健康診断 胸部レントゲンのはなし

私は診療放射線技師として働いています。
健康診断に関わることもあり、日頃思っていることを書こうと思います。

女性のインナーについて

ブラはワイヤーやホック、アジャスターがあるので画像にうつります。
アジャスターとは、ご存知の方もいらっしゃると思いますが肩紐の長さを調整するプラスチックのことです。
レントゲンはプラスチックもうつります。
よく、ノンワイヤーですと言われるのですが、キャミソールにもアジャスターが付いていることがあるので注意が必要です。
タンクトップで飾りがなければうつらないことが多いので、Tシャツ一枚で抵抗がある方はTシャツの下にタンクトップを着るのがいいのかなと思います。

Tシャツのプリントについて

ほとんどのプリントはうつらないことが多いのですが、厚手のプリントやすごく汗をかいているときはうつる可能性があります。
プリントと見分けがつかない場合、病変に見えることもあります。
病変と見分けがつかなくて二次検診になると、病院に行くために休みを使わなくてはいけないということもあると思います。
プリントが原因であった場合、いろいろ大変だと思うので、無地のTシャツをおすすめします。
刺繍のついた服も、健診の日はやめておいたほうがいいかと思います。

バスでの胸部レントゲンについて

バスでレントゲンを受けたことがある方もいらっしゃると思います。
バスの中で着替える方もいて、バスの外で行列ができてしまうことがあります。
1日に300人撮影することもあり、暑い中寒い中並んでいただくのも申し訳なく思うので、バスの健診でもすぐ撮影できるような服装で来て下さるとありがたいです。

ぜひお知らせしたいことを書いてみました。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました😊


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