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(続き)旅の帰りの濃いめの思い出(長文)

 タイトル通り前回の続きです。
 今回は結構長文です。

 実はこのnote公開の翌朝、家族と旅行で三重まで行ってきまして、伊勢神宮食っちゃ寝で大変楽しかったです(笑)

 写真撮ってて、「もっといいカメラで撮りたい!」とか思いましたが、貧乏学生なので買えません、はい(泣)。
 僕のどうでもいい欲は置いておいて、東京の話の続きです。

秋葉原(2日目)

 無事、渋谷の人混み活気溢れる騒がしさから脱出した後、友人たちと山手線で秋葉原に到着しました。
 2日目だったので、1日目に目をつけていた場所に向かい、買い物しました。
 レトロゲームの店やらが結構あって驚きましたね、あと「あきばおー」でMicroSDカードが結構安かったから買いたかったけど、初期不良怖くて買うのやめちゃった(笑)
 そんなこんなで移動の時間になり、新幹線の駅へと移動しました。

<悲報>旅の最後にやらかす

 そう、移動した。
 移動したんです、電車で。
 さすが東京の電車、人も多かった。
 ドアの前にベビーカーがある。
 だから、降りるのに時間がかかり少し焦った

 その少しの焦りがまずかった。

 気づいたときには遅かった。
 上着のポケットを探る。

 ない?
 ない。
 ない!
 ない...

 どうやら、僕は車内に切符を落としたらしい...
 とりあえず、友人にその旨を伝えた、幸いにも特急券は鞄の中だったためまだ無くさずに済んだが、肝心の乗車券がなくては僕は帰れない。

 駅の改札で駅員さんに助けを乞うと、紛失した際の再発行ができるという。
 その際、駅員さんは「落とした券は届けてくれますから」みたいなことを焦ってる僕に言って、落とし物センターの番号が書かれた紙をくれた。(正直、本当にぃ?という気持ちがほとんどだった。あとは、焦りであんまり記憶にない)
 時間が迫っていたため僕は、全く同じ値段払って新しく券を買った。

 いやー、MicroSDカード買わなくてよかったぁ...買ってたら、お金下ろさないといけなくなって、焦りが限界突破してたと思う。

帰りの新幹線

 新幹線を待つ間に、高い勉強代だったと思えるくらいに気持ちは落ち着いた。
 その後、新幹線に乗り込み、友人とひたすら話した。
 おそらく3時間は話していたんじゃないだろうか。
 こんなに一人の人と話したのは、初めてかも知れない。
 新幹線乗ってる途中で喉が痛くなったし、間違いない。
 彼とは、色々話した。

 初めに、来年度の文化祭の展示物のこと。
 彼は今までに何度か、展示物やらサークルのことで、厄介事を背負い込んだりしていた。(一部僕も関係していたが)
 そんなわけで、今年度の展示は企画がしっかりしてなかったらやめようって感じで落ち着いた。

 次に話したのは、引退したサークルのこと。
 僕等の所属していたサークルは年一でイベントに出てたんだけど、主に彼しか仕事(サークルなのに仕事...?)ができず、タスクの分散が行えず、彼に負担がかかっていた。(これは僕にも責任があるんだけど...)
 更にそこに「もう一つイベントに出なきゃいけない」という上からのお達しで、彼は徹夜で作業しなきゃいけなかったこととかを聞いた。
 イベントの結果は...

 ただ、その話の中で引っかかるところがあった。
 彼が大会に向けて、モノの一部分を作っていた時、他の場所を担当しているメンバーのあるミスを、「自分が気づけていれば...」とか言い始めた。

 えっ???
 いやいやいや、それは違うだろと。

 で、そのことを僕が伝え終わった後、彼の話を聞くと、どうも彼にとっては「全体としての成功」が「個人としての成功」とイコールらしい。
 だから、自分の担当外の失敗でも責任を感じていた。
 正直驚いた。
 僕はそんな風に考えたことなかったから、彼は人が良すぎると思った。
 自分が、酷く汚れた生き物のように感じた。

 それからそのことについて、好き勝手に持論を彼に語りまくり、他にも彼の昔話を聞いて、少し僕の昔話もしたりといった感じだった。

 そして、彼は僕に「心理カウンセラーみたいだ」と言ってくれた。
 図らずして、どうやら僕は彼の自分でもわからなかった悩み(と呼ぶのが適切かどうかはわからないが)を見つけられたらしい。
 ひょっとしたら、全く見当違いのことを言っていたのかも知れないという不安は今も残り続けているが。
 結局、新幹線に乗っている間はほとんど彼の話しかしてなかったが、彼の知らない一面を知ることができて嬉しかったことが記憶に残っている。
 まだまだ話足りなかったが、地元に到着したため、話はそこで終わった。

終わり

 僕の久しぶりの東京はこんな感じでした。
 まさか旅の終わりにこんな経験をするとは思っていなかったので、正直驚きが強かったです。
 彼とは、今までとは違う意味で友達になれた気がします。
 ではでは。

P.S.
 切符見つかりました!
 財布落としても届く街っていうのも、あながち嘘じゃないのかも。
 届けてくれた人、ありがとうございます!
   これからは切符類は、財布等に入れるように心がけます。
   ここまで読んでくれたあなたも是非そうしてくださいね。(いやマジで)
   間違っても、携帯入れてる上着のポケットに入れないようにね…

読んでくれてありがとうございます。 よかったらフォローしてもらえると嬉しいです。