見出し画像

活気あふれる市場に(やっと)くりだす 〜年越しモロッコ旅行その③〜

前回はこちら↑
ちょっと時間が空いちゃいました。


エディンバラ発の年末年始旅。
やっとこさマラケシュで観光開始です!

もう16時。
空港着いたの12時でしたがすったもんだして
やっと満喫できるのが嬉しいです。
16時でまだ太陽が出てる…
嬉し過ぎてもうこれまでのトラブルなんて
どうでも良くなります。

エディンバラの冬にやられて
モロッコ着いた時から晴れてるだけで幸せ、
太陽最高!!
幸せのハードルがかなり低くなってます。


遅いお昼ご飯

もう何ご飯なのかわからなくなってますが
17時頃街に繰り出し、まずはレストランへ。

私がLEBARAのオプション購入で手間取る間
グルメ担当の夫がGoogleマップ上で見つけれくれたお店へ。

まずはやっぱりタジン料理でしょう!!

この頃はまだ知らなかった…
この後ほぼタジンしか食べないということを…

日本で言うとひたすら煮物(具はちょっと違ったりするけど)
しか出てこない、みたいなイメージでしょうか。

Kefta with egg というのを私はオーダー。
ひき肉と卵のタジンっぽいのですが、
どうやら定番中の定番メニューらしく、
ほぼどのお店でも見ました笑

タジンの蓋はすぐに持っていかれちゃうので写真に撮れず…ひき肉はミートボールになってます。

夫は壺に入ってきたビーフな料理。

骨付きの牛肉がゴロゴロ
バスケットが無駄に欲しくなる旅でした。


パン付きでした。

総じてこのモロッカンなパンは結構美味しい。

ジュラバが欲しい

Kindle Unlimitedでモロッコ関連の本を漁り
こちらの本が楽しくて読んでいました。

この本に出てくる民族衣装のジュラバが
とにかく欲しくなってしまったのです。

砂漠ツアーでラクダに乗る予定があったので
ジュラバ着て砂漠を満喫したい欲が爆発です。

砂漠ツアー前にそんなにお土産を買わない!と決意し
旧市街の市場にレッツゴ〜
市場の雰囲気、すごく好きです。
モロッカンな雑貨が至る所に…楽しすぎる。

ジュラバ屋さんをいろいろ覗き、
試着させてもらったりします。
めちゃくちゃ商魂逞しいおっちゃんもいれば、
別に〜やる気ないよ〜みたいなお兄ちゃんもいたり。

私はもうすっかりどっちから歩いてきたかわからないのですが
夫は空間認知能力を覚醒させ
どこのお店が有力候補だったか、を思い出して
ちゃんとたどり着く、という凄技をかましてきました。

夫はカシミア(と言われたけれど怪しい。
動物の毛っぽいのでウールじゃないかと思ってる)
のちょっと厚手をなジュラバをゲット。
見事に砂漠で防寒性能が発揮されたそうです。

私のは麻?と聞いたらYES
綿?と聞いてもYES
洗濯しても縮まない?と聞いてもYES
アイロンする必要ない?と聞いてもYES
なジュラバをゲット。
(洗濯したら飾り部分がちょっと縮んだし、
しわっしわになりましたわよ、お兄さん)
チビなので裾上げもお願いしました。
裾上げしてなかったら毎歩コケていたと思うので
お願いして大正解!


20分後に戻ってきて、と言われたけど
迷路すぎて自信がなかったところ
マイハズバンドナビが活躍しました。


男女の違いはズボンのポケットに当たる位置に
スリットがあるかどうか、みたいです。
女性はチラ見え防止なのか、開いてません。
男性用はかなり便利らしい。羨ましい。
スマホポーチを持って行っていたのでよかったですが、
無かったらスマホの出し入れとか結構不便だったと思います。

肩のところに線が入るのがマラケシュスタイルだとか。
ジュラバのフードかぶって
ラクダに乗るとこんな感じ🐪

高額な値段を吹っかけられるとビビっていたのですが
品質に自信があるのか、やる気がないのか
全然値切れないお店は本当に安くしてもらえませんでした。
イスラムの考え的に持てる者が持たざる者に
お金をあげるのが普通、と聞いていたので
最初からそんなに値切るつもりはなかったのですが
ちょっと現地感感じたくてスマホの翻訳とか
私の辿々しいフランス語でねぎってみたりしたけど
私のはお兄さんの提示額から全く減りませんでした。

女性ものが多いお店で私のはゲット。

私のジュラバはこちらで購入したのですが
なぜかお兄さんが夫とお友達になりたい、と言い出し
Whatsappで連絡先を交換し、
今もたまにヘイベストフレンド、元気かい?みたいな
連絡が来るそうです笑



日が沈んでも活気がすごい

スコットランドは日が落ちるのが早いし
傾いてから素早く退散しちゃう感じなんですが
モロッコの夕日はゆーっくり。
綺麗な空をしばらく楽しめて、
しかもまだあったかいし、とご機嫌でした。

この空のグラデーションはいつまでも見ていたい

広場では遊園地で売ってそうなキラキラした何かとか
目が合うと試食を勧めて来るフルーツ屋さんとか
大道芸人さんとかとか、とにかく賑やか!!

大道芸人さんがたくさん

なんか人間多い。笑
馬もロバもいるし、とにかく街が元気だ!!

車列の中にしれっと馬車
あまりお腹空いてなかったのでローカルなサンドイッチっぽいのをテイクアウトしてディナー。
適当にオムレツをお願いしたらこれでもか、と言うくらいプレスされてぺったんこに。味はまぁまぁかな。


翌朝早いので早めに寝る!

翌朝は7:35集合、とツアー会社から連絡が入りました。
マラケシュの方が早いけど、日の出前です。

ホテルに戻って女将さんに
朝もっと早くなっちゃったからやっぱり朝ごはん無理そう、
と言うと…
「いいから!簡単なものだけ食べていきなさい!!!!ね!!」
圧すごい。

ホテルの部屋はモロッカンな雰囲気の雑貨がたくさん。
かわいい〜と思ってくつろごうとしたのですが
なんか寒い。

砂漠気候は寒暖差が激しい、と昔習いましたが
初めて実感した瞬間でした。

リヤドという伝統的な中庭を囲ったスタイルのお宿
だったんですが、防音性能は弱いみたいで…
結構他のお部屋とか中庭でおしゃべりしてるのが聞こえる笑

お風呂は弱めのシャワー。
お湯出てよかった〜
でもバスルーム(シャワー+トイレ+洗面台)は
ドアが壊れてて閉じない〜笑
ドアの目の前がベッド(ぐうたらスポット)で
夫婦ですけど、プライバシーは気になるところです(^_^;)

シャワー浴びて、寒いので早めにドライヤーかけよう、
寒いから部屋に置いてあるオイルヒーター点けよう、
ぶぉーーー(ドライヤーの音)
ぱちん(真っ暗になる)

ブレーカー落としてしまった。

とりあえずヒーターとドライヤーのコンセントを抜きます。
電気がついたらドアにノックが。
女将さんがめちゃくちゃ顔を隠して何か叫んでました。
多分建物単位じゃなくて部屋単位のブレーカーだから
気をつけろ、みたいなことを言っていたんだと思うのですが
私もなかなかに疲れていたのでちょっと理解できたか怪しい。

わかったわかった
(実際はわかってない)
おやすみ〜、とお別れしました。

部屋には毛布が置いてあって、
やっぱり寒くなるんだろうな、という感じ。
この毛布、多分アクリルで、めちゃくちゃ静電気帯びる。
バッチバチだし、髪も理科の実験みたいな広がり方します。


早めに寝るつもりがブレーカー事件があったり
なんだかんだで日付変わるくらいに寝ました。
この日は4時前から活動してるので長い日でした。


いよいよ次は砂漠ツアースタートです!
続きます〜

この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?