だいたい８年くらい前のことです。

心がつらくて、逃げ場なかった。つらいから何かを決めたくて、何かから逃げたくて、悩みを心からなくすために自分がどこに向かえばいいのか、何をどう決めれたら心が救われるのか、そういう気持ちで本当にクタクタになっていたときに同級生からもらった言葉があります。

「今は何も決めてはいけない」

すごく正しい言葉です。心がおかしくなっているときに何かを決めようとすると絶対にろくなことにならない、ということです。

悪い方向にしか心は動きません。最悪の結果を招きかねません。心が悲鳴をあげているんですから、楽になろうとする気持ちが生まれてしまいます。

この言葉に私は救われたことを一生忘れません。

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「君のことばに救われた」のお題を見て真っ先に思い出したのがこの言葉でした。以前にこの内容をもう少し詳しく書いています。その中からコアな部分だけを取り出して短い文章にしました。

一生忘れない大切な言葉をくれたAくん、ありがとう。お元気ですか。