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まるで本格的なサスペンス並み。

泥棒一家の娘と、警察一家の息子の恋。ロミオとジュリエットのパロディー的なドラマ『ルパンの娘』のお話です。見ていない人にも「へぇ」って思ってもらえるように、さらっと書きますね。

『ルパンの娘』なかなか興味を引くタイトルで、主演が深田恭子ちゃんと瀬戸康史くん。深キョンはそこそこの年齢だけど、人気が衰えませんね。いつも主演しています。

ちょっとコメディータッチな雰囲気のこのドラマの一番の見所は瀬戸康史くんのシリアスな演技。愛する彼女が実は泥棒だったと気づいたときのショックや二人の恋が難しい状況になったときの絶望的な感情を「え、これって本格サスペンスだっけ?!」と疑ってしまうほど全身全霊で演じています。

このドラマでそこまでシリアスに泣いたり絶望したりを演じている彼の全力投球ぶりが最高におもしろいです。わざとだろうと感じますね。監督の指示かな。

深キョンのそれほどでもない演技力とのギャップがさらに彼を際立たせています。あ、深キョンごめんね。でもそこも深キョンの魅力だからね。

泥棒一家の父親役・母親役は渡部篤郎さんと小沢真珠さん。渡部さんは奥さんの小沢さんを蝶よ花よと可愛がり、盗品のジュエリーなどをプレゼントしながら彼女を大切に愛しています。法的に見れば泥棒なので夫としてふさわしい訳ではありませんが、いつも奥さんの願いを叶えてくれ愛でてくれるという意味では最高の夫です。うらやましい。

小沢さんは2004年の昼ドラ『牡丹と薔薇』で大ブレークした女優さんです。恐ろしい形相で実の姉を執拗にいじめ、「役立たずのブタ!」と叫ぶ姿がお茶の間の話題に。

今回のドラマでのセクシーなのか下品なのかよく分からない小沢さんの演技もおもしろくて食い入るようについ見てしまいます。

宝石が大好きで「私の秘宝ちゃん」と連呼したり、娘がもらった指輪が「何カラットなのか」と執拗に聞いたり。高飛車な笑いを表情豊かに繰り広げる小沢さんは表情筋の数が普通の人より発達してるのかもしれませんね。

初回を見たときは子供向けの雰囲気のドラマだなと思ったし、ストーリーも確かに単純なものですが、意外と引き込まれて見ちゃってるんです。

最新回では互いの両親に、泥棒一家、警察一家だということがバレてしまい、泥棒一家は離散します。

二人の恋は、どうなるんでしょうか。

瀬戸くんの彼女を一途に思う涙涙の演技がまた見たいよ。


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世界的ダンサーの大貫勇輔さんも出演していて、いつも華麗に歌って踊っております。


お気持ち嬉しいです。ありがとうございます✨