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自分で作った仮面

ふとこの前、小学校の時からの友達に昔から思っていた事を言った

お酒を飲んでたし、ちょっと苦しい時で
『わたし境界性パーソナリティ障害の治療を東京でもしようと思うんだよね』
と言ったら驚かれた

『え?お前が?いやー、ないでしょー、めっちゃ普通の方だと思うよ。もっとやばいよパーソナリティ障害って』

と言われた
その子は看護学校を出ているから知識もあった
その子にそう言われた時やはりそうかと思ってしまった
私が必死に作った仮面だったから
明るく元気な私しか見せてこなかったから悩んでるなんて知らないんだよな、そうだよなと思った

精神疾患の辛いところは

・目に見えない

・自分だけしか根本が見えない(自分でもわからない時もある)

・人に気付かれる(精神疾患の人かなと思われる)時には結構進行してしまっている

・側から見ると怠けている、または根性なしと言われることもある

まだあるけれど、この4つが私が特に辛かったこと
辛いんだよね、と言わなきゃ分からない
死にたい、と言わなきゃ悩み深さが伝わらない

友達といる時も『〇〇は、すごく気を使って周りを見ているなと思う』と何人かの友達に言われてきた
そんなつもりもなかったけど、友達の顔の表情の動きや目線で今つまらないって思ってるのかなとか今自分話したいんだろうなとかを読み取る癖が出来てしまっていた

女友達は離れるのが怖くて気を使っていたが
彼氏にはその反対でものすごい依存して迷惑をかけていた

それでも彼氏も理解しがたい部分があったみたいで最終的に私が辛くなり別れるを繰り返していた
死にたいって毎日思うと相談しても理解が出来なかったらしく「そんなに悩むなって」と言われて終わったり

今までの彼氏全員に言われた言葉が‘‘めんどくさい”だった

自己肯定感だけが下がっていく
どうせ私はとどんどん重くなる

だったら最初から友達のように明るい部分しか見せず気を使っていた方が離れなかったのかな

死にたいなんて言わなければ良かった

もう頼るのはやめよう

そう思ってしまってから馬鹿だった私は浮気をするようになってしまった
寂しさを性行為で埋めるようになりまた自己嫌悪に陥り自傷行為のように他の男で埋めていた

死にたくないから必死なのに
自分の行動で余計に死にたくなっていた

境界性パーソナリティ障害を知ったのは離婚してからだった
もう少し早く知っていればこんなにも人生は変わってなかったんだろうと思う

今の世の中に境界性パーソナリティ障害についての認識がとても薄いなと思った
私たち二十代の人はほんとに知らない人が多いと思う
私もまだ全部は知らない
治療も本格的に上京してから始めていないから治療経過も言えない

でも辛さを共感できる人はいると思うから少しずつ書こうと思う
私がもっと昔に知りたかったと後悔しているから、今もしかしたらそうなのかな?と思ってる人に届けばいいな

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