詩とサードプレイス

強引なこじつけだということはわかっている。

ただ、自分がいま興味を持っている、距離的にはだいぶ離れたもの同士がふと結びついたのでメモとして。

結びついたきっかけは詩人の辻征夫の言葉だ。

彼は詩作について

仕事を持ち、家庭を持ち、社会での色んな役割を持った普通の人が、ある時すっきりした「ただの人間」として立って言葉を発する。それが詩だと思う。

と書いている。

この言葉を聞いてサードプレイスとは、家での自分、会社や社会での自分という「色んな役割を背負った自分」が、すっきりとした「ただの人間」として居心地よくいられる場所だと思ったのだ。

ただの人間として、話し、食べ、飲み、過ごす。そこで話す言葉は普段の役割を脱ぎ捨てたすっきりした言葉で、そこで出逢う人は役割で付き合うのではなく、ただの人間同士として付き合う。

そういう場所は、最近ますます必要だと思うし、そんな場所があることは刺激にも救いにもなる。

そんな場所を見つけられたら、もっと言うとつくれたら楽しいだろうな。

少なくともスタバじゃないことは間違いないな。



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