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②将来の夢と法人化について

今回は
なぜ法人を立ち上げることにしたのか?
そんなことどうやってしたんだ?

というところを書いていきます。このあたり疎い人には何を言っているかわからないかも知れませんが、極力端的にわかりやすく書いていきます。笑

法人設立動機とライフプラン

~なぜ立ち上げることになったのか?~

あなたはお金がどのような経緯で手元にはいるか知っていますか?

普通雇われている場合、会社に社会保険料、税金、もろもろ差し引かれた状態でお給料としてでてきます。みなさんも源泉を見ていただくとよくわかります。そこに特に疑問を感じないかと思います。

しかし、これって実は見落としがちな大きなからくりがあり、会社で人を雇い入れると支払う給料よりも多くの金額が必要になります。
※よく常勤よりも非常勤のほうが楽よねーとか聞きませんか?それは会社側からすると雇用の形態が違うので会社が必要な費用が違うのです。
考えると当たり前ですが、正規社員には社会保険の加入、雇用保険の加入、退職金の積み立て、その他の経費、福利厚生などなどの配慮があるからですね。

だいたい年収400万の社員を雇用するのに、会社側は諸経費や保険の労使折半など加味すると約1.2倍程のお金がかかるといわれております。(400万の社員なら約500万円)

正規社員やから安心という考え方は医療職でも同じか?

退職後のことを考えると正規社員のほうが長く働ける安心がありますが、はたしてこれは働く人全員にいえる事なのでしょうか?

例えば私のような若い時分からいずれは起業を考えている人間からすると、転職の頻度も多くなりますし、退職金なんてもらえるとも考えていません笑。

この文章を読んでくださっている人も転職経験者が多いのではないでしょうか?

そう考えると、どうなるかわからない所にお金をかけるよりも事業を始めるまでに手元に多くキャッシュを残したいなと考えたわけです。(キャッシュを手元に置くこと、レバレッジをかけることでできることについても気になる人は私よりも詳しい人がいるのでググってください。)

ということで、

正規社員でなくていい(細かい保障いらん!有給も傷病手当もいらん!)のでキャッシュを多くくれないか!?

という契約方法をオーナーと相談しました。(頭の痛いやつではありません笑)


また、自身は30までに新しい事業をすると決めていたので、28で会社を立ち上げて、安定したキャッシュフローを作っておくことで信用を得て、融資を多く受けられるのではないかという見立てもありました。(会社で融資を受ける場合、過去二年の収支表を見られることが多いです。)この辺りは自分のライフプランとの兼ね合いもありますね。
ということで、初期経費はかかりますが株式会社を作りました。

と、なんやかんやありまして法人化をすることにしたのでした。

ちなみにこの医療法人のオーナーさんとは、地域の飲み会で出会った際に誘われたのですが、契約条件などは交渉しました。私は、訪問看護ステーションの立ち上げに関わった経緯と、チームマネージメントのスキルについては少し自信があったので、行ってきた経緯をプレゼンし契約しました。

とここまで、訪問看護に移って3年で退職したので、PT4年目の出来事です。
なかなか生き急いでいますねー笑

次回は株式会社を設立する方法や資金についての話を書きます。
細かいことは省きつつわかりやすく?書いております。読み物として楽しんでいただけると幸いです。


2018.9.15 金児

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