あと12日 後輩たちへ
どーも!ジムに3日間いけなくてめっちゃ罪悪感を感じているせいしろうです!
#なんだろうこの感覚は
今回は
後輩たちへ
というテーマで杵藤地区の後輩たちに伝えたいことを書きます。
よろしくお願いします。
私は15年前に消防に入る前、
スポーツ強豪校にいて、
リアルに消防の訓練よりきついフィジカルトレーニングをやってきました。
その当時は本当にとてつもない世界で
トレーニングをしてきたので
本当にとんでもなくメンタルとフィジカルを鍛えられました。
#ここには書けないメニュー
そんな私だったので、結果主義のバチバチ男で気合と根性で物事を乗り切ろうとする人格で勤務していたと思います。
なので当時の私は、後輩との付き合い方や指導の仕方が相当間違っていたと思います。
要は、後輩指導という名目で、たくさんの後輩を傷付けてしまったと思うし、プレッシャーや悩みを生ませてしまったと思ってます。
そういう風に思わせてしまった後輩達へ
大変申し訳ございませんでした。
それから私がだんだんと間違っていたと気づいていったのは、おそらく昇任を経験してから。
消防士から消防士長になり、与えられる仕事や隊での立ち位置、発言に対する影響力が徐々に変わってきました。
すると僅かではありますが、変に後輩をいじってみたり、訓練でヘマをした後輩の揚げ足をとってみたり、変に試すような発言をしたりすることは減っていったと思います。
そして消防士長になってから、
8年後に更に昇任し、消防司令補になりました。
そこで更に変わりました。
そこからは、更に影響力が増して、意見が聞いてもらえるようになりました。
その辺から、後輩達のポテンシャルをどうやったら引き出せるかを本気で考えるようになりました。
そういう風に心から思えたのは
令和3年くらいからだと思います。
本当に最近ですね。
今このブログを書いてみて、
冷静に過去の自分を分析してみると、
消防士になりたての頃であったり、
少し立場が上がったくらいの段階では、
『自分がどう成長するか。より、他人をどう成長させないか。』
という意識が働いていたんだと思います。
すんごくダサいせいしろう。
日常業務にしても、訓練にしても、何にしても、
『自分の周りの人の評価を下げることにより
自分がマシに見える。』
みたいなクソみたいな仕組みですね。
今考えてみたらそのような絶対にその意識はあったと思います。
本当にダサいわ。
ごめんなさい。
しかし、今は本気で変わったと思えます。
後輩達に少しでも力を発揮してもらって、
イキイキと仕事をして欲しいと心から思っています。
これは本当です。
そうでないと、15年間頑張ってきて、やっとの思いで手にしたこの組織での立場と安定、発言力と影響力、この全てを捨てようなんて絶対に思いません。
今思うのは、
後輩達に杵藤消防を守っていって欲しい
という気持ちと
そのお手伝いを全力でする
という気持ちです。
本気でそう思ってます。
とは言っても、
プライベートでも数えきれない程後輩たちと遊んできました。
これまで沢山の思い出があります。
みんなのお陰で本当に楽しい非番週休を過ごせましたし、
地元の仲間たちにもめっちゃ面白い後輩を持ってると沢山自慢できました。
本当にありがとう。
そして過去に間違った指導をしたり、傷付けたりしたと思うのに、それでも信じてついてきてくれたり、お別れにプレゼントをくれたりする後輩がいて本当に嬉しかったです。
これからは元同僚として何でも相談してきてね。
話を聞くくらいやったらできるからさ。
みんなのことは絶対に忘れないし、
少しでもモチベーション高く仕事が
できるように一生懸命頑張るね。
そして、いつか
『あの人、元うちの消防本部の先輩で一緒に勤務してたんだぜ!』
と近所の少年たちに自慢できるように頑張るね。
ほんとにみんなは頼もしくて、楽しくて、最高の後輩達でした。
本当にお世話になりました。
これからもずっとずっと応援してます。
小田聖志郎より
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