数日前の雨の日の出来事です。

傘をさし、いつものモールに向かって歩いていました。

たぶんぼんやりしてたんでしょうね。

７段ほどある階段の途中で足を滑らせ、残り４段ほどを下に向かって落ちました。

傘は前に飛んでいきました。

雨の中ですよ。

なかなかどんくさいですね。相変わらず。

痛くて、すぐには立ち上がれません。

倒れたまま、あーと思っていました。

誰かに見られたかな、とすこし前方を確認したところ、前のほうから男性が近寄ってくるのが見えました。

あぁ、倒れてるの見られるなぁと思います。

スマホを見ていたように見えた男性の足取りが少し早くなってこちらに向かってくる気配を感じました。

きっと傘を拾ってくれるんでしょう。

大丈夫ですか？ と驚いた声で傘ととも話しかけてくれました。

コケてる姿を見られるのは恥ずかしいけど、声をかけてくれるとホッとします。

一人じゃない空気になります。

ようやくなんとか立ち上がりながら、「すみません。足を滑らせて」と言って傘を受け取りました。

彼は若い学生っぽかったです。優しそうな顔をしてました。でもすごく驚いた顔もしてました。

たぶん、下向いてスマホを見てて、ふと前を見上げたら見知らぬ女性が階段の中ほどで本格的に倒れていたのを見てギョギョッと思ったからだと思います。

スマホから目をあげた目の前に女性が倒れてたら普通の人はみんな驚きますよね。

なんか驚かせてすみません。

踏み台昇降で痛めた足が治ったのに、次は階段から転んでまた負傷しました。

痛かったよ。

右足からは血が出ました。結構な感じで思いっきり転んだんだね。

またヨガは先送りです。いつまで経っても復帰地点が前方移動するんですよね。冗談みたいな感じだけど、生傷が絶えません。

#エッセイ #怪我 #階段 #転倒

こういう文章書くとね、このとき助けてくれた男性がnoteユーザーで、もし私の文章を読んでくれてる人なら私がバレるなぁって思います。まさかそんなことないと思うけど、ちょっとだけ気になります。

写真は公園で咲いていた朝顔です。綺麗な紫。