ替わっていました。大泉さんの驚きの表情に、ケラケラ笑っちゃいました。

チームの監督役は大谷亮平さんです。かっこいいですよね。

３年前に大ヒットした『逃げるは恥だが役に立つ』で石田ゆり子さんの恋のお相手役として出演していました。このときに彼の存在を私は知りました。韓国で俳優として活躍していたようです。この右端の人ね。

弱かったチームが新監督のもとどんどん勝利を収めていきます。熱いですよ。見ているこちらも熱が入ります。

大泉さんは、ふにゃふにゃした役柄が多いんですがその雰囲気のまま必死に戦っていた主演映画があります。

日本中が感染パニックに陥るゾンビ映画の『アイアムアヒーロー』です。

私はこんな血が吹き出るような映画だとは思わず、大泉さんならコメディータッチだろうと気軽に映画館に足を運んだんですが、おそろしい映画だったのでほんと驚きました。あれは名作です。

さて、『ノーサイド・ゲーム』そろそろ後半戦ですかね。最後まで楽しみたいと思います。

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池井戸潤さんと井戸田潤さんの名前がとても似てて、よく間違えるんです。やっと覚えましたけどね。