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June 27, 2019 : Falmouth - London-Canterbury🇬🇧

👓憧れのNick Lowe & Los Straitjacketsのライヴを見にカンタベリーへ♬:

Bye Bye, Cornwall!

★残念ながら宿の朝食はスキップして、朝7時台の電車で次の目的地カンタベリーへ。階段でスーツケースと鞄をよれよれ運んでいたら、すぐにカウンターから出てきて運んでくれて、ホストの女性は最後まで良い感じでした。①Falmouth - TruroまではGreat Western Railwayのローカル線、②Truroで郊外列車に乗り換え〜ロンドン・パディントンまで5時間かけて行き→③地下鉄でセント・パンクラスまで行き→④Southern Easternの郊外列車でカンタベリーへ。出発前は5時間も長いしどうしよう、と心配していたけど、車内販売もあったし、外の景色を眺めたり、おやつを食べたりウトウトしたりしているうちに、ロンドン・パディントン到着。地下鉄乗り換えが若干難しくて、来たのに乗ったら、次の駅が終着というパターン😓 乗り換えてセント・パンクラスに着いたのは、カンタベリー行き出発15分前くらい。広い駅で、地下鉄と鉄道駅は距離があったので、ダッシュして時間ぎりぎりだったが2、3分前に何とか乗車。。。(せっかくの歴史ある駅舎もちょっとしか見てない)電車は結構混んでいて、立っている人も。

Canterbury

★ロンドンからカンタベリー・ウエスト駅へは1時間程で到着。もう15時半くらいだったので、ガイドブックでちらっと調べていた街の観光は諦め、バスでライヴ会場(大学の音楽ホール)のあるケント大学へ直行。会場もホテルも同じ敷地内で便利でした。(だだっ広いので迷いつつ、行きも帰りも10分以上かかったけど。。。) 大きな大学だけあって、いろいろな国からの生徒がいるみたいで、今回の旅行で空港以外でアジア人を複数見かけたのは、ここだけでした。(日本人は本当に少なくて2人くらい)

★大学内にある宿はホテルというか、学生寮を夏休みの間ホテルに利用している感じのところで、ポットやバスアメニティやタオル等ちゃんと揃っていましたが、見た目はまるでユースホステル。でも、お値段も都市部のホテルにしてはリーズナブルだったし、ユース宿泊は慣れているので私的にはOKです○(またしても朝食スキップだったのが残念。。。)建物のドアの開け方に手間取っていたら、通りかかった人が開けてくれました。イギリスの人、どこでも皆普通に助けてくれて、優しかったです。

★カンタベリーはIan DuryがKilburn & the High Roadsを結成したところで、帰国してから知ったのですが、当時美術の教員をしてたCanterbury College of Art(現Universty for the Creative Arts)には、Ian Dury Houseという建物があるらしいです。(学生寮のような感じ)ケント大学とは街の反対側の、ウエスト駅からメインストリートを抜けて、カンタベリー大聖堂より先の方にある大学でした。バスなら10分もかからなそうだし、せっかくだし見に行けばよかったかも。(気になる方はこちら: https://www.uca.ac.uk/life-at-uca/locations/canterbury/)

Ianが教えてた頃と多分そんなに変わってないんだろうな、という歴史ある街並み(街の入り口にはウエストゲートタワーという石造りの門があって、カンタベリー大聖堂へ向かう巡礼者を受け入れたそうです。←これだけはバス停から遠目に見れました)、コーンウォールで見かけた立派な感じのパブより、ちょっとくすんだ感じの駅前のパブも、なんとなく垢抜けないKilburnsに合いそうな感じがしました。

↑From www.last.fm Kilburns Mark Ⅲくらいのラインナップ写真と思われ。

8/6追記: ↑のカンタベリーで組んだKilburnsはMark Ⅱ と言うべきか、元々ロンドンでPeople Bandの面々とリハーサルしてたのが最初のKilburnsだそうです。

Nick Lowe's Quality Rock & Roll Revue

★Nick先生カンタベリー公演は、1973年のBrinsley Schwartz以来、なんと46年振りだったらしい。そんな地元の人待望のライヴに、何も知らずに行ってしまった。客層は見事にリアルタイム世代な感じの方々。

★19時半開演。ほぼ半日移動で眠すぎて、前座のブルーズ系SSWの人(Sam Brothers)の演奏は目を閉じて耳だけで。。。若そうだけど(同世代っぽい)、渋いしなかなか良かったです。地元出身なのか、結構盛り上がってました。そして、前座が終わるやいなやホール外のバーに飛び出していく英国人の方々。。。(日本人だとそこまでいなくならないと思う)私は眠いので寝てました。

★30分くらいのインターバルを挟んで、Nick先生&Straitjackets登場!うわ〜本当にマスクマンだーと感動。見た目は色物っぽいし、小芝居入れて笑わせてくれたりしますが、ベテランらしく演奏もタイトで、早弾きもあったり、結構テクニシャンでした。もう何年も一緒に回ってるからか、Nickとの息もぴったり。近作でのGSっぽいノリが気に入ってるのですが、実際はもっとダイナミック。マスクの丸いほっぺが可愛いドラムのGringoさんのドラムはパワフルでドンドン響いてくる。ステージが客席と床続きだったので、バスドラの音が床から伝わってきました。

★ライヴは1曲めから聴きたかった(ソロの日本公演ではやってない)”So It Goes”!!しかも半ばには、テンポを落としたアコースティックアレンジの”Heart of the City”も。。。わざわざ英国まで行った甲斐がありました😭

★GulbenkianのCF Hallはクラシック仕様で、反響具合もしっかり計算されてるからか、めっちゃ音が良かったです。 “Tokyo Bay”では日本じゃなくても「ドモアリガト、ベイベー!」(何となく見られてた気がする、80%以上白人&50歳以上のお客さんの中、多分唯一の30代日本人。。。)

★途中、Nick先生がはけて、Straitjacketsだけのコーナーも🎸ダイナミックなサーフインストで、サーフだけじゃなくていろんな音楽のエッセンスもあって、面白かったです。ライヴ盤でおなじみの通り、”I love the sound of breaking glass”の最後の一節を歌いながらNick先生が再登場。後半戦はヒット曲満載、新譜からは”Love Stavation”と大好きな”Blue on Blue”、新しいカヴァー曲も披露してたので、8月のビルボードでも聞かせてくれることでしょう♬ 


★アンコールはまずStraitjacketsが登場して、1曲聞かせた後に、先生登場。“When I write the book”は日本のオーディエンスの方が盛り上がるけど、Nick先生もコーラス煽ってくれたので、みなさん2番では結構歌ってました。最後はもちろん”(What’s so funny about) Peace, Love and Understanding”でしっとりと。今まで見た先生のライヴでは一番音も良かったし、相変わらず素敵でした👓💕 Rockpileの曲や”Shting Shtang”でのStraitjacketsのギターは、ちょっとDave Edmundsっぽい感じもあって、特別感も。すっかりホクホクした気分になって帰ってきました😊 

いつもの弾き語りも素敵だけど、やっぱりバンドは良い!! いろいろ事情があるのは解りますが、せっかくなら日本にもこの編成で来て欲しかったです。

今回のツアーTシャツ。イラストはEP「Tokyo Bay」と同じ方なのか違うのかは未確認。。。


🎙8月の来日公演についてはこちら🎵↓

http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/77601/2