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グラスゴーへ日帰りバス旅

スコットランドに来て5か月目、初めてのバス旅に行って来ました!
下書きで放置してしまっていた…


急に行きたくなった

Fringeも終わり、週末何しようかと夫と相談していた木曜日。
「そろそろグラスゴー行ってみる?」

お??
グラスゴー?ついに??

いつ行く?土曜日!!

ノリで決まってしまった。
バスか電車で1時間ちょっと。
都内から考えたら日帰りで鎌倉や川越に遊びに行こう、という感じ?

1番安く行けそうなのがバスで、往復で1人£8.5でした。
電車は片道でも£15以上だったので見るのをやめてしまった…多分もうちょっと余裕をもった日程で調べたらもう少し安かったんだと思います。

ということで日帰りバス旅が決定!!

エディンバラのバスターミナル

Princes streetでバスを降りてバスターミナルに向かいます。

チケットには15分前には着いていましょう、とあったので余裕は持っていたものの、入り口がGoogleマップで表示されてるところには無く…点線で表示されてて迷子になるやつに遭遇しました。

そしてMegabusという会社で予約したはずなのにMegabusが見つからなくてちょっと焦る…

チケット(バーコードとかなくただのPDF)を見るとCitylinkの運行、とあるのを見つけてグラスゴー行きのCitylinkで良かったのか!!と安堵。

長距離バスも二階建て。

しかし2本前のバスが早速遅延している。
始発なのに遅れるのはよくわからない。

私たちのバスも5分ほど遅れて出発🚌

2階の1番前の特等席をゲット✨足元も広いです

バスでグラスゴーに向かう

USBの充電口があったり、冷房も効いていて快適な予感がしました。結構前のお客さんのゴミは残ってたけど…

学生グループが乗り合わせていてなかなかに騒がしかった…結構満席くらいの詰まり具合。

そしてSTOPボタンが天井に付いてるのに気付く。
STOPって途中下車とかできるシステムなの!?
と思っていたら路線バスが止まるバス停でお客さんが乗ってきました。え?

Princes street まで来なくてよかったじゃん!!
でも始発で待ってたから1番前の席も座れたのでまぁいいか…でも帰りは途中下車した方が早く帰宅できそうです。

エディンバラの郊外までは結構止まりました。
そしてエアコンがかなり寒かった。
………
ここで寝落ちしてしまい、気付いたら30分遅れでグラスゴー到着です😂

グラスゴー観光

バスターミナルで降りてお手洗いに行こうとすると、小銭が必要なタイプでした。
5か月住んで現金が必要だったのは2回目です。
エディンバラのバスターミナルは無料だったのに。

ターミナルの外はいいお天気、そして高層ビル!!!!(反応がお上りさんです)
でもなんか………ゴミ多くない?エディンバラ多いと思ったけどグラスゴーさらに多い…
なぜ生肉のパッケージが公園に落ちてるのか。

ちょっと印象悪めで始まったグラスゴー観光ですが、結論めっちゃ楽しかったです!

グラスゴー大聖堂

まず大聖堂!中のステンドグラスが綺麗♡

四方全部ステンドグラスです
写真で伝わらない美しさ…

とにかくステンドグラス。晴れた日でよかったです。
宗教改革で長老派になったスコットランドでは華美な装飾や不要な部分が教会から削られる事がよくあったそうですが、グラスゴーは幸運にも免れたそうです。

聖マンゴ宗教博物館も行こうと思ったんですが、閉まってました。残念。

Antipasto

大聖堂でテンションが上がりつつ、お腹が空いたのでお昼にしました。
夫リサーチのイタリアン、Antipastoへ。

ここのムール貝が最高に美味しかったのでグラスゴーに行く方はぜひ食べてください!!

写真じゃ伝わらないかもしれませんが、
私の人生最高のムール貝はここ!
一応メインはこっち。ボロネーゼパスタ。

ムール貝が思いの外大満足でボリュームもあり、ほとんどボロネーゼ食べられませんでした。
タッパーに詰めてもらってお持ち帰りです。

ピザも頼んだ夫もお腹いっぱいで、エディンバラよりもボリュームが多いなぁ、と思いました。ランチの物価はエディンバラよりちょっと安いかも?

グラスゴー大学

ハリーポッターのロケ地らしい、という噂を聞いて、ハリーポッターの音楽を鼻歌で歌いながら広い敷地を歩き回りました。
すごくハリーポッターな気分になれます!
が、実際には雰囲気が似てるだけで一切ロケしてないそうです。

エディンバラ大学も歴史が長くて、1583年創立らしい(本能寺の変の翌年ですってよ!)のですが、
グラスゴー大学は1451年だそうです。室町時代ですね。私は世界史選択だったので
東ローマ帝国が滅亡した(1453年)あたり、の方がぴんと来ます。古いですね〜

スコットランドではタータンの柄を登録する制度があるのですが、グラスゴー大学タータンもあります。

実際にロケはやっていませんが、ハリポタハリポタ盛り上がるの楽しかったです。
こういう廊下の屋根、大好きです。

Kelvinglove博物館

文系の私はあまり馴染みがないのですが、温度の単位のケルビンの由来になったケルビンさんの私財でできた博物館だそうです。

時間があまりなくて見きれなかったのですが、子供も大人も楽しめそうな、ボリュームたっぷり工夫盛りだくさんな素敵な博物館でした。

入り口のホール。オルガンも荘厳。
前衛的な展示(?)アート(?)
同じ表情の顔を探す遊びができます。
マッキントッシュのステンドグラス。グラスゴーといえばマッキントッシュ、だそうです。
まだまだ9月は日が長いのですが、閉館時間になってしまいました。

おまけ 地下鉄も乗ってみた

エディンバラにはない地下鉄!
自販機で紙のチケット買いました。

地下鉄もあるし、人多いし、エディンバラよりグラスゴーの方が都会なんだな、とちょっと思いました。
都会かどうか、っていうよりエディンバラ中心部が異常に古都なのかも、とも思いました。


もうエディンバラは寒いですが、まだ暖かい頃のグラスゴー日帰り旅行記でした。


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