見出し画像

【全男子必見】香水知識完全網羅ブック

こんにちは!さくみです。


みなさん香水は持ってますか?


持ってる人ならわかりますが、


香水を探す時に
「たくさんあり過ぎてどれを選べば良いのか
わからない…」と悩んでしまったこと、


誰しも1度はありますよね。 


特にネットで買う場合、
説明文を見るだけで
香りを想像しなくてはなりません。


しかも、香水の説明文ってなんか
とあるシーンのイメージしか
書いてないこと多くないですか?


説明文に惹かれて買ったはいいものの、


実際届いたものが、思ってた香りとは違い
あんまり好きな香りじゃない…

なんて失敗したことがある人もいるのでは
ないでしょうか。


僕もその一人です。


バニラ系の香水をAmazonで買ったんですが
思ったような香りじゃなくて。

ふんわり香るって書いてたのに結構
ガッツリ甘ったるい感じ。


むしろちょっと苦手かもって感じでした。

ちなみにそれはすぐ妹にあげました(笑)


ですが、大前提香水は
実際に嗅いでみて決めた方がいいです。


何種類もの香料を混ぜて作られてますし、
それぞれの比率も全く異なるので


香りの予想はできても、思ってたより甘いな、とか
もっと香るほうがいいな、とかが起こるので。


ただ、何も知らないよりは知っておいた方が
香水が選びやすくなるのは事実です。


ある程度の知識を備えた上で
実際に匂いを確かめてみて、
お気に入りの1本を買いましょう。


今回の記事は、
香水の基礎知識と
代表的な香調(ノート)を解説します。



ノートを知っておけば

香水選びが非常に手軽になりますし、
ネットで買う際もある程度の香りを想像できます。


しっかり学んでいきましょう。
では本題に移ります。



【香水の香りタイプの代表5つ】

香水には
花やフルーツといったなじみ深いものを始め、
香辛料やお香などに似たものなど
さまざまな香りがあります。

代表的な5系統を説明していきます。

・フローラル系

フローラル系は華やかな印象で、
女性用の香水では定番の香りです。

フローラル系は、使用している香料や構成によって
全く違う印象になります。



ローズ:心を落ち着かせる高貴で甘い香りが特徴。
紅茶っぽい香りがするものや、爽やかさが勝つもの
もある。

ジャスミン:オリエンタル
(後ほども紹介しますが甘さとスパイシーさを併せ持つエキゾチックな香りのことをオリエンタル系と言います)な印象の、甘く濃厚な香り。
非常にさまざまな品種・合成香料があるため、
野生香が強いものや青臭さが目立つものまで
香りの幅が広め。


すずらん : ホワイトフローラルのメイン要素。
清楚で透明感のある香り。
石鹸にも近いすっきりとした甘さがある。


ライラック:ジャスミンのような強い甘さに、
ハーブ系の爽やかさをほんのりプラスした香り。
 

イランイラン:エキゾチックでややクセのある
甘い香り。古来は媚薬として用いられた香料。


オレンジフラワー:フレッシュな花の甘さと
柑橘調の芳香をプラスした香り。


チュベローズ:南国を思わせる濃厚で甘く
セクシーな香り。ジャスミンからグリーン調の
ニュアンスを抜いた香りとも表現される。

アイリス:上品な甘さの中に、パウダリー(おしろいの香り。化粧品売り場のようなイメージ)な要素を
強く感じる香り。バラやジャスミンのような
派手さには欠けるが非常にエレガントで
落ち着いた香り。


ヒヤシンス:一言で言えば「お花屋さんの香り」。
生花に強いグリーンを足した、
爽やかな印象の芳香です。


フリージア:ヒヤシンスの爽やかな香りに、ほのかに
フルーティーさが加わるとフリージア調になる。
甘さと爽やかさのバランスが良く、香水が苦手な方で
もフリージアメインのフレグランスは受け入れやすいものが多いと言われている。


・オリエンタル系

バニラの濃厚な甘い香りとクローブやナツメグなどのスパイシーな香りの特徴を併せ持つ、
エキゾチックな印象が特徴の系統です。

高級感や落ち着きが感じられるものが多く、
陶酔感が感じられるため、
夜のデートや寝香水にもおすすめです。

ベースに温かみのあるアンバーやバニラ、
サンダルウッドなどが用いられています。

・アンバー : 主に香水のラストノートに使用されることが多い香料。甘く深みのある香りが特徴で、色気を強調するオリエンタルノートのフレグランスには欠かせない材料の一つ。

動物性香料の「アンバーグリス」と、
植物性樹脂の「アンバー」が存在するが、
どちらも温かく重厚な甘さを持つ点は共通している。名前が似ているため混同されることが多いが
嗅いだあとに感じる余韻は全く別物。


・バニラ : バニラアイスとかのあれです。
これはみなさんわかるかと思うので割愛します。



・サンダルウッド : 古くからお線香や扇子に
使われていることが多いため、
深みがありどこか懐かしさを感じる香り。
やや甘さがあり上品さを感じさせる。



香りにオリエンタルなニュアンスを加える香料は、

主に
アニマル
ウッディ
スパイス
バルサミック(樹脂)
の4種類に分類されます。

これらの香りにスパイシーなシトラス感を添える

ベルガモット(みかんとレモンの中間のような
柑橘のさわやかさと、フローラルな甘さを持つ香り)

やレモンが加わることで、
一気に異国風な雰囲気になります。

どれも温かくミステリアスな甘さが感じられる点が
ポイントです。

・アニマル系香料:
アンバーグリス、ムスク、シベット、カストリウム等

・ウッディ系香料:
トンカビーン、ウード、
サンダルウッド、パチョリ、
ベチバー、コバイバ等

・スパイス系香料:
カルダモン、クローブ、シナモン、
ペッパー、ナツメグ等

・樹脂系香料:アンバー、ベンゾイン、
ミルラ、フランキンセンス等


・ウッディ系

奥深く落ち着いた温かみを感じる香りで、
木々のリラックス感のある香りを楽しめます。

渋さもあるため、
若者よりは30代以降の男性がまとうと大人の雰囲気を引き立たせることができおすすめです。

香水に使われるのは、
主にサンダルウッド、シダーウッド、ベチバー。

サンダルウッドは先ほど説明しましたね。
お香っぽい香りです。
甘みがあり、高貴な印象を与えます。


シダーウッドはヒノキやスギをベースにした香りで、甘さよりもスパイシーさが際立ちます。


ベチバーは湿った土のような香りです。



・グリーン系

草や葉、茎のみずみずしくアクティブな印象の香り。

良い意味で香水らしさが控えめで
万人受けしやすい。
1年を通して使いやすい香りです。

ガルバナム
(葉っぱを手でちぎった時のような香りがする。)
や、
ヴァイオレットリーフ(とにかく特徴的でキュウリや若草の香りに似たフレッシュでみずみずしい香りだが、単体では少し使いにくい。)
などの

「葉っぱ」ど真ん中のグリーンや

メロンやスイカなどの瓜っぽいグリーン、

柑橘系のグリーン、
花を思わせるグリーンフローラル
などがあります。



・シトラス系

レモンやオレンジ、グレープフルーツなど
シトラス系(柑橘系)の香りは
ナチュラルでさっぱりした印象で、
爽やかで若々しさを与え万人受けするのが特徴です。


人気の香りなのでレディースメンズ問わず
多くのシトラス系香水が販売されています。


シトラスの香りはリフレッシュ感があるため、
気分転換したい時におすすめです。

香りはそれぞれの果物の香りと
思ってもらえれば大丈夫です。



【香水の種類と強さ】

香水は精油や合成香料、動物香料などの
「香料」とアルコール、蒸留水で作られています。


その中での「香料」の割合によって
香りの濃度や持続時間が変わります。


香水は、濃度によって香りの強さが異なり、
それぞれに呼び方があります。

香りが強い順に、
濃度による香水の分類を見ていきましょう。


【パルファム】
濃度…15%〜30%
持続時間…5〜8時間


パルファムは最も濃度の高い香水の種類です。

香りが非常に強いため普段使いには不向きです。
パーティーなど、特別な日のみに使用しましょう。


香害になりやすいため

香りが広がりにくい下半身に
(ウエスト、足首がおすすめ)
1滴だけつけるなどの工夫が必要です。

使い方が難しく、かなり上級者向けです。
初めての香水には選ばない方が無難です。


近年は濃度が低く気軽に使える香水が
人気となってきていることから

パルファムの生産量は減ってきており、
最近ではほとんど見かけないのが現状です。


【オードパルファム】
濃度…10%〜15%
持続時間…4〜5時間

パルファムに代わってよく使われるように
なってきたのが、オードパルファムです。

香りは少し強めですが
香水らしく使いやすい濃度が特徴です。


深みのある香りが多く、
香水の魅力を存分に楽しむことができます。

持続時間は長めですが、濃度が低いため、
価格もパルファムより
低く設定されているものが多くあります。

近年ではジェンダーレスの香りも含めて
オードパルファムが増えてきており、

パルファムに近い深みを持ちながら、
より気軽に楽しめる点が大きな魅力です。


しかし、香りが広がりやすい
高温多湿の夏に使用する場合は、


いつもより1プッシュ減らすなど
つけすぎないように注意する必要があります。


【オードトワレ】
濃度…5%〜10%
持続時間…3〜4時間


オードトワレは最もスタンダードなタイプです。

誰でも気軽に使いやすい濃度で、
季節やシーンを選ばず
普段使いにぴったりの香水の種類です。


香水初心者の方は
オードトワレから挑戦するのがおすすめです。


濃度は上二つより低いとはいえ、
しっかりと香水らしさを感じられるので、
物足りなさを感じる方は少ないと思います。


しかし、香りの持続時間は長くないため、


1日中香らせたい人は
何度かつけ直す必要があります。



【オーデコロン】
濃度…3%〜5%
持続時間…1時間〜2時間


オーデコロンはオードトワレよりも
さらにライトで気軽に使える香水です。

カジュアルな香りが多く、
気軽につけなおせるので
香りが飛びやすい夏に最適です。


香りが薄めなので、
香害になるリスクが低く
こちらも普段使いにはおすすめです。

しかし、
香りの持続時間が1〜2時間と短いため、
つけ直しは必須です。面倒な人には不向きです。


香水の深みのある香りを楽しみたいという方には
物足りなく感じると思います。


【香りの変化について】

https://www.biteki.com/life-style/body-care/481348
より引用

香水は何十、何百もの数の香料を
混ぜ合わせて作られたものです。

肌につけた時、
揮発度の高いものから低いものへと
順に香って変化していく特性があります。

それを段階的に表した言い方が
トップ、ミドル、ラストです。


つけてから5〜10分程香るトップは
揮発性の高いシトラス系が強く香ります。


そこから2時間程香るミドルは
製品の特徴が最も強く出る部分です。
香料としてはフローラル系が該当します。

ラストは2時間以降の残り香で、
肌の香りとひとつになり、その人ならではの香りに
なります。
香料としてはウッディ、ムスクなどが該当します。


【香水の香りの強さの調整方法】

「毎日使いたいくらい好きな香りなのに、
オードパルファムだから普段使いできない…」

逆に
「匂いは好きなのに、
オーデコロンだから香りの強さが物足りない」


など、自分の香水が好みの強さでない場合は
香水の付け方を工夫することで、
香りの強さを調整することができます。




・香りの強い香水を弱めに香らせたい場合
外出する30分ほど前に香水をつける


香水はつけたてのトップノートが一番強く香るため、
時間を置くことで、
香りの強さを抑えることができます。


香水をつける場所でも
香りの強さを控えめにすることができます。


香りは下から上へと上がってくるので

太ももやくるぶし、ウエストなど下半身につけると
優しく香ります。

他には、空中に香水をスプレーした後、
その空間をくぐることもおすすめです。


・香りの弱い香水を強めに香らせたい場合
→つける量を増やす、
香水が強く香りやすいところにつける

香水をつける量を増やしたり、
手首や首筋、胸元など、
香水が強く香りやすい箇所につけることで


香りを強めることが可能です。

ただし香水を長くつけていると、
自分の鼻が香りに慣れてしまい
多くつけてしまいがちになります。

そうなると香害で周りの人の迷惑になるので、
付け方を一定にしておきましょう。

色々試してみて、メモしておくといいです。



いかがでしょうか?


ざっくりでしたが、
なんとなくわかったかと思います。

実際店舗で嗅いでみると、
自分の好き嫌いがわかってきます。

まずは、自分の好きな香りの系統を絞っておくと、
選びやすいです。


お気に入りの1本に出会えますように。

今回は以上です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?