嘘のない自分を見せたら嫌われるのかな。でもそれで嫌われるならそれでもいいじゃない。
私はたぶん、正直すぎるんです。友達に「ほんと正直だね」と言われます。
まっすぐな性格で、まっすぐに生きてきました。
それはとても良いことのように聞こえるけど、時には欠点にもなります。嘘が書けない。文章においても自分を繕った文章を書くことができないんです。
でも先日、そのままの自分の文章だとなんだかダメなんじゃないかと思ってしまってね。自信がちょっとなくなっちゃって。
小説はフィクションが入っているのでそんなに不安にはならないんだけど、エッセイがね、ちょっと手が止まっちゃいました。
いくつか書いて読み直したとき、これだとダメだろうって不安になったんです。自分の思考の仕方が暗い気がして、けっこうな強い気持ちで不安になりました。
かといって、元気のないときに元気な文章を書くのはどうもできなくて。読んでくれる人に配慮できて文章を整えられる人ってえらいなぁとか思うと、自分をちょっと責める気持ちになったりしました。
それに、本当の私、嘘のない気持ちを書いて相手から違うなぁと思われたらそこでアウトになるんじゃないかって。そのことをとても怖いと感じてしまいました。
自分の書くものにそうした動揺を感じるのは初めてだったからとまどいました。
何か心のバランスを崩しかけてたんでしょうね。
でもこういうのも日にち薬らしく、もうかなり落ち着きました。
私は私。
素直でまっすぐなのは私のいいところだからね、と自分に言った。
そして浮上した。
また書くねー。
心の不安は台風のせいだったのかもね。
お気持ち嬉しいです。ありがとうございます✨