こんな気持ちになれたらさ、なんだか
見える景色がガラッと変わっちゃった気分なんだよね。

もっと自由に
もっと自分を縛らずに恋とか愛とかを楽しんでもいいんじゃないかってね

いま移動中。

ながーい距離を経ておち合うはクリスマスにちょうどお互い予定もない男と女のふたり。

それなりに昼間にはクリスマスケーキを手作りで作り、料理と乾杯で可愛らしいパーティーも楽しんできたのち

夜の部はガラッと様相を変えて
インスタントラブの恋人風デート。

今夜会う彼は常日頃たくさんの女性たちとインスタントラブを楽しんでいる男の子だから
私も気楽にクリスマスナイトを楽しめそう

この瞬間を楽しめればいいなぁ
今夜おデートが終わった頃、それなりに楽しい夜だったなぁと感じられればいいなぁ。

そんなこんな妄想をしてたら
明日のデートの予約がくだんの元カレから入った

実はもう揃いの指輪も外してしまったんだよね

なんかさ、愛されたいとか
好かれたいとか、
相手の気持ちを押し測ったりとか
どうなんだろう？とか
これからどうなるんだろう？とか
今のはどんな気持ちで言ったの？とか
本音はどうなの？とか

そういうの疲れるなぁって。

自分でいられなくなるじゃん
幸せに浸れなくなるじゃんね
自分の気持ちより相手の気持ちが中心になっちゃう。。。

それが恋愛ってもんなのかもしれないけど
それは自分主役のステージを誰かに渡しちゃって、感情が相手によりけりで乱高下しちゃうじゃん

もうそういうのは少しずつやめて
自分の安らぎと安心と幸福感に集中したいかな。

守りたいものもそれなりにあるし
お気に入りのものもそれなりにあるし

やっぱり大事なのはこの自分がどう感じるのか？だけだからな。(相手の気持ちなんて究極のところ、厳密に言えば自分と同じでなくてもいいものだから)

今夜は可愛くてふわふわの漂うような柔らかなムードの彼としゅわっと溶けるような夜を過ごそう

溶けてしまった後にはなにも残らなくても
その刹那の瞬間をただ共有し
共に目撃したというふたりでいよう

なんの約束もない
なんの束縛もない

どこまでも自由を許される夜
どこまでも自分らしくいていいことを許された2人に相応しい夜を。

なんだろう、思っていたより
すごい心地良い。