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【ラッシュデュエル】 第2回さんむすCSレポと私の爬虫類デッキ


はじめに

 はじめまして、じめじめと申します。
 ラッシュデュエルはオーバーラッシュパック(22年11月26日発売)の頃から友人に誘われて始めたので、歴としては1年4ヶ月ほどです。先日参加したさんむすCS(30人参加)でベスト8という成績を収め、個人的な目標であった決勝トーナメント進出も果たせました。優勝、準優勝などの輝かしい成績ではないですが自分の備忘録やカード採用理由を少し伝えたかったため筆を取りました。このようなエントリーを書くのは初めてですので、駄文お許しください。全文無料です。

さんむすCSについて

 今回参加したさんむすCSは昨年11月に続いて2回目の開催で前回も参加さていただきました。小学生も参加しており(今回は6名)もいて和気あいあいとした雰囲気で、CSに参加したことない人でも気軽に参加できると思います。今回はサブイベントとして、じゃんけん大会での景品プレゼントやベイブレードのトーナメントやラッシュデュエルのスイスドローのシングル戦もあったので予選落ちした方でも最後まで楽しめると思います。
 また、今回のさんむすCSは3月30日開催でしたが、24年4月からのリミットレギュレーションが採用されていました。それを踏まえて以後読んでいただきたいです。

23年4月からのリミットレギュレーション (https://www.konami.com/yugioh/rushduel/howto/limitregulation/)
トライアングル・X・スパークの(・x・)の部分ミッフィーみたいでかわいいね

デッキ構築

今回使用したデッキはこちらの爬虫類デッキです。

ニューロンのリンク(https://x.gd/ysNCE) サイチェンのプランもちょっと書いてます。

さんむすCSの2週間前の3月17日にリミットレギュレーション次第で握るデッキテーマを決めました。
 今大会で爬虫類デッキを以下の理由から採用しました。
・昨年8月の轟炎のフェニックス発売したときから触ってて慣れている
・これからセレブやプライム握っても練度を上げられる自信ない
・爬虫類は最近触ってなかったけど最近のRAM杯でも決勝Tに多く残っていた。
・4月からのレギュでダメージがほぼなかった
 悪魔はレジェスト減ってアンプへのアクセスが悪くなるのがきつそう
・使っていて楽しい

 さんむすCSに参加した他のデッキと比較して読むのも面白いかもしれないので、上位入賞者のデッキレシピも掲載します。ちなみに爬虫類デッキを握った5人全員が決勝トーナメント(8人)に進出したため、さんむすCSに参加したすべての爬虫類デッキを閲覧可能です。

採用理由について

 爬虫類デッキの根幹については先人たちが書いてらっしゃるのでそちらも御覧ください。蛇姫や下級の秘密捜査官たちについては今頃僕が語ることではないですし

ミスショットvsカリギュレオン

読み方: ひみつベースガーディアン。これ書いてて初めて知りました。

 蛇姫は相手のモンスターの攻撃力こそ下げられるものの守備力はデバフできないので、守備表示のルーカーや良財を突破できる打点を持ったモンスターは必須です。そこで候補に上がるのが秘密基地守護神ミスショットとエクディシス・カリギュレオンです。
 カリギュレオンは終盤では4000近い打点を叩き出せますが、最序盤では2200~2400くらいで心許ないです。最近はプライム・ファントマイトや"J"(ジョインテック・ジョイントのことです)などモンスターを守備表示にするカードも環境に増え、守備0のカリギュレオンが相手の下級に突破されたり貫通持ちのピアース・ジャイアントから大ダメージを受けるのが嫌なのでミスショットを選択しました。レベルの観点でも、七宝船3積みする都合上☆7のミスショットは都合良かったです。

プライム・ファントマイト

ファントマイトと"J"

 フルアーマーノヴァやカリギュレオンなどの守備力の低い大型モンスターを裏にできるのが偉く、コストも墓地の光属性2体とゆるいので使いやすいです。光属性幻竜族で他と種族がかぶらないためプライム・ドワーフのコストにも適しています。
 CS本番で指摘されて気づいたのですが、"攻撃表示"モンスターしか裏側守備表示にできないので守備表示の良財などは裏側にできません。指摘されたときは、相手の守備良財を裏にしたくて発動したのですが、なくなく自分の場の攻撃表示の良財を裏にしました。反省。
 また、ファントマイトは自分の場の☆7以上のモンスターも裏にできます。自分の場のモンスターが次のようなとき

自分の場のモンスター

蛇姫の効果を使用後にファントマイトの効果で蛇姫を裏側にしてから、蛇姫を反転すれば再度蛇姫の効果を使用できます。ファントマイトの効果でデッキトップの3枚の順番を操作できるので好きなカードを墓地に落として、好きなカードをドローできます。最大で合計ATK3600のデバフと2ドローまでできる爆アドこんぼですね。ショップのトーナメントバトルではこのコンボが決まったときは勝ててました。
 ちなみにさんむすCSの爬虫類デッキでファントマイト採用していたのは自分だけだったようです。

レジェンド・ストライクと☆4モンスター

制限改定でレジェンド・ストライク(以下スト)とレジェンド・マジシャン(以下マジ)が準制限になり、このセットを抜いた爬虫類デッキがCSで結果を残していましたが、自分は採用する決断をしました。
 スト以外でバックを割る手段としてはルーカーしかない爬虫類デッキは召喚反応系の罠に対応できません。ロイヤルデモンズにも亜竜地獄など召喚反応系の罠が入っている型も存在するので安全に破壊できるストは偉いです。
 ストの問題点として、マジも2枚になってしまったので下級の多くを☆3で占める爬虫類デッキではストで蘇生する対象が少なく序盤に腐りやすいという点が挙げられます。そのような場面を減らすため☆4のハーヴェイ(1枚)とミラージュ・ドラゴンを採用しました。

▶見切りのハーヴェイ 1枚
 ハーヴェイは後攻1ターン目に引いたときかなり強く、アドバンスセットされた最上級モンスターを処理したことで大ダメージを与えられて、そのまま勝利したシングルもありました。爬虫類デッキでは処理しづらい青眼の究極竜やFGDなどモンスターも"J"やファントマイトで裏にしてからハーヴェイで破壊できます。枚数を増やしてもいいかもしれません。

▶(LEGEND)ミラージュ・ドラゴン 1枚
 ミラージュ・ドラゴンは良財、サンセットリバースが流行っている環境でとても有効なレジェンドモンスターです。サンセットで破壊耐性をつけられたバックを除去する手段はこのデッキにはありません。実際、良財やサンセットを採用しているデッキではアビスカイト・レイ・モノクロームなどの攻撃反応罠が積まれていることが多く、ミラージュ立てればそれらのバックを無力化できます。ストで墓地から蘇生できるのは言わずもがなですが、めちゃ便利です。

魔法石の採掘

金ウルトラよりスーパー派。シク再録してくんないかな

 3枚目のスト、2枚目の死者蘇生として有用。序盤に来た死者蘇生も「採掘あるからいいか~」の気持ちで軽く使えるので精神的に嬉しいカード。ミステイクなどで増えすぎた手札を消費できるのも評価できます。
 こちらもさんむすCSの他の爬虫類デッキには採用されていませんでした。事故札になることもあったり、傲慢の壺と相性が悪いからだと思います。

不採用カードについて

採用は検討したものの不採用になったカードです。

▶エリート秘密捜査官ミステリー

轟炎発売一ヶ月後にシク80円で買いました。安すぎ

メリットとして
・蛇姫2体出せればゲームを終わらせるほどのパワーがある。
・墓地のカリギュレオンを蘇生できる数少ないカード。
が考えられますが、
デメリット
・素のスタッツが2300/1000と低く初手(特に後攻1ターン目)に引いたときに扱いに困る。
・爬虫類以外のモンスターも多く入っているので効果が使えない場面が多そう。
の方がメリットを上回ったので不採用となりました

▶サンセット・リバース

ルーアとソレイルのフュージョン体登場しませんか?F・イヴみたいな中継ぎのやつ

懸念点
・蛇姫の効果を使う都合上盤面が埋まりがちで使いづらそう
・モンスターゾーン1枠空けて2体での攻撃しなきゃいけないのでライフを詰めづらい

 ちなみに、さんむすCS上位入賞者の爬虫類デッキには以上のカードが採用されていたので自分の考えが机上の空論だったことが痛感させられます。正直サンセットリバースは使われてかなり厄介でした。

サイドデッキ

正直ここはあまり詰められていない部分でもあるため、他の方のサイドデッキの意見も聞いてみたいです。

▶セブンスロード・エンチャンター(2枚) 闇魔、セレブ用 
 闇属性なのとデッキのバランスが崩れそうなので3枚ではなく2枚に留めました
▶夢中のランビリス (2枚) 爬虫類用
 3枚でも良かったかもしれないです。光属性昆虫族で種族がバラけるのでドワーフのコスト的にもありがたい。
▶虚無魔人 (LEGEND) セレブ、プライム用
 先行だったら絶対入れるけど後攻の場合は要検討。墓地に落ちたときにデッキに戻す手段がバックビートか"J"しかないのが悩み。
バックビート (1枚) セレブ、ロイヤルデモンズ用
 ダブって引くのが嫌だったので1枚
▶メイドのいたずら (1枚) 爬虫類など7軸のデッキ
 ダブって引くのが嫌だったので1枚
“J”(ジョインテックジョイント) (1枚) 良財が見えたデッキ、プライム用
 ファントマイトと役割かぶるので1枚。実際は微妙に効果が違うので2枚とかでも良さそう
▶永久凍結(2枚)  ロイヤルデモンズ用
 攻撃反応罠とチェンジ
救惺望御 爬虫類などのミッドレンジ、 ハーピィ用
 相手の蛇姫にデバフかけられたモンスターをコストにするのも良いです。ドローフェイズにむやみやたらに使うのはあまりお勧めしません。
警告鱗光 プライム用
 ミラージュで攻撃反応罠がつかえないことが多そうなので。

ワンダー環境のときはサイドによくいた。最近再注目されてます(当社比)

▶酢酸のたまった落とし穴 爬虫類用 
 優秀な☆3秘密捜査官を絶望の底に沈めてやりましょう。私のミステイクも酢酸に沈んでいきました…。☆3以下ならなんでもいいので、ドワーフ(☆1)召喚時に打つのも効果的な気がします。
▶強制脱出装置 プライム、ロイヤルデモンズ用

終わってみて

戦績は以下のツイート(今で言うポスト)の通りです。

 自分が納得した理由を持ってカードを採用して組んだデッキだったし結構気に入っていたので、悔しさはありつつも最後まで楽しくデュエルできました。
 また、ベスト4の爬虫類デッキ全てにサンセット・リバースが入っており、対面で使われたときその強さを痛感しました。サンセット・リバースは
●墓地の強力なモンスターを裏側で蘇生させて破壊耐性つけた罠カードでその裏側モンスターを守る。
●手札が上級事故でもとりあえずその上級モンスターを場に出せる(手札から特殊召喚する場合はモンスターを公開する必要はないので相手も攻撃を躊躇しがち)
など器用な使い方ができる罠カードです。2枚しか持っていないので早く3枚目を買いに行こうと思います。今週末にオーバーラッシュ・ストームとかいうカードが登場するのは無視できませんが…

 最後に、3ヶ月に1回くらいしか公式の大型大会がないラッシュデュエルにおいて個人CSを開催してくださるのは本当にありがたい限りです。個人CS(の多く)はギャラクシーカップ等の公式大会は負けたら即終了の勝ち抜けトーナメント形式ではなく予選で1回負けてもまだチャンスがあるのが好きですね。もう負けられないという状況でヒリつきながら戦うマッチ戦は本当に楽しいです!マッチ戦が好きな方はぜひCSに参加してみましょう!

 最後までご拝読ありがとうございました。
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