No title #1
人は自分を守ろうとして、自分を守るための行動を自然ととってしまうものなんだろうか。
自分のつらさとか寂しさとかそういう不安定な感情にとらわれているのが怖くて、そこから逃げるために、自分の心を守るために無意識で自分にとって都合の良い行動をとるんだろうか。
自分の気持ちをいちばん優先するのって当たり前なんだろうか。
ずるい人間。
ずるい人間は自分の心ばかりを大事にして人の気持ちを無視する、人の悲しさを見ないふりする。
だから自分だけとても幸せ。
ずるい人間のなり方は分かる。言葉としてはよく分かる。
何か迷うときに自分に都合の良い道を選べばいいんだろう。
そのかげで誰かが傷ついていても平気で知らんぷりできる、そんな道。
だけどずるい人間のなり方が分からない。感情としては分からない。
どうやったらずるい人間になれるんだろう。
自分の状況も見えている。周りの状況も見えている。
なのにそんなのを何も見ないふりしてずるくなることができない。
でも本当は私はずるい人間なんだろうかって自問する。
たぶんずるい人間なんだろう。ずるくないふりをしてずるいんだろう。
違う。
たぶんもうずるい人間になってる。
どうしよう。
泣いてるからってずるくないって限らない。
泣くことが免罪符にはならない。
きっと泣くことさえもずるいんだろう。
どうしていいか分からない。
自分のずるさと弱さに壊れそうだ。
行き場が見えないよ。
#ノータイトル #ずるさ #免罪符 #涙 #人間 #心 #道
※ 下書きから出しました。
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