月とキャベツ(1996)

山崎まさよしが世に出てきた作品。主題歌はスマッシュヒット。その後シンガーソングライターとしての地位を確立する。
この映画だが、ベタベタのファンタジー……と思いきや、BGMの良さが前面に出たイメージ先行の映画。やはりベタベタのストーリーから想像もできないほどの音楽の世界が展開。結局のところ映画を、見ていくうちに山崎まさよしワールドに引き込まれるように仕組まれているのである。

自分はこの作品で初めて邦画の幅広さを知った。皆さんには是非観てもらいたい。勿論音楽も含めて!

福島県のどこかに住んでいます。 震災後、幾多の出会いと別れを繰り返しながら何とか生きています。最近、震災直後のことを文字として残しておこうと考えました。あのとき決して報道されることのなかった真実の出来事を。 愛読書《about a boy》