見出し画像

OH!!エッセイラセラ

そう。それは、「みどり」。緑の猫だと思った。

濁点・・・ついてなかった。。。

私は五月生まれ。誕生石は「エメラルド」。

緑色がマインドカラーだと思っている。

地球の大地に根付く、木々や新緑のエバーグリーンに心惹かれ、これまでもたくさん緑色に心身を癒され、助けてもらってきた。

そして、猫。しかも緑色の猫ときている。書店で一度、その本が目に入ったがその場を通り過ぎ、一瞬立ち止まる。そしてもう一度振り返って"二度観"したのち、斜め方向へと3歩戻る。そこには綺麗にパッケージされたこの本に描かれた猫が、こちらの様子を伺っていた。視線は逸らされたけれど、確かに呼ばれた気がした。

猫を好きになったきっかけ、それは人間との"距離の取り方"。パーソナルスペースという居心地の良い距離感、人間も猫もお互いに自由で、決して圧力を感じない空間の共有の上手さ。つかず離れずの絶妙な間合いに、大人になるにつれて自然と惹かれていった。

先日、猫カフェとやらに初めて、猫好きを名乗る友人に誘われ行ってきた。
そこにいる猫たちは、私が目を合わせようとすると、なぜか目を逸らすのである。「あなたは一体、私の何を知りたいの?愚かだわ」と、スピリチュアルな感性で呟く美輪明宏さんのように、細く細く、目を平らげながら、こちらを観察しつつ、姿勢を低くして、静かな眼差しで私にひれ伏すのだ。

そんなことはどうでもいい。兎に角、可愛くてかわいくて、まんまと癒されたことは言うまでもない。中でも茶トラの親子が何匹かいたのだが、みんな瞳がグリーンなのにやられた。見事なまでの透き通る緑色だ。




話をもとに戻さにゃければ…おっととと。こんな短時間で猫言葉になってしまうなんて、私としたことが…そんな真面目なキャラでもにゃいやろ。と、自分で自分に突っ込みを入れながら、猫の世界から現実に帰ってきた。

今回は「みどりの猫」じゃなくて、「みとりねこ」という本のことを書く予定だった。なのに、なぜか自身の勘違い「みどりねこ」のお話になってしまった。はい。正直に言います。この有川ひろさんの「みとりねこ」。まだ完読しておらず、したがって感想文はまだ書けないのである。

なぜかって…仕事中だから…どうか静かにしてね。これでも世間は連休のさなか、私は会社でPCとにらめっこして、仕事の合間にこうして書いてるんだから・・・。ちゃんと4月分の売上明細も上げた。商品の棚卸も完了した。
売り上げの入金確認も終了。ただ、「みとりねこ」は読めていない。これからだ。この連休中にコンプリートする予定だ。

みなさんは、どんなゴールデンにする?

たとえ黄金にキラキラと光る雨が降ろうとも、藤井風がLAで「GOLDEN HOUR」を歌おうとも、私はこの連休だけは、「ケセラセラ」緑で過ごす。
"季節に身を置いて、流れに身を任せ"の「ガーデン」さながら、なるようになるの「ケセラセラ」時間を過ごすという意味だ。

ゴールデンウィーク中はほとんどnoteは休むつもり。だったんだけどな…気が付いたら書いていた。そんなどうしようもなくこの場所に、惹かれてやまない私の横で、「みどり」の「みとりねこ」が『はよ読んでよ!』と誘ってくる。そんな水曜の午後であった。








この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?