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十和田湖

2023年もすっかり年末ですが、秋以降もいろいろな場所へ出かけたので、思い出に残る場所の写真をいくつか投稿していきます。(SNSに投稿したものを再構成しています)


まずは9月の青森旅行より、お気に入りの十和田湖の写真です。
深いブルーグリーンの湖水はとても綺麗で、近くで見ると澄んでいて、思わず入ってみたくなるほど。

遊覧船で約50分かけて、湖上をゆったりと巡りました。船は二つの半島に沿って進み、対岸に広がる森や火山活動によって出来た柱状節理、岩が剥き出しになっているところや、湖に浮かぶ小さな島など、詳しい案内ガイドの放送付きで巡っていきます。私は火山性の地形を見るのが好きなので、座って説明を聞いて、写真を撮りまくってしまいましたが、甲板に出て、心地よい風と雰囲気を楽しんでいる人の方が多かったと思います。

十和田湖伝説や水神信仰もさることながら、洞窟があったり、不思議な地形があったりと、物語的・神秘的な雰囲気も盛りだくさん。


発着所に近づくと、休屋発の遊覧船が泊まっているのが見えました。
ちょうど入れ替わりで出発していきました。


行く前に泉鏡花 の「十和田湖」『鏡花紀行文集 』岩波文庫)という紀行文を読んで、面白かったので、それに合わせて子ノ口→休屋というルートで行きました。
昭和初期に書かれた文章で、今は失われてしまったものも多いと思いますが(十和田神社の占場は現在立入禁止で、ツアーに参加すると近くまでボートで行けるそうです)、「......ああ、美しさに気味が悪い」というのには、納得でした👀 美し過ぎて怖いというか。何か出てきそうな。。。

御前ヶ浜には有名な、高村光太郎の乙女の像もありました。写真で見るより、実物は数倍良かったです😁 休屋にある「観光交流センターぷらっと」という施設には、乙女の像に関する資料や試作のレプリカ、高村光太郎についてのパネル写真や資料の展示がいろいろとありました。中には智恵子夫人を描いたと思しき、女性の後姿のデッサンの展示も。

乙女の像、今年で設立70周年だそうです。


天気予報は雨でしたが、朝のうちは何とか曇り時々晴れで、美しい眺めを楽しむことができました。寧ろ太陽が出たり入ったりで神秘的でした。
。。。が、帰る時間の午後3時ごろになって、物凄い驟雨☔️
きっと湖の神様が守ってくださったのかも、と思わず感謝でした🐉


十和田神社



湖畔の遊歩道より。
下へ降りると御前ヶ浜という砂浜が広がっています。